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人間関係構築術。15「風前の灯火へ」

こんにちは。
この文を書いている時点では昼休みです。
激務もようやく落ち着きを見せ、
ようやく昼に執筆できる時間を取れるようになりました…
バタつきが収まると通常運転に切り替わりますが、
ギアもモーターも車体にも負荷が掛かり続けていたので
通常運転でもあちこち軋みます。
いずれどこかで、まとまった憩いの時間を取りたいもんです。
(※ちなみにこの後、案の定仕事が立て込み中断してます笑
 以下は帰宅してから書き始めました…)

さて、「人間関係構築術。」と銘打って
今回で15回目になります。
当初は年明けに「何か新しいこと始めてみっかー」
くらいの軽いノリで始めたので、
特に何か書きたいテーマがあるでもなく、
深く考えずに
「人間関係構築術」とタイトルをつけましたが、
最近は少し逸脱気味ですね。
どちらかというと僕の感じてきたこと・考えていること
を好き勝手に書き散らかしているエッセイなものでしょうか。
ですが
「創業時の業態から現在の業態が変化している」
「業種とは無関係な言葉が屋号についている」
そのような事例はよく見かけます。
「フジファブリック」なんて、
一見紡績業か繊維業のメーカーにしか思えませんが
バンドですしね。

なので思ったこと/感じたことを綴るスタイル、
エッセイのような筆致をこのまま続けていきますが
タイトルは「人間関係構築術。」
を継続していきますので、今後も
バンド「人間関係構築術。」をお引き立てくださいませ。

さて今日は「風前の灯火」について。
風にさらされている状態の灯火は、
いつ消えてもおかしくない。
転じて、物事の終わりが近いこと
を表します。

前職は高校教師でしたので、
「風前の灯火」状態の生徒とよく面談していました。
部活動や勉強、友人関係…
実にさまざまなことで思い悩むことの多い、
難しい年頃の生徒たちは
今にも消えそうなほど弱っている子もいました。

そこでいつも考えていたことがあります。
目の前の「風前の灯火」には、
風除けを作ってあげるべきなのか?
自分で風除けを作らせるべきなのか?

はたまた
燃料を追加してあげるべきなのか?
自分で燃料を追加させるべきなのか?

これにはかなり気を遣っていました。
「面談マニュアル」などないし、
(あっても多分使ってませんでしたが)
相談に来る生徒の性格、悩みの種、学年、など
千差万別でした。
これに対応しようと思うと
注意深く様子を観察して
言葉を選んで
(しかも、生徒には選んでいるように見せず)
どう伝えれば彼ら彼女らの
成長につながるのか、を考えなければなりません。

ある程度の風除けをこちらで作って、
まずは火が消えないことを優先すべき場合もありましたし、
一緒に風除けを作る作業をした方がいい場合もありました。
燃料を追加してあげると一気に燃え盛る場合もあれば、
燃料がどこにあるのかを教えてあげるところから
始めないといけない場合もありました。

もちろん、その場での話を傾聴して
臨機応変に対応する力も必要でしたが、
それ以上に必要だと感じたのは

普段から、ちゃんと接しておくこと

です。

普段の関わり合いの中から
灯火の様子をチェックして、
翳りがないかどうかを点検しておく。
そして、向こうの方から
話しかけやすいオーラを身に纏っておく。

これは教職を離れた今になっても、
人と関わる際には非常に大切なことだと思っています。

近頃、自分の友人•知人で
灯火の勢いが弱まっている人が
気になってきたので、
思いつくままに綴ってみました。

みなさん、風除けの作り方はOKですか。
燃料の在り処もご存じですか。
セルフ灯火、大事にしましょうね。

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