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いまや私達には「言葉の主導権」がある。私達は偉い教授や批評家の言葉など気にせず、自由に…
連載再開に伴う無料公開で初めて『宝石の国』に触れた新規読者達の間で、カンゴームの変貌っ…
解釈という言葉は、いまや二次創作の分野で盛んに用いられている印象がある。解釈が違うと戦…
もう共通テストだけども。 文学部に進学したくせに、実はセンター試験の現代文が苦手だっ…
『ごんぎつね』に関する某ネット記事に批判が集まっていた。試しに読んで見たのだけど、幾つ…
高校の国語の授業で、芥川龍之介の『羅生門』の「下人の行方について、続きを書いてみましょ…
宮沢賢治の『やまなし』に登場する「クラムボン」とは一体何だと思いますか? みんなで正体について考えてみましょう、という授業を受けた記憶がある。そういや大学の読書会でもそんな議題があったっけ。 これ、今ならば直ぐに答えられる。 これは「分からない」が正解である。 もうちょっと厳密に説明するなら、この童話の序盤部分は、語り手と兄弟蟹の「見ているもの」がはっきり統一されていないのだ。語り手は序盤、兄弟蟹とその周辺の景色を描写しているけれど、その景色は兄弟蟹が見ている景
文学の「研究」は、大前提として客観的な議論となっていることが求められる。筆者の主観に頼…
プロの文芸批評読むと、やー、ここまで私は賢いこと書けねぇわ、と思うと同時に、でも文芸批…
文学フリマ発足の背景には大塚英志の発言に端を発する純文学論争があったと言われる。けれど…
私の個人文芸サークルはとても弱小なので、文学フリマではせいぜい十冊程度、良くて二十冊程…