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#2 「まちをデザインする!」

長崎大学工学部工学科社会環境デザイン工学コース4年生で環境計画研究室所属のまいさんにインタビューしました。
(以下、社会環境デザイン工学コースを社環と表記)


1.社環に入ったきっかけ

私は元々デザインに興味があり、芸術工学部のある大学を志望していました。最終的に進路を探していると長崎大学の工学部の中に"デザイン"に携わることができる社環があることを知り、目指すことにしました。また、ホームページにコース生全員で参加するソフトボール大会が毎年開催されていることを知り、楽しそうだなと思ったことも社環を目指したことの理由の一つになりました。

2.研究テーマについて

私たちの研究室では、景観や都市計画、まちづくりに携わる研究をしています。例えば、研究室の先輩には、文化的景観について調べたり、公園利用調査を行ったり、また災害や交通と関連する事柄について研究を行ったりしている方もいます。

私自身は、今年7月に完成した長崎大学文教キャンパスのオープンスペースを対象として、空間はどうあるべきかということを研究しようと思っています。現在、昼休みの時間帯にオープンスペースに設置されたステージで、ランチタイムパフォーマンスが行われおり、そこに集まっている人たちの行動を動画や写真に納め、どのように空間が使われているか、どこに人が集まるかなどを観察しました。集めたデータを基に現在研究を進めています。

オープンスペースでのランチタイムパフォーマンスの様子

3.将来したいこと

大学院に進学し、修了後は建設コンサルタント関連の企業に就職したいと思っています。大学時代に培った空間デザインに関する知識を活かして仕事をしていきたいです。

4.高校生へのメッセージ

本当に行きたい大学があるなら全力で勉強を頑張ってください。私自身、高校時代もっと勉強をしていればよかったという後悔があります。

私自身、第一志望の大学への進学を諦めたことに加えて、入学後に新型コロナウイルスで授業がすべてオンラインに移行したことが重なり「大学入学後も自分がここにいていいのかな」と悩むことがありました。ですが、「大学は今だけだからと様々な活動に挑戦しよう」と思い直し、行動を始めると大学生活は充実し始めました。

特に転機となったのが、長崎大学のアカペラサークル"はもねぴあ"と出会いです。アカペラの楽しさを知り、今ではボイスパーカッションをメインに活動していて、アカペラに必要な楽譜のアレンジやベースも挑戦するほどのめり込んでいます。就職後も続けていきたいと思っています。

学業においても、社環での授業やインターンシップに積極的に参加することで研究したいことが見つかりました。大学院に進学するつもりですが、サークルも研究も積極的に取り組んでいきたいと考えるようになりました。

5.編集後記

私自身、まいさんに対して「元気いっぱいで面白い人だな」という印象がありましたが、今回のインタビューを通して、彼女に対する印象が良い意味ですごく変わった気がします。彼女の「思い通りにいかない状況でも挑戦できることから始めよう」という考え方は、学生時代に限らず、人生を通して活かすことができるのではないでしょうか。

同じコースでも研究室によって研究テーマは変わってきます。他の研究室の方にもインタビューしたのでのぞいてみてください。

記事:Nakagawa
取材日:2023.7.15



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