世界一周145日目🇺🇿 9.13 ブハラ、シルクロードで買い物を

最近疲れすぎて寝付けない。

シルクロードのロマン溢れる街で
知りたいこと、みたいことが
どんどん出てくる。

インプットしたいのに
アウトプットが追いつかない。
頭がパンパン。

散歩や街歩きが楽しくて仕方がないし、
夜もそれなりに作業しているのに
なかなか進まない。

いい意味で刺激に溢れすぎて
興奮状態が続いて
脳が疲れているようだ。

スリランカもすごく好きな国で
急いでいろんな都市を回ったし、
ウズベキスタンも良すぎて
心と頭が新しい刺激に追いついていない。

やらないことを決めないと
無限に時間が足りなくなる。
noteも出来るだけ詳細に書きたいし
感動と空気感を
どんな表現をしたらいいかと
考えながら丁寧に書きたいが
どんなに時間あっても足りないだろう。
振り返る時間のほうがかかるのだ。

なのにKindleで
交易や農耕や工業やら
気になる本を見つけてみたり
どんどん知りたいことが
増える一方だ。

好きな国なのでなおさら
せっかくだし、とご飯も
街歩きも、文化も歴史も、
なんでも欲張ってしまう。

ご隠居生活をするには
スリランカとウズベキスタンは
あまりに魅力と刺激で溢れる国だ。

気候が一気に変わったのもあって
いもも疲れているらしく、
今日はゆっくりする日にした。

朝はゆっくり起床。
ごろごろしながら寝て起きてを繰り返すと
宿のオーナーに朝ごはんあるよ、
いい加減起きて、と起こされる。
ほぼ11時。
朝食付きなのを忘れていた。

のんびり準備して街歩きへ。
歩くだけで楽しい。

中庭のあるような建物の
入り口が低くなった土産屋が
並ぶが、そこで頭を強打。
おかげでお店の人やそこを
行き交う人と仲良くなった。
他のお店のおじちゃんや
おばちゃんまで、
さっき頭打ったんだって?と
知っていて話しかけてくれた。

おばあちゃんが噴水のある
広場の前で腰掛けて編み物をしている。
友人の第二子が生まれたニュースを聞き、
プレゼントをあげたいなと
最近よくこども服系が
目に入る。

編み物は特別なものではないけれど、
この街の雰囲気と可愛いおばちゃん、
シルクロードにいたときに
生まれた記念にもなるかな、と
可愛い靴下を購入。

そのあともひたすら街を歩く。
砂漠の都市で、建築の雰囲気も
道やレンガやらとにかくワクワクする。

気になるところや
建物の少し奥まったところに行けば
中庭が広がり、そこには
土産屋が並ぶ。
そのワクワク感と雰囲気が最高なのだ。

しかも、つまらない土産屋じゃなくて
職人さんが絵を描いていたり
修復をするような人が
ウッドカービングをしていたり
デザインが凝ってる独自の洋服だったり
意外と見応えのあるお店が多いのが
ウズベキスタンの特徴。

ウズベキスタンで見かける
丸い帽子があまりにも似合って
ずっとほしいと思っていたが、
めちゃくちゃいい子と出会ってしまった。

柔らかいクタッとした手触りの
緑色がベースのアドラス模様。
裏地も可愛くて気に入ってしまった。
おそらく日本では被れないであろう、
なんなら中央アジアにいる
あと一か月しか被れないかもしれない
と思うと800円は高いのか安いのか
分からないが、ほしかったのだ。

1日被って歩いて思ったのは、
イスラム教徒でお祈りのために
つばがない形らしいが
わたしはお祈りをしないので
日差しがよけれるように
つばのある帽子だったらなぁ、と。
眩しく暑がりながら歩く。
まんまるのこの形だから可愛いのに、
人間、ないものねだりだ。

とある中庭にて。

人気が少なくあまり観光客に
見つかっていないような、
落ち着いた吹き抜ける風の気持ちがいい
中庭が広がっていたある一角で、
ご夫婦の絵描きさんが
静かに絵を描いている。
その様子が美しかった。

絵はお土産屋さんでよくみる
デザインだけれど、とても上手だったのと
描いている様子があまりに素敵で
人柄も大好きで、彼から描いたいと
ずっと一目惚れしていた
絵を購入した。

