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【映画レポ】CUBE 一度入ったら、最後

8月に予告を初めて見てから、これ絶対好きなやつや!と楽しみにし続けてきた作品。例の如く1人映画です。

基本情報

2021.10.27 「CUBE 一度入ったら、最後」
日本 2021年
監督 清水康彦
出演 菅田将暉、杏、岡田将生ほか
上映時間 108分
配給 松竹

あらすじ

目が覚めるとそこは謎の立方体=CUBEの中だった___
突然閉じ込められた男女6人。
エンジニアの後藤裕一(菅田将暉)、団体職員の甲斐麻子(杏)、フリーターの越智真司(岡田将生)、中学生の宇野千陽(田代輝)、整備士の井手寛(斎藤工)、会社役員の安東和正(吉田鋼太郎)。
年齢も性別も職業も、彼らには何の接点もつながりもない。
理由もわからないまま、脱出を試みる彼らを、熱感知式レーザー、ワイヤースライサーや火炎噴射など、殺人的なトラップが次々と襲う。仕掛けられた暗号を解明しなくては、そこから抜け出すことは絶対にできない。
体力と精神力の限界、極度の緊張と不安、そして徐々に表れていく人間の本性…
恐怖と不信感の中、終わりが見えない道のりを、それでも「生きる」ためにひたすら進んでいく。
果たして彼らは無事に脱出することができるのか?!
(映画「CUBE 一度入ったら、最後」公式サイトより)

確実に疲れます。


いや……しんど。
見終わったあとの疲労感がハンパねぇ。
途中30分くらい経ったところで途中退出しようかと本気で思った。そんな作品は初めて。
本当に怖かった。なんか、ホラーの怖さではなくて(ホラー見たことないけど)、ミステリでももちろんない。それぞれ要素はあるけど、完全にサスペンス。人間の心理戦。そしてとんでもない分量のスリルが生み出す恐怖感。
見終わってから30分くらい、このレポを書きながら手の震えと腹痛が止まりませんでした…バイト直前に見るもんじゃない泣泣
あと映倫区分がG(誰でも見れる)なのにも驚き。これマジでPG12くらいした方がよくないか

怖いもの見たさで…

自分の性格上、突然くる大きな音にビビりがちなのだが、もうそれのオンパレード。終始ビクビクしっぱなし。しかも映画館特有のあの立体音響。恐ろしいほど直に体に入ってくる。そしてめっちゃ影響される。
半分くらい耳塞がないと耐えられませんでした。映画館行った意味。
サントラが盛り上がり始めたら耳塞ぐ、静かになってきたら外してセリフ聞く、このループ。監督ごめんなさい、でも心臓に悪いんだもの…(じゃあ見るなや)
たぶん配信サイトとかで家で見てたら冒頭10分でギブアップしてるタイプ。
いつもだったら印象に残ってるシーンいくつかあるのに、緊張感がエグすぎてもはや記憶が曖昧。でも怖いもの見たさでってあるじゃないですか。まさにあれです。
でもほんとにしばらく「ギィ〜、ガチャ」みたいな重たい鉄扉の音トラウマになりそう。どうしてくれるんですか監督!!(知らん)

ちょいネタバレ

ここからはちょいネタバレになるので、見たくない方は飛ばしてくださいm(_ _)m

最初から怪しいなと思ってた人、予想通りでちょっと嬉しかった。数々小説も映画も触れてきたけど、トリックとか推理当たったことがないという…まあ演出が上手かっただけでしょう。(笑)
あと有名役者の無駄遣い感がすごかった。いや無駄とまでは言わないけど(笑)、日本の演劇界を代表する人が冒頭3分くらいで一言もなく死ぬし、私の推し役者さんも1番最初に死んじゃって泣いた。あといちいち死に方がエグい。怖い。やっぱ自動的に死んでいくのは無理みたいです。(今さら)

それから、立方体の部屋の照明(?)が、登場人物の1人の感情が起伏するのに合わせて変わっていってたけど、あれは何か意味があったんだろうか。
それにラストシーン、彼はなぜあの人を全く疑うことなく足を踏み出したんだろう?

ただ、菅田さん星野さんがラジオで仰っていた通り、最後は邦画らしい希望のある終わり方だった。てか、ラストくらいしかしんどくないシーンないわこの映画泣
ちなみに原案のビンチェンゾ・ナタリさん製作の方は救いがなくてもっとエグいらしいです。絶対見れん。邦画万歳。


てかこれ絶対続編あるくね?でもあの満身創痍状態でContinuedって仕打ちが鬼やな、とか思っちゃう筆者でした。感情移入が得意なHSPあるある。

まとめ

結論、すんげー疲れた作品でした。(笑)
でもまあ、楽しみにしてた甲斐はあったかな〜。
来月は007見に行こうっと。

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