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アラカンの恋物語⑧〜所詮赤の他人〜

婚活アプリで知り合い、晴れてお付き合いすることになったKくん。

知り合ってからもうすぐ4ヶ月。

お付き合いをはじめてからは、もう少しで2ヶ月。

前回の記事がこちら。⤵︎⤵︎⤵︎

私の知らない間に友達との2泊3日の温泉旅行の予定を入れられ、その報告すらされていないことに傷ついた私。

そのことを言っても何も返事されず、スルーされ、丸一日放置された挙句、一言だけ「おやすみ」と。

そのまま私は、彼が何を思っているのか、どうリアクション起こしていいのかわからず、モヤモヤしていた。

次の日の朝になって、何気なく note を開いていると、この方の記事が目に入り読んでみた。

そしてこの言葉が私に響いた。

人生に偶然はありません。
今あなたの目の前に表れた相手をどう解釈し、どう付き合っていくかもあなた次第です。
あなたが意識を向けた方向に人生は動きます!!

そうだよね。

Yくんの時もそうだった。

終わらせたのは私自身。

今回のKくんとも、どうなりたいかを決めるのは私なのだ。

私はKくんのことが好き。

それだけははっきりしてる。

自分の思い通りにいかないからって、ただ拗ねてるだけ。

勝手にひとりで怒って、勝手におしまいにしようとしているだけ。

でもどうしたらいいのかわからない。

傷ついたのは事実。

それをスルーすることはできない。

どう彼と向き合えばいいのかがわからない。。

そして困った時の“神頼み”ならぬ、“占い頼み”。

少しでもヒントがあれば、そこに頼りたいと思った。

この結果は、今の私にドンピシャな内容でビックリした。

そう、私と彼は噛み合っていないのだ。

それは前にモヤモヤした時も感じていて、『噛み合わない=相性が良くない』って勝手に感じて不安になっていた。

そんなお互いバッチリ相性があう人なんて、出会うことが奇跡なんだよね。

それって忘れてしまいがち。

出会えたことに感謝しなくちゃね。

その時は確かにそう思った。

あともうおひとりの占い結果。

彼も一緒?

でも感じ方は違う。

私は人より過敏で、察知能力が鋭いのかも知れない。

それはKくんも会った時から言っていて、頭の回転が早くてすごいねって。

それは良くも悪くもあり、必ずしもその想像が当てはまるとは限らないのだ。

これらの結果を踏まえ、色々考え、一言その次の朝にこちらから「おはよう」とLINE。

何を話していいのかわからないから。

変にいきなり質問をぶつけても、彼のことだ、へんてこりんな回答が返ってきてまたパニックになることを恐れている自分もいるから。

私はそれで向き合いなおせると思っていた。

傷ついたのは事実だけど、それは一旦我慢して、その『おはよう』で会話が戻ればまたふたりの関係は修復できると思ったから。

でも彼から返事はなく、モヤモヤは続いた。

そして夜に「今日は休みだったの?」と送ってみた。

すると「休みだったよ。おやすみ」と返ってきた。

私の期待した会話が続かない。

翌朝また「おはよう」と一言のみ。

まだ返してくれる喜び少しと、彼の気持ちがわからない苛立ちが私をますますおかしくさせる。

どれだけ好きでも、所詮相手は“赤の他人”。

生まれも違うし育った環境も違う。

どんな恋愛をしてきて、どんな結婚生活を送ってきたのかも違うわけだから、考え方も感じ方も違って当たり前。

私が感じることを、彼が全く理解できないこともある、ということを今回学んだ。

そんな当たり前のこと、人は忘れがちである。

好きな人ならなおのこと、わかってくれて当然だと思っている節がある。

そして私はその辺のことが大変苦手なのだ。

恋愛不適切な人種とも言えるだろう。

それはこれまでの恋愛遍歴を遡ってみても明らか。

Kくんは十数年ぶりにできた彼氏(その前にYくんという人と少しお付き合いしたけれど)。

離婚したのは3年ほど前である彼も、気持ち的にはそんな感じだと思う。

そんなふたりがこの先うまくやっていく上で大切なことはなんだろう。

そんなことを考えてみた。

それはやはり、顔を見て話すことだ。

そう思って私はその朝に「今日は予定ある?少し会って話したい」と LINE を送ってみた。

しかし…既読無視され、彼からは何も返事がなかった。

へんてこりんな回答が返ってきてまたパニックになることを恐れていた私が、それどころか全く何も触れてこないことにパニックを起こした。

「既読無視だけはやめてほしい」と送ったら、散々放置されたあとに、「既読無視してない。何も考えてないのに考え過ぎじゃないか?返事しようがない」と返ってきた。

私が実際傷ついたことを打ち明けてるのに、何も考えてないってどういうことなのか、、ホントにわからなかった。

「お返事もらえなかったのはなぜ?」って聞くと、「こんなので会っても仕方ない」と。。

散々放置したあとに、これってどうなの?

その時にそう言えばいいやん。

モヤモヤ、イライラを通り越して、悲しみのどん底に突き落とされた気分になった。

『俺がいつか捨てられる』

そんなことをよく口走っていた彼だけど、捨てられたのは私のほうだ。

彼は私を救ってくれなかった。

見て見ぬフリをしたのだ。

そう感じてしまった私は変?

私がおかしいの?

私がバカなのですか?


彼は今その瞬間だけを、私は今と少し先の両方を見ていて、それが噛み合わないのかなと思っていたけれど、彼は今どころか、何も考えてないと言った。

このままスルーしてれば、いつか私が落ち着くとでも思っていたのだろうか。

私はそんな人間ではない。

その時のその思いをその時処理できなければ、ずっとそれがわだかまって蓄積されてしまう。

それがイヤだから、それがストレスだから、その時の最善の努力をする。

ふたりで話して解決して乗り越えたいと思ったのだ。

でもそれが彼には伝わらなかった。

会えなくても、一言、たった一言で良かったのに。。


身体に少し異変も出てきている。

このままじゃまた自分がダメになる。

自分の心は自分で守らなければ。。


もう、諦めよう。

もう、うんざりだと。

七夕の夜、私は私の気持ちに区切りをつけた。



最後までお読みいただき有難うございました♪

ではまた。        Tomoka (❛ ∇ ❛✿)

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