エンジニアインタビュー vol.4
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はじめに
大橋 今日は直近でロジレスのエンジニアとしてジョインしてくれました加藤さんと藤井さん、そしてエンジニアリングマネージャー(以下、EM)の松原さんに集まっていただきました!
会社としての「ロジレス」やプロダクトとしての「LOGILESS」のどのような点に興味を持って入社に至ったりや、今後ロジレスにおいてどういったことにチャレンジしていきたいか等色々お伺いしていきたいと思っております。
自己紹介
大橋 それでは、まずはお二人がどのようなご経歴を歩んできたのかについて、簡単に自己紹介いただけますでしょうか?
加藤 そうですね、大学を卒業して1社目が自動車部品のメーカーで生産技術の仕事をしてまして、製造工程における不具合をどうやって直せるかや生産効率をどのように上げてくのかを担っていました。アナログな現場であったので、それをテクノロジーの力でなんとかできないかと考えるようになり、エンジニアにキャリアチェンジしました。2社目はSESとして働いた後に、前職のロジレスとも近しい領域のプロダクトを展開している会社に入社しました。その会社でOMS(受注管理システム)の開発をメインに担当した後にロジレスに入社しました。
藤井 僕は30歳の時にエンジニアにキャリアチェンジしまして、それまではエンジニアではなく外回りの営業をやっていたりだとか、あとはジムのトレーナーをやっていました。エンジニアになってからはweb制作の会社に所属したり、不動産やフィットネス系のスタートアップでのバックエンドエンジニアを経験しました。なので、EC物流の業界については初なので非常に新鮮な気持ちです!
大橋 ありがとうございます!お二人とも元々は別の職種を経験した上で、途中からエンジニアに転身してキャリアなんですね!ちなみに別職種からエンジニアにキャリアチェンジするにあたって、お二人が取り組んだことって何かありますでしょうか?
加藤 僕の場合は、エンジニアを目指そうと思ったタイミングで仕事終わりや土日とかに、オンラインのプログラミングサービス等を利用し、自己学習をしてました。
藤井 僕は形から入るタイプなので 笑。エンジニアのカンファレンスやイベントに参加したり、エンジニアのポッドキャストを聴いたりだとか、「面白そう」「カッコよさそう」と思えることにひたすら首を突っ込んでいきました。
ロジレスを選んだ理由は?
大橋 続きまして、今回数ある会社の中からロジレスを選んでいただきましたが、その理由を教えていただけますでしょうか?
加藤 前職ではあまり一つ一つのプロダクトに力をこめて開発することができなかったなあと当時感じてまして、次の会社では全社的にプロダクトに向き合っていけるような会社(プロダクトに対して真摯に向き合っている会社)に入りたいと思ってました。ロジレスについては前職にいた時から知っていまして、そういう雰囲気を外から感じてました。
大橋 事前にロジレスについてある程度情報を持っていただいていたという特殊ケースですね 笑。「外から見たロジレス」と「内から見たロジレス」について、何かギャップに感じる点はありましたか?
加藤 プロダクトに向き合う姿勢や、働いている人の良さに関しては想像どおりだったので、特にギャップに感じる点はなかったです。ただ、LOGILESSはOMS(受注管理システム)とWMS(倉庫管理システム)の一体型のシステムのパイオニアでユーザー数もそれなりにいるので、(機能や仕組みの観点で)色々整っているんだろうなと思っていたのですが、思っていたよりもまだまだ改善すべき点は多いなとは感じました。具体的にいうと在庫連携の部分とかですかね。
大橋 ありがとうございます!ゆーじさん(藤井さん)はいかがですか?
藤井 前職を退職した後に時間をおいてゆっくりと転職活動をしていまして、なかなか自分がやりたいことが定まっておらず、どうしようか迷っていました。その時にロジレスからのスカウトを受け取って、会社のことを調べてみると、以前一緒に働いていた、まさきさん(昨年入社のエンジニア)がロジレスで働いているということを発見したのと、時期は被っていないですが前々職の不動産テックのスタートアップで働いていた松原さん(EM)もロジレスにいることに驚きました!あとはCTOの田中さんとEMの松原さんが出演されていたYouTubeも視聴しまして、「めちゃくちゃいい人そうだな」「一緒に働けたら楽しそうだな」という印象を持ったのが入社の決め手ですかね。あとは業界に関して、「物流の2024年問題」なども今まさに発生しているように、今取り組むべきことが多く、チャレンジすると面白そうな業界だなと感じたことも理由です。
大橋 ゆーじさん(藤井さん)は面談において、前々職の同僚のまさきさんからもロジレスの話を聞いていたかと思いますが、その上で入社後に何かに感じることはありましたか?
藤井 そうですね。お話を聞いていてシステムは複雑なんだろうなと思ってはいました。実際に入社してみて、想像していたとおり複雑でしたし、細かい機能がすごく多くて、「本当によく作ったな。。。」というのが率直な感想です。なんとかお客様のご要望を実現できないかという奮闘がコードから伝わってきて、涙なしには読めないコードだなと思いました 笑。
エンジニア組織の良いところ/改善点は?
