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【読む動画】コロナ後×女性性の時代にどう生きるか? 堀内恭隆× 鳥居ミコ


 読む動画! 

「コロナ後×女性性の時代にどう生きるか? 」と題して鳥居ミコさんと対談した動画シリーズのエッセンスを、文章でお届けします!
ぜひ動画も視聴してみてくださいね。

1日目 リモート離婚!? - これからのパートナーシップ①

2020/05/14公開(19:45)

■この対談のきっかけ
堀内のインスピレーション。コロナのニュースなど色々みて、「これからの時代どうなっていく?」「今から起きると予測されることにどう対処する?」といったあたりを、ミコさんと話したいなと感じて。(ミコさんの情報整理力で、うまくまとめて翻訳したり、質問してくれそうだなぁと^^)

■これからのパートナーシップ(前編)
コロナだけではなく、今後「リモートワーク」が増えることで、喧嘩するカップルや離婚問題が増えそう!

ー 社会が一斉に「リモートワーク」の可能性に気がついた!

コロナによって、”職場に行かなくても、仕事ができる”と、社会が一斉に気がついた。
社長さん側でも、”事務所を借りなくても、家で仕事まわせるかも…!”
など、「リモートをベースにしたい」と今回気がついた人は、多いのでは。

※もし、コロナが無かったら社会が一斉に気づくのにもっと年月がかかったかも…。それが、ものの2~3か月でドンと変わった感じ。

これから、ライフスタイルを自由に選ぶ人が増える!
 ex,通勤で満員電車が嫌だ、都会にいなくて良い…etc.
 田舎に住む、なども加速しそう。

ー リモートワークで、喧嘩や離婚が増える!?

リモートワークで、
家で同じ時間を共有しなきゃいけない状況が増えた。
ここで、不満がたくさん出るパートナーも!

男性性は切り替えが苦手。
男性または男性性の強い女性など、これまでプライベートと仕事を分けていた人は、リモートを始めた際、新たなストレスを抱えそう。
→家にいながら家事をやらない人が出てくる
→パートナーが不満!

ex,「たまたま今家にいるだけでであって、元々家事をする時間じゃないから、必要ないでしょ!」など。今まで外にいれば30分で済ませられた食事関連も、準備など含めると数時間必要。

片方(切り替えの下手な方)が、
家にいながら家事をせず、
もう片方が構造として押し付けられる感じに!

「どうしてお互い家にいるのに、あなただけ家事をしないの!?」など。

*堀内の実体験*
結婚してから、ほぼ、夫婦共が家で仕事をしています。堀内もパートナーさんも、最初は古い価値観を引きずっていたかも。

当初は、堀内も家事をしたら偉そうな雰囲気だったりしたかも…!?
「ここまでやってやったんだぜ!?笑」「いやいや、私(パートナーさん)だって仕事してるし~」etc.

初期の頃は全くスムーズじゃなかった!
何が起きてるか分からないまま、
パートナーさんに不満が溜まって…ついに爆発!

ex,お互いセミナー業をしていた頃、長女のお迎えが毎回パートナーさんだったり。”思いやり”くらいの雰囲気で「今日は外でごはん食べてくるから、気にしなくていいよ」みたいな(笑)

パートナーさん、爆発!ドカーン!

お互いで解決せねば!爆発を起こさないよう、原因を潰そう!不満を持った時点でなるべく協力して解消していこう。

何度も何度も、くり返し、お互いの不満が”小さいうちに”解消していった。くり返しているうちに、だんだんそれが早くなっていった感じ。

*ミコさんの実感*
二度の離婚経験を振り返っても、不満が溜まってくると、視野が狭くなる。
不満だけにフォーカスしてしまうと、そういう視点ではものを見られなくなることを経験したそう。
不満自体にフォーカスするのではなく、そこを解消するためにどうするか?一緒に行ける、と信じられたら、離婚しなくて済むかなぁ、とのこと。


2日目 居たい人と、居たい場所で。 - これからのパートナーシップ②

2020/05/17公開(20:14)

■これからのパートナーシップ(後編)

コロナ以降、リモートワークが増え、家族の生活圏が一緒になってきた。不満を溜めない、または溜まっても解消していくための工夫とは?

