妊娠中の腰痛
腰痛専門サロン こはりの帯刀(たてわき)です😊
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妊娠中や産後に起こりがちな腰痛は、多くの方が経験する問題の一つです。
妊娠中の腰痛の原因
体重の増加:妊娠中は赤ちゃんの成長に伴い体重が増加します。このため、腰にかかる負担が増え、痛みを引き起こすことがあります。
姿勢の変化:お腹が大きくなることで重心が前に移動し、それを補うために背中を反らす姿勢を取りがちになります。これが腰への負担を増やします。(妊娠前の人は、重い物をお腹に抱えて歩いたり・動いてみてください。)
ホルモンの影響:妊娠中はリラキシンというホルモンが分泌され、関節や靭帯が柔らかくなります。これにより腰部分が不安定になり、痛みを感じやすくなることがあります。
腰痛の思い込み?
妊娠中の腰痛の原因が、「3のホルモンの影響」と思っている方は多いのではないでしょうか? ホルモンは確かに、 自分の意思でコントロールできるものではないので、 ホルモンをどうこうしようと言うのは誰にとっても無理な話です。
その結果、妊娠中の腰痛が当たり前・ 仕方がない、 骨盤ベルトをしていても痛いからどうしようもできないと。痛みに耐えながら、仕事や家事などをしていると思います。
しかし、これは私の推測ですが、 妊娠して胎児が成長することに伴ってお腹が大きくなること・ 体重が増えること・姿勢が変化することは当たり前です。
しかし当たり前すぎて、体重の増加と姿勢の変化が腰痛の原因になっていると考えている人は少ないのではないかと思っています。
安定期(妊娠して6ヶ月くらい)になるまでは、運動をすること自体不安だと思います。 特に初産の方は。
そこに関しては、産婦人科の医師に確認・ 許可を得た上で 運動することが重要です。
経験者の話では…
これは、私の妻の話です。
私の妻は、第一子を妊娠中に、「ひねる動作(例えば、後ろを振り向く。寝返りをする。など)をすることが悪い」と思い込んでいたそうです。
お腹に影響を及ぼすと思ったそうです。しかし、そんなことはありません。
むしろ、お腹が大きくなってくると、体の曲げ伸ばし(特に寝床から起き上がる時)が制限されるため、ひねる動作はとても重要になります。
そのひねる動作を、お腹が大きくなる前から行うことで、ひねることに対する不安・恐怖感が少なく動きやすくなります。
特に、 肋骨(胸)・ 股関節は、腰の上下にある体の部位なのでその2つを動かすことは重要です。
妊娠中の運動の必要性
女性は、筋力が少ない人が多いです。(ジムなどで定期的に運動している人でも少ない方はいます。)
体重がどんどん増える時を見越して、なるべく早いうちから体幹やウォーキングなどの運動をして、体重が増えたときに、少しでも支えられる・ 腰痛を減らすための筋力が必要になってきます。
また、出産する時にも体力が必要であるため、貯筋しておくことは重要です。
母親が適度に運動することで、 胎児にも良い影響を及ぼします。
胎児は、狭い子宮の中で手足などを含めた体を動かして、自分の体の感覚を養っています。
母親の動く量が少ないと、 胎児に良い感覚が入らないため 生まれてからのミルクを飲む力や首の座る時期が遅れる、などの影響が出てくる可能性もあります。(決して不安を煽るわけではありません。)
(息子たちを定期的に連れて行っているカイロプラクティックの先生から、そのような話や情報交換を行なっています。)
妊娠中の腰痛の話から、少しそれた部分もありますが…
お腹の子のために栄養を取ることも大事ですが、 運動も同じ位重要です。
妊娠の初期から、自分の体とお腹の子のために、自分の健康習慣や運動を見直してみてください。
最後に身体の事でお悩みの方、今後も健康で自分らしい生活を送りたい方は、是非1度相談しに来られてください。
読んでいただき、ありがとうございました🙇♂️