透明な部屋 1

なぜこんなそれっぽい名前をつけてしまったのか。そして前回序章なんてかっこつけてしまったのか。まさに私がプロフィールに書いた、ちょっと見られたくてちょっと見られたくない内容ではないか。

透明な部屋というのは、私が日々の生活で感じたこと。母は娘の全てをを把握したいのだろうか。妹と共同で部屋を使っていることについては不満はない。勉強机までやってきて、覗き込んでくることがあるのが納得いかない。そこまでなんでも見たいか?監視しないと気が済まないか?
高校生の時はスマホをリビングに置いていたので、LINEまで覗かれていた。今では消したり消さなかったりしているが、私は当時アプリを開いた後は必ずタブを消す癖があったので、ある日タブが残っていたことで気がついた。高校生だよ、あり得ない。スマホの機能をあまり知らない母はタブが残るとか気にしないので、せめて私は気づくことができてよかった。その後はLINEの非表示機能とか使ったっけ。今でも母にスマホの機能についてよく聞かれるが、最低限しか教えないのは、母にスマホでできることを増やして欲しくないからだ(笑)
現在は目覚ましもスマホに頼るようになり、覗かれることは無くなった。

中学校の家庭科で、家族間でもプライバシーは守られるべきということを習った気がする。特に親子の関係では、成長していくごとに守られるべき一定のプライバシーがあるのではないかと主張したい。

そんな、保護されてはいるが全部見られているような生活から透明な部屋に暮らしていると感じた。番号を振ったのはこれからも親の愚痴をここに書くことがありそうだと思ったから。

ただし、大前提として親のことはちゃんと好きだ。そして私自身がダメ娘だという自覚もあるからこそ、親にこんなことを言えなくて、ここに残す。

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