海外を目指す女性へ "Grit your teeth and smile"
今週、ボランティアをしている国際NGO(ジェンダー平等の促進に取り組む団体)から「ロールモデル・オブ・ザ・イヤー」に選出していただきました!
アニュアル・ガラでのサプライズ発表で、いやいや驚きました。まさか自分が選ばれるなんて… 当日はもっとちゃんとした装いとメイクで臨めばよかったと少し後悔しています(笑)。
来週は、Googleのコミュニティ・イベントで、ダイバーシティに関するパネルディスカッションのスピーカーとしてお招きいただいています。今回の表彰も踏まえ、今日はダイバーシティについて少し個人的な考えを綴ってみようと思います。「ダイバーシティのプロ」というには程遠い、一介のサラリーマンの視点ですので、あくまで参考程度にご笑読いただければ幸いです。
私のキャリアの大半は海外で築いてきました。「非中華圏アジア人女性」という、グローバル社会では必ずしもアドバンテージとは言えない属性を背負って、様々な経験を積んできました。
心無い言葉に傷ついたことも少なくありません。
それでも、データ・AIという比較的ダイバーシティフレンドリーな分野でキャリアを築けたことは幸運だったと感じています。
異国の地でここまでやってこられたのは、間違いなく幸運に恵まれたおかげです。そして、様々なチャネル(noteなど)を通じて出会った方々、多様なバックグラウンドを持つ4人のメンター(フランス人2名、オーストラリア人1名、アメリカ人1名)、そして何よりも寛容なクライアントの皆さんのサポートなしには、今の私はありません。
メンターは全員男性なので、個人的には「なんでも話せる頼りになる姉御肌」的な女性のメンターにも憧れることもあります。
いつかそんな存在に出会えることを願いつつ、今は自分が若い世代の女性にとって、「頼れる姉さん」的存在でありたいと思っています。それが、私がボランティア活動に励む理由の一つでもあります。
もし、このブログを読んでくださっている方で、海外で活躍したいと考えている女性の方がいらっしゃいましたら、ぜひ応援させてください。お気軽にlevraigoutdujapon@Gメール.コムまでご連絡ください。
これまで多くの方々に支えられてきた私にとって、今度は自分が誰かの支えになることが、恩返しだと考えています。
(もちろん女性でなくても、男性でも大歓迎です!)
最後に、私が憧れるクリスティーヌ・ラガルド氏(ECB 欧州中央銀行総裁)の女性に対するアドバイスを紹介します。仕事で壁にぶつかった時、心が折れそうな時、いつもこの言葉を思い出して自分を元気づけています。
この言葉が出てくる、Youtubeのリンク(IMF専務理事時代のインタビュー。日本の話もしています。)も貼っておきますので、英語の勉強も兼ねて見てみてください。
データ分析が専門なので、統計データに基づいた話もでもしようと思いましたが、今回は小難しいことは置いておいて、素直な気持ちをお伝えできればと思いました。