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#5 「潮位変動の特性を見つけたい!」

長崎大学工学部工学科社会環境デザイン工学コース4年生で水圏環境研究室所属のりゅうさんに取材をしました。
(以下、社会環境デザイン工学コースを社環と表記)


1.社環に入ったきっかけ

就職のことを考えて、確実にスキルや知識を身につけることができる工学部を選ぼうと考えました。その中でも都市計画とかかっこよくて面白そうなことが学べると感じた社環を選びました。

2.研究テーマについて

海面の潮位変動の特性を見つけたいと考えています。現在、地球温暖化の影響で潮位が上がっていることが知られています。しかし、それ以外にも理由があることが明らかになっています。潮位変動の特性を知ることで沿岸構造物の維持管理、あるいは津波・高潮などの災害対応時にも役立てることができると考えています。

【インタビュアーからちょっと補足】

潮汐・潮流の研究をするために必要な知識の一部

以前、インタビュアーがりゅうさんの研究室にお邪魔したときに、りゅうさんが上図のような数式がたくさん書かれた本で勉強していたことがあります。大学数学の範囲もしっかりと学習していないと理解できない部分がたくさんあります。

3.将来したいこと

大学院に進学し、現在行っている研究進めていきたいと考えています。その後、就職先として建設コンサルタントを希望しています。ダムや河川などの水関係の計画設計に携われたらいいなと思います。

4.高校生の方へメッセージ

私が高校生の時に一番悩んでいたことは志望校選びでした。私は塾でアルバイトをしているため、高校生が私と同じような悩みを持っていることがよく分かります。しかし、共通テストの結果次第で選択できる大学が決まってくるので、まずは共通テスト対策を全力で取り組んでください。
大学に入ったら、バイトやサークル活動に積極的に参加してみてください。充実した大学生活が送れると思います。

5.編集後記

私がりゅうさんとグループワークで一緒になった時に、案が出ずに行き詰ってしまうことがありました。そんな時でも彼は様々な案を出してくれました。こんなにアイデアを出してくれる人はなかなかいない気がします。彼が志望する建設コンサルタントではその力を十二分に活かして活躍してくれるのではないでしょうか。

同じコースでも研究室によって研究テーマは変わってきます。他の研究室の方にもインタビューしたのでのぞいてみてください!

記事:Nakagawa
取材日:2023.7.15



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