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#3 「水害から人々の生活を守る!」

長崎大学工学部工学科社会環境デザイン工学コース4年生で環境計画研究室所属のゆうまさんにインタビューをしました。
(以下、社会環境デザイン工学コースを社環と表記)


1.社環に入ったきっかけ

元々、鉄道や道路開発などに興味を持っていたため、高校生の時から、地元の東京都庁への入庁を考えていました。その中で、高校の先生からの推薦や、一人暮らしを経験したいということもあり、公務員土木職を目指す上での知識を学ぶ事ができる長崎大学工学部の社環を選びました。

2.研究テーマについて

私は、降雨災害に関連した研究をする予定です。理由は2つあります。1つ目は、近年全国的に進んでいる水害の甚大化に対する知識を身につけ、公務員として就職した後に、知識や経験に基づいた水害対策を行いたいと考えたからです。2つ目は、プログラミングを学ぶことができるからです。プログラミングは大学3年次までに学んだ土木の基礎的な学問にはもちろんのこと、他の分野にも応用が可能です。そのために、現在は週に2回、ゼミで降雨流出氾濫モデル(RRI)やプログラミング言語(Fortran)など研究で用いるツールの学習をしています。

3.将来したいこと

東京都庁にて、鉄道や道路などの整備、都市計画に携わることで、東京の発展と利便性の向上に貢献し、住民の方々の生活の助けになりたいと考えています。

4.高校生の方へのメッセージ

土木は公務員になることもできるし、ゼネコンやコンサルなど就職先も多岐にわたります。学べる分野の範囲が広いため、入った後に興味のある事柄を見つけることもできると思います。私は、プログラミングの勉強をしていますが、正直、社環でこの分野の勉強もできるとは高校生の時は考えてもいませんでした。どのようなことが学べるのか、志望大学のオープンキャンパスやホームページを覗いて調べてみると良いと思います。今は辛い時期ですが勉強頑張ってください!

5.編集後記

私は、関西の兵庫県出身で、ゆうまさんは東京出身です。関西は関東とよく対比されるため、「東京の人って冷たいってよく聞くけど、彼もそうなのかな?」などと思っていました。しかし、実際に話をしてみると、関西人に負けないくらい面白いことをたくさん言って場を盛り上げてくれる人でした。彼は私にとって"東京の人"というイメージをいい意味で崩してくれた存在です。

同じコースでも研究室によって研究テーマは変わってきます。他の研究室の方にもインタビューしたのでのぞいてみてください!

記事:Nakagawa
取材日:2023.7.15


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