大橋 続いてですが、実際入社されてみて感じるロジレスのエンジニア組織の良いところや、ここはもう少し改善したほうがいいなと思う点は何かありますでしょうか?
加藤 ロジレスに入ってみて、「すごいな!」と感じた点は、みなさんがすごくロジカルに物事を考えているところですかね。状況を分析し、課題を特定し、それに対して何をやっていくかを自然にやっているところがすごいですね!僕自身は結構大雑把で、感覚的にやってしまうことも多かったので、今はみなさんの仕事の進め方を勉強しているところです。課題については、エンジニア組織もどんどん人が増えてきている状態なのと、協力会社さんとも一緒にお仕事を進めているので、まだ一枚岩になりきれてないんじゃないかなと感じている点です。もう少し時間をかければ改善できるとは思うので、それから注力していきたいポイントですね。
藤井 良い点でいくと、スタートアップなのでまだ人数も少なくて、非常にコミュニケーションが取りやすい規模感かと思います。あとは状況に応じてスピーディーに意思決定をしていく点もすごいなと感じてます。コードもどんどん改善されていってますし、1日あたりのプルリクの数も多いですし、リリースの頻度も多いので、それは入社して驚きましたね!課題については、人数が少ないため、やりたいことは多いけれども、リソースに限界があるので実現が後回しになることも多いところですかね。もっと人が増えてくればこの問題は解消し、より良いサービスが実現でき、多くのお客様に喜んで使っていただけるものになるかと感じてます。
競合サービスとの開発体制における違いは?
大橋 続いてはゆーすけさん(加藤さん)に対する質問になりますが、前職で経験された近しい領域のサービスとLOGILESSの開発を比較した際にどのような違いがあると感じていますか?
加藤 そうですね。比較すると前職だと機能別でチームが分かれていて、自分はOMSの担当だったので、WMSに関しては完全にノータッチでした。ロジレスでは機能で分けずに、OMSとWMSを一緒に開発しているので、EC事業者さんと倉庫事業者さんの一連の業務やその中での課題を網羅的に把握しないといけないという難しさは感じています。ただ、一連の流れなどを把握していないと、お客様の課題解決に繋がるプロダクトの開発はできないので、一体型である以上、大変ではありますが機能別に分けずに開発したほうが良いと思っており、目的を達成するための手段としては良いじゃないかと思っています。もちろんメリデメはありますが。
業界未経験者からの目線での面白さは?
大橋 ゆーじさん(藤井さん)に関しては、ロジレスがやっているEC物流の領域は初になりますが、業界未経験者の目線での面白さってどんなところでしょうか?
藤井 ドメイン知識がないので用語や慣習もわからないので最初は苦労をしましたが、わかっていくうちに非常に効率的で合理的な世界が広がっていたので、「物流って面白いなー」と感じました。あとは、お客様との距離が近いと感じてまして、前職だとBtoCのサービスだったので、具体的なお客様をあまりイメージしづらかったんですが、ロジレスに入社してお客様との距離が非常に近くなったので、「このお客様の困っていることを解決したい!」という思いを持つようになりました。また、解決に繋がるとお客様からの感謝の声をダイレクトに受け取ることができるので、やりがいを感じますし、業界ならではの面白みなのかなと思っています。
入社してからの仕事内容は?
大橋 お二人が入社されてから数ヶ月が経過しましたが、入社から今現在、どのような業務を担当されているか教えていただけますでしょうか?
加藤 今現在はメインではテクニカルサポートを担当しておりまして、お客様からくる技術的な問い合わせに関して対応する業務をやっています。テクニカルサポートはLOGILESSに関する機能について知ることができる業務できるのと、お客様と直接コミュニケーションをとり、課題感や温度感を知ることができるので、開発業務にも活用することができるものだと思っています。
大橋 取り組まれている中で苦労されたエピソードって何かありますか?
加藤 そうですね。問い合わせって結構数がくるので、本来だともっと原因を追求して改善できればいいなと思っているんですけど、なかなかすぐに根本解決には至らず、お客様にお待ちいただく必要があるので、そういった点は大変というか歯痒さを感じますね。
大橋 では、続いてゆーじさん(藤井さん)もお願いします!
藤井 僕もゆーすけさん(加藤さん)と同じく、テクニカルサポートを中心に対応していて、お客様から「こういうことがしたいんですけど」というお問い合わせに対して、「こういう方法で実現できます」といったご提案などもしています。
大橋 テクニカルサポートの仕事の中でやりがいを感じる瞬間ってどんな時ですか?
藤井 「こういうケースはLOGILESSで対応可能なのか?」といったお問い合わせがあり、LOGILESSではそれを実現できる仕組みはあるのですが、どういった機能を組み合わせて実現するのがベストかを考え、最もお客様が快適に使っていただけるようなご提案をするっていうのは、なかなか難しいことですが非常にやりがいがあります!
