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お祭りポスターを眺めるリーマン

社会人3年目。
仕事が見えてきてそれとなく過ごす日常に
あぁこのままでいいのかなと漠然な不安を感じる毎日。

電車に揺られ、人に酔い、苦労してたどり着く
無言の巣窟。
一定数できるようになった新人に
話す言葉なんてないんだろうなぁとうさぎ化。

そんな何気ない日常に突如なった電話。
中学の恩師から「免許あるなら教師にならないか」

あぁ。なんで一般企業に入ったんだっけ。
地元を捨ててまで東京で社会人になった理由は??
なんでもないこなす日常をおくるため??

「「絶対的に何かが違う」」

ちょうど自分の成長のために
転職を考えていた時になった電話。
このタイミングで電話する恩師には叶わない。

揺れる思考。絶対なんてない世の中で
自分はどう生きていくんだろう。
未来は明るい??それとも・・・・

まぁ良いきっかけだったんじゃないと話す
相談相手。あぁ話してよかったなぁ。

それがそうと。
1人で暗い中、帰宅する僕。

目の前には40代くらいのスーツを着たサラリーマン。

暗闇の中、必死に近づいて何かを見ている。

「花火大会のおしらせ」

…何故か涙が出そうだった。
何気なくすれ違う怖い顔をしたサラリーマンも
家族や友人と花火大会を想像して
「気になる」という感情を持って生活してる。
なんかそう教えてくださってるのかなぁって、

見えてるものが全てじゃなくて
知ろうとしないと何も見えないと。
忘れかけてたなぁと感じた。

東京生まれじゃない僕からしたら
東京は白く冷たく自己形成ができる街。

だからこそ自分に向き合って目標を持って
進まないとすぐにゲームオーバーだと、
そう気づきながら地元での教師を振り切って
東京を選んだんだと再認識。

転職するかしないかは
アクション次第。

それよりもきちんと自分を見つけて
毎日1つでも学びを得て生きよう。


こじつけでいうとそのためにここに
書き留めます。


Fin

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