ー リモート離婚とならないために

今までは、色々と”分けて”いた。
 ex,仕事とプライベート、職場と家、役割(妻・夫、男・女)…etc.

これからは、”分けない”時代。境界線が曖昧になる。
 ex,仕事もプライベートも一緒の空間に。妻・夫どちらも洗濯掃除をするし、どちらも稼ぐ…etc.

不満とは、自分らしくなっていない時に出てくるもの!
ちゃんと分かれていたものが分かれなくなくなる、という変化によって、ストレスが出てくるかも。考え方の根本を変えていく必要あり!
 ex,仕事の時間だろうが、食事の用意もする。妻だろうが夫だろうが、やる。etc.

ー 「優先関係」や「境界線」が、崩壊!!

*堀内家のエピソード*
Googleカレンダーでお互いのスケジュールを共有している。今思えば、これを始めたことが大きかった!それまでは、それぞれの手帳などに書いてあり、「聞いてないよ!」「え、言ったじゃん!」など行き違いも。

昔は、心のどこかで無意識に「俺が仕事をやっている時は、俺の仕事を優先!」という、”優先関係”があったかもしれない。パートナーさん側にも、多分あった。

→堀内が仕事のスケジュールを入れたら、そこは動かせない!といった、少し偉そうな感じ(笑)
→だんだん、パートナーさんに不満が溜まる!
→逆に、パートナーさんに先にスケジュールを入れてもらうことにした!
→最終的には、お互い何となく、良い感じに。

今は仕事も遊びも同じで、「カレンダーに入れたもの=優先度高!」という感じ。「やりたいことを、カレンダーに入れる」感じになった。
お互い、遊びより仕事の方が重要度が高い!といったヒエラルキーも、仕事や遊びといった境目もあまりなく、ただ「やりたいことをやる」。

そういうことを積み重ねて行くうちに、お互いが生きやすいライフスタイルができていったかなぁ、と。

ライフスタイルが先にあって、その中に仕事や遊びや学び…色んなことが入ってくる、という、女性性に合うスタイルを、パートナーで体現している感じ。これは堀内自身にとっても、結果的に楽になった。自分のリズムで全部決めるようになったので。

「女性性の時代」が始まってきた中で、コロナが来て、生活やライフスタイルがどうあるか?が先にある、という世界に、今多くの方が強制的に放り込まれていますね。

ー 時間給で縛る働き方から、成果・アウトプットにお金を払う働き方へ。

リモートワークになると、いつ仕事を始めて良いか、いつ終わって良いか分からなくなり、仕事の時間に遊びを入れちゃう、といったことに罪悪感を感じる方もいるかも。

サラリーマンは、仕事時間中は時給をもらっている、という生き方。時給をもらっている間は、他のことはしちゃいけない。

一方、リモートワークは、出勤時間で縛れない。アウトプットさえ出せば何でもいい。その間の時間はどう過ごしても良いという側面がある。

でも、遊びを優先した人の人生のクオリティはUPする。つまり、仕事のクオリティもUPするはず。このあたりの切り替えが、いま半強制的にやってきている。

ミコさんより。
「仕事時間にSNSを見ているってバレないように…など。
人目を気にしていた。そういう方って、多いのでは!?」

→堀内も昔はあったけれど、パートナーさんとの間で仕事と遊びの優先関係を崩した結果、気にしなくなった感じ。

「今やりたいことを最優先でやる」ということをお互いが優先できるようになった結果、「遊び=仕事の合間の休暇」という感覚も完全に抜けてしまった。どっちも大切。仕事と遊びの区分けは、曖昧になって行く。