今後取り組みたいことは?
大橋 今現在はテクニカルサポートを中心に対応いただいていますが、お二人はロジレスにおいてどういったチャレンジをしていきたいか教えていただけますでしょうか?
加藤 会社として、経営陣やメンバーも勢いがあり、ロジレス便などの新規事業も順調に進んでいるように感じているので、今後も伸びていくんだろうなと感じてます。ただ、その勢いにまだシステムが付いていけていない部分も多いと思っているので、より良いサービスを展開するにはもっとお客様のことを最も理解しているビジネスサイドとの連携を強めていく必要があり、自分としてはプロダクトとビジネスを繋ぐ役割を担うことでできれば良いなと思っています。
藤井 プロダクトロードマップの発表の際に、足立さん(創業者/CEO)からも話がありましたが、この領域においてロジレスができることはまだまだあるなと感じています。例えばロジレス便のような配送の領域においてどのように荷物を運ぶのが最適かを検証したり、今よりもっと多くのシステムとの連携などができれば、もっと多くのお客様に喜んでいただけるんじゃないかなと思ってます。今ロジレス便の開発にも少し携わっていまして、既存の機能と組み合わせることでも色々できそうなことも多く、それによって今まで解決できていなかったお客様の課題についても対処できるようにしていきたいです。
どんなエンジニアがハマりそうか?
大橋 入社して数ヶ月というフレッシュな状態のお二人からみて、どういったエンジニアだったらロジレスでハマりそうか・ご活躍できそうかについてご意見をいただけますでしょうか?
加藤 難しいですね。。。今いるメンバーだと本当に多種多様な特性を持った人がいて、技術に尖った人もいれば、課題解決に長けた人もいたり。ダイバーシティの観点でも、いろんな人がいたほうがチームとしては良いのではと思います。あとはよく話にも出ていますが、技術はあくまで手段として捉えて、課題解決に興味関心がある方はハマりそうですね。
藤井 お客様との距離が近いので、目の前のお客様の困っていることを技術を使って解決していきたいというマインドの方はハマりそうですね。ダイレクトにフィードバックをもらえる環境にやりがいを感じる方は向いていると思います。
大橋 ありがとうございます!その他何か採用候補者の方に向けてロジレスのオススメポイントを教えていただけますでしょうか?
藤井 安直な表現になってしますのですが、良い人が多くて、非常に働きやすい環境です。先ほどの話しましたが、今入社するには良いタイミングかなと思ってまして、業界が抱える問題も昨今注目をされているのと、会社も勢いがあり今後もさらに成長をしていくタイミングでありながら、エンジニアの人数をしてはまだまだ少ない状態です。今入っていただけると中心メンバーとして、会社と共に成長を実感できるんじゃないかなと感じています。
総括
大橋 それでは、最後に松原さんから入社数ヶ月が経過したお二人へのメッセージと総括をお願いできますでしょうか?
松原 ありがとうございます!僕自身エンジニアのカジュアル面談を担当しているのですが、「業界に関するドメイン知識がないから自信がない」といったお声をいただくことも多いので、今日バックグラウンドが異なるお二人に話をしてもらってよかったと思っています!入社数ヶ月ですがお二人ともよくやっていただけているなと感じてます。ロジレスのエンジニアは入社をしたらまずはテクニカルサポート業務から入ってもらっていまして、業務を通じてお客様と直接対話し、そこから得られるものはめちゃくちゃ大きく、お客様理解・業界理解・プロダクト理解が一気に進むので、あえて最初に体験をしてもらってます。新規機能開発が花形だと思っていて、いきなりそこからやりたいという人もいるかと思いますが、どれだけ技術があってもお客様の課題を正確に理解をしていない状態で新規機能開発にいきなり携わっていただくのはかなり危険だと思っています。なので、テクニカルサポートから始めることは一見遠回りなようで、実は近道だと感じています。そこでお二人とも結果を出してもらっていますし、テクニカルサポートだけやるのではなく、ゆーすけさん(加藤さん)については不具合改修にも関わってもらっていますし、ゆーじさん(藤井さん)についてはロジレス便に関する新規機能開発にも関わってもらっていて、どちらでも成果を上げてもらっています。お二人の違いは入社時点でのEC物流業界の知見の有無でして、業界の知見があることはアドバンテージだと思うので、それを活用したアイデア出し等もでき、業界知識をエンジニアリングに活かせるのは早期のご活躍に繋がると思っています。一方で入社時点での業界の知見がない方も全然ウェルカムで今まで別の業界で培ってきた経験から見えてくる課題もあると思っているので、それはそれでご活躍の機会は十分にあります。なので、業界に関するドメイン理解がないからといってご活躍できないとかでは全くないですし、ロジレスに在籍している半数のエンジニアは業界未経験で入社していますのでご安心ください!
大橋 本日はお時間をいただきありがとうございました!
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