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【あがり症】笑う門には福来る

あがり症克服のために
トライアンドエラー
(セルフ人体実験ともいう)を
繰り返した、ロン毛のあがり症です。


今回のテーマは、
“笑う門には福来る”
です。


私が考える、
あがり症と笑顔の関係性について、
体験談を基にお伝えしたいと思います。


私は4年ほど前から、
あがり症改善のために
プレゼン練習会に通っています。


そこに通いだしたころ、

私のスピーチ練習時の「表情」について、
フィードバックをもらうことがありました。


その内容は、
「表情をもう少し柔らかくした方がいい」
というもの。


それを聞いた私は、
「まぁ、そうですよね、、、」
と思いました。


なぜなら、自分の表情が
ガチガチにこわばっているのを
めちゃくちゃ自覚していたから(汗)



実は、当時のワタクシ、
人前で笑うことが結構、大変な状態でした。


なぜかというと、

あがり症を悪化させていた私にとって、
人前で話すことは
極めて「危険」な行為なんですね。


例えるならば、
ライオンの檻にブチ込まれるのと同じです。


そんな感覚なので、
人前に立てば、凄まじい緊張に襲われて
顔面の筋やら筋肉やらが
ガチガチにこわばってしまいます。


当然、笑うだけの気持ちの余裕もありません。


そんな状態でムリに笑顔を作ろうとすると、
顔がピクピクして
ものすごく不自然になってしまいます。



当時はこのように、
“笑いたくてもうまく笑えない状態”でした。



さて、ここから話は変わります。


以前は、そんな状態だったワタクシ。

人前で話す場数を踏んだことで
自然と笑顔を交えて
話せるようになりました。

(参考リンク)
結局、「場数を踏む」のがベストな選択


で、自然な笑顔が出るようになって
気づいたのは、
笑顔の“とてつもないパワー”です。


それは、以下の3点。

1、スピーチがうまくいく
2、自分が笑顔ということに安心する
3、笑顔の好循環が生まれる

ひとつづつ紹介しますね。


1、笑顔だとスピーチがうまくいく


実体験として、
笑顔でスピーチできた時は
うまくいくことが多かったです。



なぜかというと、
笑顔が出るということは、
大なり小なり自分に安心感があるということ。


“安心・リラックス”
“不安・緊張”はシーソーの関係なので、
安心感があるということは、
緊張が緩和されているということです。


結果的に、
緊張によるパフォーマンス低下が
起こりにくくなります。


2、自分が笑顔ということに安心する


自分が笑顔で話せていることを自認して、
安心感がさらに高まることを経験しました。


笑顔で話せている自分を感じて、
ノッてくる感覚です。


過去の名言の一つに、
「楽しいから笑うのではない。
 笑うから楽しいのだ」

というのがあります。

それと似ていて、

人は、「笑うから安心する」ものなんですね。


人の脳は、
“安心”に反応するように出来ています。

(逆に、自分の強張った顔を認識して、
 緊張を高めるケースもありますね。)


3、笑顔の好循環が生まれる


それは、
「笑顔は伝染する」ということ。


どういうことかというと、

私のスピーチの聞き手は、
私が“笑顔で”スピーチしているのを見て、
安心するんですね。


(逆に、私が緊張でガチガチに固まっていたら
 聞き手も不安になって緊張します。)


そして、安心した聞き手は表情が緩みます。


それだけではなく、
その聞き手の緩んだ表情を見た私も、
さらに表情が緩むんですね。



つまり、笑顔が笑顔を生むという
好循環が生まれます。


こういう状況になれば、
安心して話すことが出来ますね。

最後に


重度のあがり症の方にとって
“笑顔で”人前で話すことは、
大変なことだと思います。


しかし、それが出来るようになれば、
こっちのもの。


聞き手との
“笑顔の好循環”が生まれ、
話すことが少しづつ
“楽に”“楽しく”なってくると思います。


先ほども書きましたが、人は、
「笑顔だから安心する」生き物です。


他人はもちろん、自分のためにも、
笑顔で過ごしたいですね。


私の体験談が
皆さんのあがり症克服の
お役に立てれば幸いです。

(関連リンク)
表情に反応する脳みそ
目の力
話を聞く時の心構え

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