産後の腰痛の原因
腰痛専門サロン こはりの帯刀(たてわき)です😊
ぜひ、ホームページを覗いてみてください👇
前回のnoteで妊娠中の腰痛のお話しをしました👇
今回は、出産後の腰痛についてです。
お腹が大きく前に出ていた姿勢が、次の日には出ていないので感覚としては変だと思います。(10ヶ月も経験できないので、あくまでも個人的な意見です。)
人の体の適応能力の高さには感心します。
妊娠中の動きが染み付いているため、妊娠前のような動きや姿勢に戻るには同じ位もしくはそれ以上時間がかかると考えておいた方が良いです。
しかし、出産して1ヵ月ぐらいは体力などを戻すために安静にしていることが多いため、 その期間でさらに筋力や体力が落ちてしまいます。(里帰りなどで親や旦那さんがしてくるのであれば、安静にすることは可能かもしれませんが…)
海外では、出産翌日に退院するところや、積極的に運動するという考え方もあるそうです。
しかし、出産後に安静にするのが良いのか、運動するのが良いのか、どちらが良いかはまだまだわからないというのが現状です。
それでは、本題に入ります。今回の内容は、通常分娩・帝王切開など関係ないと思って読んでください。
産後の腰痛の原因
1.出産時の負担:出産は非常に体力を要するので、特に腰・骨盤周りに大きな負担がかかります。
前回のnoteでお話ししたように、ホルモンの影響で骨盤周りの靭帯や関節が緩んでいます。 これは出産をするために必要なことなので仕方がないです。
その緩んだ関節や靭帯を支えるために、骨盤周り(骨盤底筋群)やお腹の筋肉が必要になりますが、 お腹が大きくなっていたため、それらの筋肉をうまく使うことができないです。
また、出産時に会陰部を切るため、より骨盤底筋群がうまく使うことができないこともあります。
そのため、 腰痛がなかなか改善しないです。
2.育児の姿勢:赤ちゃんを抱っこしたり、おむつを替える際の不自然な姿勢が腰痛の原因になることがあります。
出産後1ヶ月安静にしていたため、お宮参りで疲れる方も多いと思います。お宮参りぐらいを境に、母親も少しずつ家事や外出をする機会が増えると思います。
赤ちゃんを抱っこすることや、おむつ交換をするなどで、 頻繁に背中を曲げたりしゃがんだりする機会が増えます。
その結果、 腰に負担がかかり、元々ある腰痛が改善しなかったり、悪化したります。
もちろん、 自然と腰痛がなくなる方もいます。 そういった方はごくわずかな印象です。
改善方法
絶対とは言いませんが、 これらの腰痛の原因から、お腹や骨盤周りの筋肉を動きやすい状態や姿勢にすることと、お腹や骨盤周りの筋力ををなるべく落とさないようにすること(落ちたとしても、継続すれば復活します。)、 腰に負担がかからないように、 動き方や姿勢を気をつけること。
これらが必要になってきます。
批判することになると思いますが、 男性女性・ 出産の有無・ 年齢にかかわらず、骨盤は傾いていたり、変形したりしています。
理学療法士による姿勢の確認でも評価することができますし、 レントゲンを撮るとより正確にわかります。
なので、 骨盤矯正をしただけで腰痛が改善したり、骨盤が元に戻る事はないです。
(通常)出産の痛みを色々な例えがあります。中には、骨折や交通事故よりも痛いと言う方もいます。
例えば骨折を自分自身がしたときに、骨折したところをバキバキ鳴らされながら動かされると、どうでしょうか?
出産で、痛い思いや、衝撃・ 負担(負荷)がかかるのに、バキバキ鳴らす整体や骨盤矯正で腰痛や姿勢が改善するとは、到底思えません。
最近は、理学療法士の中でもウィメンズヘルスケアという考えが増えています。 このウィメンズヘルスケアは、出産前後だけでなく尿漏れなど女性特有のケアに特化したものです。(以下のページを参照してください。)
病院や産婦人科で、こういった ウィメンズヘルスケアをしているところはまだまだ少ないです。そのため、整体や整骨院を調べたり行く方は多いでしょう。
周囲のママ友や先輩のママに聞いて行くことも 1つの手段です。
しかし、そういった情報を知って判断して、痛みや生活の質が改善されるかどうかも念頭において行ってみてください。
批判するような内容も書きましたが、私自身の今までのノートも含めて、 1つの判断材料となり、その結果当サロンを利用してもらえれば、 とことん向き合って改善させます。
最後に身体の事でお悩みの方、今後も健康で自分らしい生活を送りたい方は、是非1度相談しに来られてください。
読んでいただき、ありがとうございました🙇♂️