サマルカンド、ブハラ、ヒヴァと
ちょうどわたしたちが行く街が
描かれていたのも決め手。

いろんなところで見たデザインだけど
このおじさんが好きだった。

同じデザインでも少しずつ違う。
影を付けてもらえないか聞くと
ものすごく丁寧に対応してくれた。
職人さんの仕事だった。

妹は地図と地球儀を眺めている絵を購入。
これまたすごく良い。
シルクロードと旅のロマンがある。

この街では買い物が楽しい。
土産屋をのぞき、商人や
職人さんとやりとりをして
何かを買うという行為が
この街1番の
アクティビティである気がする。

普段、あまりものを買わないが
ここではどんどん欲しくなってしまう。
気を付けなければ。

量産品に見えて
ちょっといいのがあったり
本当の職人さんが書いているものと
出会えたりする。

とにかく買いたくなる街。
めずらしくお土産を既にたくさん
買ってしまっている。
街の雰囲気と商人と職人さんとの
やりとりを含めてお土産なのだ。

お腹が空いたのでレストランへ。
絶対食べたい!と決めていた
プロフが売り切れていて、
もう3時なのかと驚く。
なにせ活動を始めたのが遅かった。

朝に大釜で炊いて、
いいプロフ屋さんはすぐに売れ切れるのだ。
プロフは朝と昼の食べ物。

そのあとは広場へ。
ここが衝撃。
適当に歩いていたところから
徒歩2分くらいで、もう行ったと思ったら
ものすごく素敵な場所に
まだ行ってなかったのだ。
なんならブハラのメイン。
こんな素敵な場所があるなら
早く言ってな???
見逃すところだったよ??

最高すぎて鼻血が出そうだ。
遺跡感、高低差があり
レンガの階段からのぞく
塔と神学校とモスク。

直線のレンガの街並みに
曲線のターコイズブルーの屋根が
ものすごく映える。
うっとりする美しさ。

神学校はなんと
今も使われており、
観光客は入れないようになっている。
生きた建築なのだ。

そのあとはコーヒー休憩。

お茶、コーヒーを各500mlと
あまーい頭悪いケーキ。
どのケーキか迷ったが、
当たりだったときに
めちゃくちゃ美味しい
キャラメルとナッツ風のケーキにしたら
めちゃくちゃ甘くて当たりではなかった。

コーヒーはでかいカップできたが、
紅茶はポットでしかも
カップを2つ付けてくれている。
街のど真ん中でこれで100円なのは
もし大人が2人でこの紅茶だけを頼んで
シェアしようものなら捕まる勢いで
バグなほど安い。
アツアツの紅茶が流れている
川が近くにあるとしか思えない。

糖分とカフェイン過多で頭が痛い。

夕焼けてきて、また広場に戻る。
あの感動の広場の夕焼けを
見てみたかった。

太陽に照らされてレンガが
オレンジ色に輝いている。
あまりの美しさに呆然とする。

再入場できるか分からないが
行ってみたら、
何のレシートでもよかったのでは、
と思うくらい中身を確認せずに
あっさり入れてくれた。

お土産の丸い帽子が似合いすぎて
覚えられていて顔パスだったのか。

どんどんグラデーションと
オレンジが濃くなり、
夕焼けが美しくなっていくが
暗くなると危ないので
我慢して家路に着く。

少し小高いあの城跡から
このオレンジの街を見たら
トリップしてしまうのではないかと
想像するだけで幸せだった。
明日のお楽しみにしよう。

家に帰ってハッとする。
お土産をカフェに忘れている。
机の死角に妹がおき、
絶対忘れるに決まってる、
という話をして、
妹は忘れるか自分に賭けてる、とか
意味の分かんないことを言っていた。

習字道具をほとんど持って行けたことが
ない小学生時代から、
性格というか習性は変わっていなく
わたしも妹も今でも
お土産をきちんと持って
家を出れた試しがない。

夜景見れたからよしとするが、
忘れないか期待を込めて
自分に賭けたのだとしたら、
妹は賭け事があまりに下手すぎる。
100%忘れると思ったが、
やっぱり忘れたのだ。

夜は力を振り絞って
仕事の作業をする。
ひろゆきの壺と石の話で、
大事なことから、
1番大きなものからしか
入らないのが刺さっていて、
後回しにせず
1番大事なことからやるのを
意識しているのだ。
中々難しいが。

でも思うように進まない。
膨大な中から動画や写真を選んだり、
最終的に写真を見て脚注や
文の構成を考え直したりするのが
1番時間がかかる気がする。

そして調べなおしたり、
どんどん深掘りして知識をつけたり
追加で聞きたいことをまとめて
連絡したりも、真面目すぎる
性格からか、ものすごく時間がかかる。

明日は早起きして
モーニングマーケットなるか。

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