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いい気分がマスト

いい気分がマストです。

世の中には、2つの気分しかないのをご存じでしたか?

いい気分か、それ以外か。

まるで、ローランドさんの格言のようですが、本当です。

そして、いい気分はつくれます。


「おいおい、何言ってんの?最悪の現実があるから落ち込むんだよ。いい気分はつくれるとか、下手なポジティブシンキング言うんじゃねぇよ!」

そんな言葉が聞こえてきそうです。


もちろん、強引なポジティブシンキングを推奨する気はまったくありません。

むしろ、無理なポジティブシンキングは、まったくの逆効果です。


そして、なんの努力もいらず、楽に簡単にいい気分がつくれるとも言いません。

特に、最初の段階こそ、強い意志が必要になります。

でも、いい気分はつくれるという体感さえ身につけば、その後はイージーモードな人生が待っています。


いい気分のつくり方、知りたくないですか?


残金102円事件

こんにちは。中田涼子です。

最近、こんなツイートをしました。

これだけ読むと、ただのヤバい人なのですが、実は裏にちゃんと意図があります。

俗に言う、「お金は出せば入るんだよ!」とか「バンジー飛べ!」とかそういう表面的なことを言いたいのではありません。

(ちなみにいうと、上記の言葉は真実ではあると思いますが、使い方を間違うと大やけどします)

(そして、私の残金102円とかも深く考えずにマネすると爆死します)

ここで最も伝えたかったのは、現実と気分には関係性がないということ。

厳密に言えば関係はありますが、同じ現実に複数の人が直面したとして、その人たちがみんな同じ気分であるわけではないのです。



現実と気分は関係ない

こんな経験はありませんか?

朝からルンルンで機嫌がいい。駅に着くとラッシュ時に巻き込まれ、道行く人とぶつかってしまった。でも、機嫌がいいから、「あ、すみません!」「いえいえ~」と和やかな会話をして終了。その後も、気分良く一日をスタートできた。

あるいは、今朝は目覚めも悪くて、身体が怠い。うつむいて歩いていたら、前からスマホを見ながら歩いている人が来て、ドンと強くぶつかってきた。「あ…すみま…」言いかけるよりも早く、「トロトロ歩いてんじゃねーよ!」と怒鳴られた。もうこんな一日嫌だ…


同じように人とぶつかるという体験にも関わらず、気分はまったく違いますよね。

もちろん、状況が違うといえばそれまでですが、人の感情の捉え方ってそれぞれなんです。


私は長らくうつをくりかえしてきましたが、鬱症状が酷い時ってどんな些細な出来事であっても落ち込み材料になるんですよ。

痛風は風が吹いても痛いと言いますが、そんなレベル感です。(例えとして、どうなんだ…)


何度も言いますが、現実と気分は関係ありません。


今の現実がどんなものであろうと、それはどうでもいい。すべては、あなたの「感じ方」ひとつなんです。


とは言え、嫌な現実に直面すれば、嫌な気分になりますよね。それは当たり前で自然なこと。

そこをどうにかしようとしてはダメです。

最初に感じた感情は、そのまま感じさせてあげる。いい気分をつくる材料は感情だから、そこは大切にしましょう。


その上で、工夫が必要になってきます。


感情を美味しく調理するには?

感情は、ピアノの鍵盤と同じです。高い音もあれば、低い音もある。

仮に、明るい気分になる感情を高音としましょう。嫌~な気分は低音です。

高いトーンの感情は、そのまま素材の味を楽しめばOKです。何も味付けする必要はありません。

新鮮なお刺身、みずみずしいフルーツ。これらはそのまま食べたほうがおいしいですよね。


逆に低音部の感情は、工夫をしなくてはいけません。手間をかけて調理しましょう。

私はこの時期、生のタケノコを食べるのがとびっきりの楽しみなのですが、タケノコ料理は下処理がものをいいます。

なるべく鮮度の高いうちにあく抜きをして、1日置いておかなければならない。

生魚や果物のように、とれたてほやほやで味わうことはできません。


それと同じで、最悪な気分になったときは、それを材料においしく料理してしまいましょう。


この記事もぜひ参考にしてみてください。


上の記事にも書いていますが、気分を変えていくには少しずつの方向転換が大切です。

その感情にフォーカスしたままでは嫌な気分が増幅していくしかない…。そんなときは、なによりも気を別のことに逸らすというのが最適な処方箋です。

ちょっとでも気分が良くなることをする。ホッとすることをする。


珈琲を飲んだり、ひなたぼっこしたり、音楽を聴いたり、マンガを読んだり。

眠るといったん思考をリセットすることができるので、眠れそうなら眠ってしまうのが一番です。

それも無理なら、お風呂に入ったり、呼吸に集中したり。


私は、頭がぐるぐるしてどうしようもないときは、マンガを読むかネットサーフィンをすることが多いです。

ネットサーフィンも、役立つことを…!とか、SNSの人の投稿を見るなどするとよけいに落ちるので、ただGoogle検索に出てくるニュースをボーっと見たり、わざと闇にふり切ってギアチェンしたりします。

それらを試しながら、少しずつ気分を上げていくんです。

じっくり丁寧に下処理していく感じです。


十分に煮詰まってきたら、もう一度その出来事に立ち返る。

すると、最悪な気分になっていたときより、トーンが和らいでいるのが分かると思います。


「意識が先、現実は後」の真意

冒頭の残金102円事件。これも、現実を見たら最悪ですよね。以前の私だったら、そのまま鬱へ一直線でもおかしくなかったと思います。

一番うれしかったのは、この出来事に際しても落ち込まなかったこと。


もちろん、この現実はまったく好みではないですし、お金に余裕があればあるほどありがたいです。

そこはもちろん目指しますが、「どうしよう、もう目の前真っ暗だ。死ぬしかない…」そんな風にならなかったことが、何よりうれしかったんですよね。


よく「意識が先、現実は後」と言われます。私も、「現実が最悪なのに、意識を変えるなんて無茶なことできるわけないよ」と思っていました。

でも、無理やりポジティブシンキングにもっていこうとするんじゃなくて、いい気分になれることに気を逸らして、少しずつ方向転換していく。

それなら、さほど難しくないんじゃないかなと思います。


「残金102円」なんてバカなことをしなくても。笑


世の中には2つの気分しかありません。

いい気分か、それ以外か。

あなたは、どちらを選びますか?そして、どちらの気分で人生を生きていきますか?



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