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金沢探検隊 stage.2 【兼六園】

休憩をお取りいただいていた皆様~、そろそろお集まりくださいませ~📢
前回のstage.1では、兼六園に向かうべくJR金沢駅東口からバスに乗車するところまでをリポートしておりました。

そこから約15分程で、金沢市の中心部に位置する日本三大庭園のひとつ・兼六園の、桂坂口かつらざかぐち付近に到着いたしますよ^^
ちなみに、兼六園は出入り口が7か所もあるって、ご存知でしたか?正門とされているのは蓮池門口れんちもんぐちですが、最も利用客が多いのはこの桂坂口。有人の料金所が設けられていて、周辺に茶店やおみやげを販売する店が軒を連ね、また金沢城公園の石川門にも近接していること等がその理由ではないかと。

金沢城・兼六園ガイドマップ
マジで隣り合ってるのがよくわかる😳
桂坂口

“兼六園下・金沢城”バス停から多少歩いて
みやげ店が並ぶ坂を上がると着きます🐾
※画像中央の矢印が書かれた立て看板は…
➽直進すれば茶店通り(蓮池門口方面)
➽左に曲がると料金所と入園口あり
…を示すものでした🪧
画像一番左の建物が料金所
さあ、入園券を買いに行きましょう👛
料金所脇にある案内板
面積が広大(約11.4haだそう)で見どころ数多
先に目を通しておくのもいいかもしれません
料金所では入園券が買える他、記念スタンプもあり
申し出るとスタッフのかたが出してくださいました
いそいそと押印する筆者😚🎶
Oh…Beautiful🍀
楕円枠バージョンもあった*^^*
※右ページのお花は後に訪れた尾山神社のスタンプ
こちらリーフレットと入園券です🎟️

皆様、お揃いでしょうか?それでは!お待ちかねの園内をレッツ・見学~🏳️‍🌈

▣兼六園

まずそもそも兼六園とは?入園券などから一部引用させていただき、以下に付記いたします📝

 兼六園は江戸時代の代表的な林泉回遊式庭園である。金沢城に面した傾斜地に五代藩主綱紀つなのりが延宝4年(1676)、別荘「蓮池御亭れんちおちん」を建て、その庭を蓮池庭れんちていと呼んだ。これが本園の始まりといわれている。
 その後、十一代藩主治脩はるなが翠滝みどりたき、夕顔亭を造った。文政5年(1822)十二代藩主齊廣なりながのとき、千歳台ちとせだいに竹沢御殿が建てられた。曲水きょくすい、七福神山などは、その頃の遺構である。
 十三代藩主齊泰なりやすは、竹沢御殿を取壊し、かすみいけを拡張し、蠑螺山さざえやまを築くなど御殿跡と蓮池庭との調和を図り、現在の大庭園を完成させた。
 園名は、文政5年、「宏大こうだい幽邃ゆうすい人力じんりょく蒼古そうこ水泉すいせん眺望ちょうぼう」の六勝ろくしょうを兼備することから、兼六園と命名された。

兼六園の由来(入園券より)

なるほど、角形枠の記念スタンプを囲んでいた二文字の意味は、六勝(すぐれた景観)を構成する6つの要素をそれぞれ表す言葉なのか~と。それで“兼六園”なんですね!社会科ではそこまで学ばなかった気がする…🤔習った?
加賀藩の歴史的変遷は、こういう部分にも反映されているとわかりました。
ちなみに、リーフレットの沿革によれば、廃藩後の明治7年(1874)に一般開放されるようになり、昭和60年(1985)に特別名勝となったそうです。

予備知識も万端となったところで、ゆるゆる園内を巡りましょう^^
桂坂口から入るとまず急な坂が現れますが、それを上ったところに奇観亭きかんていという飲食&おみやげ店がありまして…我々はまずそこでおやつに団子を食べ買い物をしてから散策を始めました。すでに満足が一段落してしまうぜ!笑

だんご食べてる時に窓際にいた招き猫さん
かわいい…💛🐈
徽軫ことじ灯籠

兼六園といえばここ!という代表的スポットですね
筆者これまで写真でしか見たことありませんでした
しばし佇み一帯を観賞
ほ~、この池が霞ヶ池なんだ
それにしても広い池だこと🐸
雁行橋がんこうばし

立札の立ってるちょうど右後ろあたり
11枚の石板の連なりがそれに当たります
雁が隊列を組んで飛んでる姿が表現されているそう
現在は、石の摩耗のため渡れなくなっています
※材質は赤戸室石とむろいし(火山岩の一種)
戸室石は金沢城の石垣にも使われてるんですって🏯
明治紀念之標めいじきねんのひょう
日本武尊像(中央)

西南戦争で散った石川県の軍人の慰霊スポット
銅像は日本で最初に建てられたという謂れあり👀
ヤマトタケルは軍神的存在ですもんね
美しくも威厳が感じられる場所でございました
※両脇の赤松は京都の東・西本願寺本山からきたもの
至る所に青々とした松がたくさん💠
曲水も清澄です✨
芭蕉の句碑

園内にある山のひとつ・山崎山の登り口に
松尾芭蕉が詠んだ俳句が刻まれた石碑あり
「あかあかと 日は難面つれなくも 秋の風」
無常ですなぁ
鶺鴒島せきれいじま

ぶらっと散策してて「ん!?」となりました
周囲と環境的になじんではいるんですが…
不可侵領域というか神域の感じが結構あるかも

どうやらイザナギとイザナミにまつわるらしく、
端的に言えば古来の人の一生を表してる場所なのかな
鶺鴒ってそんな責任重大な役を担ってたのね…笑
龍石りゅうせき

兼六園の三名石のひとつだそうです
3つの中で最も人目に付く場所なはず
(虎石と獅子巌はひっそりあるんだよな~)
どれも魔除けとして園を護ってるという🪨

確かに石群も龍っぽいんだけど…
上の松よ!自分はこれも龍みたいに見えるの🐉
なんて松だ!←
暑かったのに、写真だけ見れば爽やか笑
ラジオ塔

昭和8年(1933)にNHKが建てたものだそう
これは地図に載っておりません~
そろそろ次の行程に移ろうと出口を求め園内を歩いてたら
偶然見つけたというか、通りかかったのでした
ベンチがあり人通りが少なく、休憩するには穴場🍵
もし散策される機会があれば探してみて📻

ということで、兼六園の後にも行く予定の場所がありますので、夕方までに当地をあとにいたしましょう。我々は、園内のもうひとつの池である瓢池ひさごいけを横目に傍に建つ海石塔を眺めながら、蓮池門口から出る帰路となりました。
今でも思い起こされるのが、どこもよく手入れされていたな~ということ。我々が歩いている間も、あちこちで何人ものかたが園内の整備に精を出していらっしゃり、かの働きによって素晴らしい景観が保たれているのですね。自然は美しいですが、おもてなしの心は人様のおかげと感謝いたします🙏

ほぼ写真に収めたところのみ辿りましたが、皆様いかがでしたでしょうか。一緒に楽しんでいただけていれば幸いに存じます^^ 筆者は復習ができて、めちゃ勉強たのし~!ってなってました笑 や~、ありがとうございます🤭

それでは次回は、当初の予定では尾山神社に直接向かうはずだったところ、蓮池門口のかたが「尾山神社に行くなら、金沢城公園を通って行ったら?」と道も教えてくださり、急遽、金沢城も見てまわることになったので、その内容をお届けしますね。よろしければ乞うご期待m(_ _)m ごきげんよう🪄

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