出勤時間が決まっていて、その時間に仕事をせねば…。というのは、実は自分が自分を縛っている状態。これからは、勤怠や時給で管理することは合理的でない、と気づき出して、アウトプットに対してお金を払う、という時代へ。

ー 最終的には、「居たい人と、居たい場所で、居る。」へ。

自分が行きたい時に行きたい所に行く、など、区分けが無い感じが24時間365日になると、自分のバイオリズムを掴んで、それに合わせて仕事を入れることができるようになる。
そうなると、成果もあがるし、落ちている時には仕事を入れず、温泉に行くなど、落ちている時なりの過ごし方ができるように。

カレンダーの空白が多くなると、その日の朝にその日にやりたいことを決める、という感じで、思い付いたことを即行動に移せる感じになる。そういう人が増える。

最終的には、”居たい人と、居たい場所で居る”、という感じになっていく。

リモートワークが原因のコロナ離婚(リモート離婚)に関しては、もともと抱えていたものが、コロナがきっかけで表面化しただけでは?

合わない人と嘘ついて一緒にいることは、今後どんどんできなくなる、という流れ。居たい人、自分とぴったり来る人と一緒にいるというのが、これからの時代。

夫婦、パートナーのイメージや定義も変わっていきそう。
もう既に、女性が稼げる時代。気が付いていない方も多いが、インターネットで自分で色々できるようになり、養ってもらう必要のなくなった女性が今後沢山出てくる。経済問題が解決したら、いつでも離婚したい…という女性も多いのでは。無理して一緒にいたり、無理して家事をやる必要もなくなってくるでしょう。


3日目 「持たない」時代の新しい働き方

2020/05/29公開(22:13)

■これからの働き方
これから、仕事・学び・遊び…などが並列にある感じのライフスタイルに移行していく中で、リモートワークが増える以外に、「働き方」に変化ってありそう?

ー 「持たない」時代の、働き方・お金の考え方。

リモートワークが増えると、”決まった場所・時間にいる必要がない”、という発想の切り替えが起こる。

堀内会社の例では、規模が小さいというのもあるが、やりとりはチャットだけ。打ち合わせは、何年もやっていなかったりする(笑) 何かが起きたら、誰かがチャットで書いて、その場その場でパパっと、即解消する。いちいち集まって会議を…ではなく。スタッフさんがどんな人が、あまり知らなかったりするくらい(笑)。雇用はしておらず、個人事業主さんと、仕事内容に応じて、ある会社さんと契約された方が来てくれる。

これからは、『持たない』時代。
土地を持たない、事務所を持たない、スタッフも雇わない。

堀内のスタンスは「仕事がまわればどんな形でもOK」
ex,同じ人がずっとでも良いし、入れ替わっても、一時的でもいい…etc.
ほぼ何も「管理」していない感じ。

そうすると、必要なタイミングの時だけ人が関わってくれて、動いた部分だけお金を払う、という考え方。極端な場合、やる気がない時にはやらなくて全然構わない。動いた時だけ支払いが発生するから、動かなければ支払いが発生しない。らくちんな感じ。

雇っちゃうと、その人の給与を払うために仕事を作るっていう感じがある。土地を借りちゃうと、その土地を保つために最低ライン稼ぎ続けないといけない…みたいな。しんどい感じ。

徹底して「持たない」という考え方にして行くと、相手が日本人であってもなくても良いし、どこに居ても良い。

これは、こういう時代やコロナのような状況が来る、と、前々から準備していたというわけではなく、たまたまなっていって、結果的に今の時代にぴったり合った感じ。ある意味、コロナのような状況でも会社としてはダメージを受けにくい。

小さな会社ですが、3~4年前までは固定費が毎月200万ぐらい発生していた。売上は堀内がほとんど1人で作っていた状況。それで、色々頑張りすぎて、僕自身が動けなくなったことがあり、お金は入ってこないのに月100万とか200万ずつ出て行く状況になってしまった。

