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人生をイージーモードにしていくコツ

「人生がイージーモードになったらいいのにな…」
そう思ったことはありませんか?

「そんな甘い話がある訳ない。」
「人生は苦労してなんぼ。」
そう全否定したくなる気持ちは分かりますが、ちょっと待ってください。

人生がイージーモードになる方法があれば、知りたいですよね?
本当は苦労するの、もうやめにしたくないですか?


20年以上の精神疾患歴を経て得た結論があります。

結論:リラックス状態をデフォルトにすればいい



人生がハードモードになっていく原因は、ひとつ。
それは、頭のなかのツッコミの声が大きいということです。

その頭のなかで話しかけてくる誰かさんの声を鎮めて、リラックス状態をつくっていく。

そうすると、生きるのがとても楽になります。
楽に生きられると、人生もだんだんイージーモードへとゆるやかに変わっていくんですよ。


メンタルダウンをくりかえしてきて…


こんにちは。中田涼子です。

私はこれまで幾度となく、メンタルダウンをくりかえしてきました。その中で「もっと楽に生きたい」、「なんでこんなに生きづらいのか」と思ってきたんです。

楽に生きられる方法があるなら、知りたい。
ずっとそう思って生きてきました。

最初の発症は、中学3年生の頃。

おそらく燃えつき症候群のようなものだったと思いますが、学校に行けなくなりました。

メンタルダウンは初めてですから、自分になにが起こっているのか、まったく理解できない。

それまで真面目に優等生の人生を送っていたので、自分ができそこないに思えて仕方ない。

最終的には高校をやめて、大検を受け、大学に進学しました。


その後一度は、回復したんです。でも、うつをもたらしやすい性格や、行動傾向が解消できたわけではありません。

なので、節目節目で何度もメンタルダウンを経験するということをくりかえしました。


その間、いろいろ学んだり実践したりするものの、いまいちすっきり感がない。

調子がいい時さえ、いつも一抹のメンタルの不安がつきまとう。

「次はいつ落ちるんだろうか…」
そんな思いをぬぐい去ることはできませんでした。


薄皮を剥ぐように生きるのが楽になりました

そんな良くなったり悪くなったりをくりかえしていた生活を続け、それでも少しずつ波がおだやかになっていったかな、と思えていた2021年の年末のこと。

たまたま望んで入ったコミュニティで、SNSを2ヶ月断ち、ひたすら瞑想と呼吸を実践するという生活を送りました。SNSでひまつぶしをすることもなく、配信される動画をずっと見ていたんです。

私には、その生活がピタリとハマったらしく。次第とおだやかな気持ちが続くようになりました。


同時に、今までいろんなことを学んでも、いまいちしっくりこなかった原因が明らかになりました。

どの考え方も、どの学びも日常に落とし込めていなかったからでした。

講座やセミナー、ビジネスモデルそのものが原因ではなかったんです。



本を読む。新しいメソッドを学ぶ。セミナーに参加する。「その瞬間、その直後」はとてもテンションが上がります。

急に視界が開けた感覚になったり、もう何も悩みはなくなったみたいな感覚になることもあります。


だけど、本当に大切なのは日常生活。
日常の変容なしに、自らの生き方が変わることはない。


そして、地道で淡々とした日々のつみかさねで、あれだけぬぐい去ることのできなかったメンタル不安が、薄皮を剝ぐごとく徐々に薄れていったんです。

今でもお金や仕事のことで悩むことはありますが、うつに落ちたときの底知れないぬかるみにつっこんでいくような苦しさを感じることはほぼなくなりました。


最も大切なのは、日常に落とし込んでいくこと

今の私の夢は、「今もメンタルダウンに苦しむ人の心が少しでも和らぎ、自分自身の人生を楽しく謳歌していけるきっかけをつくりたい」というものです。

希死念慮やODを繰り返した過去があるからこそ、現在進行形でそれに苦しんでいる人の力になりたい。心からそう思っています。

私が精神疾患を繰り返す中で、いまいちすっきりと楽になった感覚がなかったこと。

少しは波が穏やかになった自覚はあるけれど、一抹のメンタルの不安がずっと拭えなかったこと。

その原因。

それは、日常で実践したいと思えるほどのメソッドに出会えなかったから。そこまでの情熱を抱けるものがなかったからでした。

裏返せば、この「日常への落とし込み」さえできれば、心の安定が得られたんですよね。

実はシンプルなことでした。

世にあるスピリチュアル、心理学、哲学、宗教…。あなたにしっくりくるものを選択することができれば、それはあなただけの真実です。


「急に視界が開けた感覚になったり、もう何も悩みはなくなったみたいな感覚になる」。
その感覚も、間違いではありません。

ただ、それを日常に落とし込んでいける人は非常に少ない。なぜなら、それは地道なつみかさねが必要だからです。

一朝一夕に身につくものではない。淡々と日々つみかさねていくことが大切です。

「そうは言っても…」と言いたくなるお気持ち、とてもよく分かります。私も長年そうでしたから。

三日坊主は当たり前、仕事もやりたいことも続かない。そんな自分に嫌気がさしたことは一度や二度ではありません。



でもね、ちょっと想像してみて下さい。

  • 何か行動を起こそうとするたび、頭のなかの声がうるさくて、行動が億劫になる

  • 人から言われたひとことがずっとリフレインして、切り替えられない。

  • 調子がいいなと思っていても、「次はいつ落ちるんだろう…」と不安がぬぐえない。


こんな苦しさがもし解消できたら…
それって、一生モノのギフトだと思いません?


