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そうだ。まだ7月だった。〜真夏のマインドコントロール〜

不安的中。

高齢母のエアコン問題が、今年もまたやってきたと感じた瞬間。

それが今日ジムから戻ってきた時。

そう。

毎年恒例の夏のイベント。

エアコンをつけない母に、いかにイライラせず自分自身をコントロールするか問題。

そう。

これは私の中の問題。

自分を試す夏のイベントである。

「Tomoka エアコン」と note で検索してみると、まぁ出てくる出てくる。

そんな自分と葛藤してきた思い出の数々を読み返してみる。

2年前。

去年。

そして今年。
そうそれが今日。

家にいる時間が増え、ほとんど私が室温をコントロールしている。

私が出掛ける時も「エアコンは絶対切らないでね」と口を酸っぱくし外出している。

ただ今日この日、この夏初めてふたりとも留守をし、その上母が先に帰宅をしてしまった。

嫌な予感はしなかったと言えば嘘になる。

しかしジムから帰ったらリビングのドアが閉まっていたので「あ、ちゃんと付けてるな」と思いホッとしたのも束の間…。

扉を開けて部屋を覗くと、30℃にも達しているその部屋で、エアコンもつけず、窓も開けず、締め切った空間でただポツンと座っている母の姿。

デイから帰ってきて少なくとも30分以上はたっていただろう。

長くて1時間半…。

私が家を出たのが15時。

そんなこともあろうかと…エアコンを付けっぱでそのまま行こうかずいぶん悩んだけど、さすがにこの暑さ。

日頃からヤイヤイ言っているので、さすがに付けてくれるだろうと思い、あとは電気代がもったいない気持ちが勝ってしまい消してしまった…。

その日によって前後するが、母がデイサービスから帰ってくるのがだいたい16時半くらい。

私がジムから戻ったのが17時半。

部屋に入ってまず確認したのが温度計。

そこには30℃の数字。

私「なんで付けてないの?」

母「横になっていたから…」

私の心の声『横になる前にポチッとリモコン押せないの?』

グッと心の声を噛み殺す。

なぜならこれは自分との闘いだから。

熱中症予防に、アラーム付きの湿温度計を母のベッドサイドに置いている。

危険な湿温度になるとかなり大きアラームが鳴る優れもの。

ただ留守をする時は近所迷惑になると思い、デイサービスに行く時はアラームを切るよう母に伝えている。

その作業は律儀に怠ったことは無し。

戻ってきたらちゃんとアラームをセット。

今回はそれをしてなかったよう。

何か他の用事で帰りがもっと遅くなっていたとしたら…。

考えただけでゾッとする。

私「ひとりの時でもちゃんとエアコンは付けて」

母「わかりました」

はい、おしまい。

もうこれ以上言っても同じ。

なぜなら付けないものは付けないんだから。

暑さを感じない体になってしまったのもあるけれど、「じゃあ何のための温度計なの?」と心の中で呟く。

水分だってそう。

私が母専用の水筒を目の前に置かないかぎり、飲もうとしない。

冷蔵庫に足を運ばない。

放っておいたら、「飲んでますよ」と言いながら、小さなコップに入れたものを一日かけて飲む程度。

熱中症にならないよう、脱水状態にならないよう、私が目を光らせるほか無いのである。

自分のマインドを試す夏のイベント。

昨年は一昨年よりも、今年は昨年よりもコントロールできているかな。

それとも慣れっこになってしまったのかな。

だめだめ。

気合い入れて見張っておかないと、本当に母の命が危ない。

今ふと思ったけど…。

もしかして、そうなればそれでいいと思ってる?

前に「早くお迎えがこないかと毎日思っている」と言ったことがあった母。

いやいや、やめてよね。

コロッと楽にあの世に行けるなんて思ったら大間違いだからね。

熱中症であれ、脱水症状であれ、苦しむのはお母さん、あなたです。

夏は嫌いだ。

昔からずっと嫌い。

それになんなの、今年の暑さは。

昨年の自分の note を読み返しても、同じことが書いてある。

「なんなの、今年の暑さは」って。

あぁ…。

これからまだ8月が始まるんだよね。

なんて恐ろしい…。




最後までお読みいただき有難うございました♪

ではまた。        Tomoka (❛ ∇ ❛✿)

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