やばい!と、固定費を精査していったら、本当に最低限に絞ったら4~5万でも回せるな、と気づいた。気持ちよくやるために、25万円くらいは払う、
というところに落ち着いたが、それもいつでも削れる状況まで作った。

突き詰めると、固定費のほとんどが”見栄”だったりする。
 ex,立派な事務所、スタッフが何人いる、良いもの・最先端の何かを整えている…etc.
これからの時代は、いざとなったら固定費がゼロでも回せるぐらいが理想。そういう考え方ができない人は、コロナみたいなことが起きた時に、あっという間に潰れるかも。

ー 好きな時に好きな場所で好きな人と。”パラレルプロジェクト”の時代へ。

自分の会社では、「プロジェクト」も持たない。別途立ち上げる感じにしていった。
誰かと組んでやるとか。例えば、一番新しいセミナーは、ある会社と一緒に作っている。発生する経費はそちらの会社さんが払ってくださったり。

こうして、自分の会社では、人も持たず、土地も持たないで、また、お金が最小限しかかからない状態で、プロジェクト単位で動く感じに。

関わる人は、プロジェクト単位で全然違う。また、複数あるから、仮にプロジェクトが1つ潰れても、自分の会社には何のダメージも無い感じ。

今までの会社運営は、全部を自分達で持とうとして、そのために人員もキープするので、働いてない間もいわゆる時間給の考えで給与を払う感じ。

今後は、雇用する側も雇われる側も、「決まった場所に行って決まった時間働く」というのは本当に無くなって行って、「好きな時に好きな場所に行って、好きな人とプロジェクト単位で関わる」という人が圧倒的に増える感じがしている。もしくは、コミュニティ単位っていう感じかも。

今後は、『大きいもの』の方が苦労する。
維持しなきゃいけないから。

おそらく、皆どんどん、小さなものを目指いて行く方向になる。一つの所に依存することはリスクだという事例が増えそう。頼っていた一つが潰れると、全て失う、といったケース。

これからは「パラレルプロジェクト」という働き方へ。
パラレルワークも、古い考え方になっていくはず。常に複数プロジェクトを抱えていて、例えば6個中1個プロジェクトが潰れても、残りの5個である程度はお金も大丈夫。こうなると、新しいことのチャレンジ・冒険がしやすい。チャレンジしたものが、思った以上にお金をもたらしてくれるようなこともあるかも。

ー お金の奴隷をやめる。本当に、「やりたいから、やる」働き方へ。

「ねばならない」は消える。
ただ「やりたいからやる」世界へ。

複数のプロジェクトが回っていると、自分の中で趣味・遊びに近いものももう一個やってみようかな、と、気軽にできるようになる。一つの会社に雇ってもらっている状況では、”遊び的な企画”は提案しづらい感じ。
そうすると、純粋に「やりたい」というだけで出来る。そういう感じのものが世の中に増えて、「生きるために稼ぐ」「食べるために仕事をする」という人は、すごく減りそう!

具体的に何かまでは分からないが、コロナみたいなことは、これから沢山起こりそう。考え方・ライフスタイル・仕事のやり方を変えざるを得ない状況に、どんどん追い込まれていくイメージ。今までのやり方はどんどん変えて行かないと、追い詰められちゃう。

仕事とかビジネスとかお金とか、外的要因ではなく、
自分を真ん中に据えて、
好きなもの・やりたいことを軸にするイメージ。

それが見つからない人は結構苦労しそう。好きなこと・やりたいことをやろう、嫌なことをやめよう、というのは、一時のブームのようなレベルではなく、これからは好きなこと・やりたい事を中心にできない人は、結構しんどくなる・苦労する感じになるはず。

そうならないためには、今からやるしかない。好きなことをやる、やりたいことをやる、嫌なことを断る…など。

今までそれができなかった人は、絶対、他人に気を遣っている。そうしないと仕事が無くなる・職場の人間関係が悪くなる・クライアントを怒らせる…などなど。突き詰めると、それによって「お金が入ってこなくなる・生活できなくなるから」。

結局、そういう人達って、お金に魂売っちゃってる。
お金の奴隷になっている。

ここを切り替えないと、おそらく、コロナ的な何か、第2波、第3波で、
どんどん苦労することになると思う。そこに気づくかどうかですね。


4日目 「肩書き」から「わたし」へ - これからの仕事

2020/06/12公開(26:00)

■これからの仕事

コロナをきっかけに、仕事そのものの在り方はどうなりそう?