最初にお伝えしました。
デフォルトが「リラックス状態」だと、人生を送ることがイージーモードになります。

ハードモードからイージーモードに変容したら、とってもうれしくないですか?

人生をハードモードに仕向けるアイツ

人生がハードモードになっていく原因は、ひとつ。
頭のなかのツッコミの声が大きいということです。

頭のなかで、自分を否定する声が聞こえてくる…。

「頭のなかで声がする」
これは、決して比喩表現ではありません。

本当に頭のなかに抵抗勢力が存在しているんです。

この存在が、「苦しい、しんどい、辛い」という感情を生じさせ、「人生はハードモード」という幻想を見せてくる。

この抵抗勢力とは、「エゴの暴走」です。

本来のエゴの役割は、あなたの個性を際立たせ、「好き嫌い」の指標となってくれるというもの。

そのエゴがバグを起こして暴走すると、抵抗勢力となってあなたに襲いかかってくるんです。

それが、人生をハードモードにしてしまっている要因です。


エゴが暴走している状態とは、言ってしまえば、「人生詰みゲー」状態です。

不安や恐怖に何をかけても、不安と恐怖が増長するだけという悪循環に陥ります。

エゴを簡単に元の状態に戻してあげるという方法があったとしたら、どうですか?

  • 何か行動を起こそうとするたびに、頭のなかの声がうるさくて、行動が億劫になる。

  • 人から言われたひとことがずっとリフレインして、切り替えができない。

  • 調子がいいなと思っていても、「次はいつ落ちるんだろう…」と不安がぬぐえない。

そんな苦しさから、

  • リラックス状態が、デフォルト。

  • 外側で何が起こっても大丈夫、と安心していられる。

  • 心の余裕ができて、自分にも周りにも優しくなれる。

このような状態になれたら、どうでしょう?

日常の中で、リラックスできる時間が増えてくること。
日頃から頭のなかが静かである状態が普通になっていくこと。

安心・安堵の状態がデフォルトになっていけば、どんどんその安心・安堵の世界が拡大していきます。


エゴが暴走している状態は、不安や恐怖が根底にあるため、あたかも壊れた電卓を叩いているかのように、何を掛け合わせても不安や恐怖が増長していきます。

この状態だと、人生はうまく生きにくいです…。


ですので、不安や恐怖がデフォルトになっている状態から、安心・安堵感がデフォルトの状態へ。

あなたの設定を変えてあげる必要があります。


安心・安堵の感覚がデフォルトであれば、自分の世界が拡大・成長していった時、どんどん自分の周りが安心感に包まれたまま拡大していきます。


よく聞きませんか?

  • お金はたくさん稼いだけど、なんか虚しい…

  • 夢は叶ったのに、なんだか全然満足感が得られない…


私たちって、モノや出来事そのものに満足を感じるのではなくて、それに付随して得られる感情、感覚を求めているんです。

幸せを感じる土台、豊かさを感じる土台、その基礎の部分を安心・安堵の世界にしてあげる。

そうすれば、自分の中に安定した土台が築かれ、外側の事象によりゆれ動く人生から、主体的に好みの人生を選択していくという視点を持てるようになります。

「そうか!外側に振り回されていたのは、戻るべき土台がなかったからなんだ!」という深い気づきが起こってきます。

おすすめは呼吸

「リラックスをデフォルトにすればいいのは、分かった。
じゃあ、いったい全体どうやったらリラックスできるんだ?」

リラックスがいいなんて誰でも知っている、でもなかなかリラックスできないから困っているんですよね?

方法は人それぞれありますが、今回私がおすすめするのは、「一旦立ち止まって、呼吸に意識を向ける」。
これを、とにかく体感として腑に落としていくことです。

特に朝の目覚めと、夜寝る前、この2つの大事な節目に、潜在意識へと働きかけを行っていくことを勧めます。

一日の始まりと一日の終わりに、タイマーをかけて呼吸に集中してみてください。
時間はたったの一分間です。

それを日々繰り返すことで、だんだんとエゴの暴走が治まり、頭のなかが鎮まっていきます。

毎日2回だけ「呼吸に意識を向ける」リマインド

「心の時代」と言われるようになって久しい現在、瞑想やマインドフルネスといったものに関心を持つ方も増えておられます。

ただ「さぁ、瞑想しよう!」となったとしても、ずっと継続できるという方は少ないのではないでしょうか?

もちろん、深く入れた状態での長時間の瞑想は、とても効果が高いです。

でも、頭の中が抵抗勢力でうめつくされている時に、ただ沈黙や静寂の時間を過ごすということが逆に苦行になることもあります。

暴走したエゴは、「沈黙」や「静寂」が大嫌いだからです。

ですので、朝晩たった1分間だけ。
できるだけ抵抗の少ない、ハードルの低い方法で、まずは「沈黙や静寂が心地よい」という感覚を養っていくんです。

「きもちいいなぁ~、心地いいなぁ~」と思える時間を、まず毎日2回だけ感じていく。


大切なのは、日常のつみかさね。
劇的な変化は期待しないでください。

薄皮を剥ぐように時間をかけてあなたの感じ方が変わっていきますよ。


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