ー 今の「雇う・雇われる」は、どちらも都合が悪くなってきた

会社や組織に雇用されて働くこと自体は、減っていく。ひとつの会社に入って、一回就職したらずっとその会社で働く決まった場所に行って月に何時間働く…という今までの形は、雇用する方もされる方も、どちらも都合が悪くなる。

雇う側からすると、お金がかかりすぎる。朝出勤し始めてから、帰るまでずっと価値を生み出し続けていることって、実はあんまり無い。サボっていようが何だろうが、お金を払い続けている状態。

堀内の会社では、基本、アウトプットで評価する感じ。作業自体は、朝やろうが夜中にやろうが、平日や休日いつやっても関係無い。やった分だけお金が出るという感じ。売り上げがたった所だけお金を払う、という考え方は分かりやすい。

コロナのような時に、売り上げが立たないのに固定給だけ払い続けるのは大変。事務所代・家賃なども固定費として、同じ感じ。

雇われる側は、「自由」になる。今の時代は、自分でブログを書いたり発信をしたり、インフルエンサーと絡んだりが自由にできるようになっている。自分で稼ぎやすくなっている。

急速に変化が起きると、混乱は起きるかもしれないが、もう、そういう時代の流れになっちゃう。まずは雇う側の人が雇えません、となる。同時に、雇われる側も、才能がある人がどんどん独立する流れ。

堀内自身も、一個のことに縛られたくないし、好きなタイミングで好きなことをしたいし、色んな会社さんや色んな人と絡んでいきたい。
もし「お前はうちと契約したんだから、他と仕事するな」と今言われると
ちょっとイラっとするかも(笑)

これから、才能や能力のある人は縛る所にはいられなくなるし、雇う側は、その才能を使いたいなら複業(パラレルキャリア)を認めざるを得なくなる。そういう方向へ、時代は流れていく。

第二弾、第三段のコロナ(のようなもの)が起きたとして、自宅待機となると、雇う側も大変。一方、才能を表現したい人も、家でずっとゴロゴロは嫌になるはず。そうなると、こっそりとでも、色々やり始めるのでは。今はSNSやYoutubeがあるから、誰でも色々と発信ができる時代。
ex,作り始めたら、意外と会社員の頃よりお金が入ってくるじゃん!?etc.

意識の切り替えが追いつかない人はしんどいかも。でも、世の中の流れはもうそっちに行ってしますはず。

ー 発信と、横の繋がり。「わたしの存在」を、知ってもらう。

「発信」は大切。
今はメディアを誰でも持てるようになった時代。お金をかけずに広告宣伝を誰でもできるようになった。子どもたちがTikTokでどんどん自分の動画を公開していたりと、「自分のことを表現することが当たり前」という人の人口比率は今後どんどん高くなっていく。

同時に、全員がそこに行かなくても良い。発信力のある人達を応援するのもあり。ex,得意を活かしてライターや動画編集者として活躍!etc.
これも、1か所に所属せず、複数やれば良い。

ただ、そういう人すら、自分のメディアは持っていた方が良い。そう思うと、一周回って、発信すること自体には、やっぱり皆、慣れちゃった方がいいのかも。

もう一つは、コミュニティ。
コミュニティの繋がりからお仕事をもらうケースはこれから増える。オンラインサロンや、SNS上での同じ価値観の友人の集まりなど。何かを始める時に、顔の分かるあの人にお仕事を頼もう、となる感じ。

ex,堀内の事務局をやってくださっている方は、発信や顔出しは少し苦手。「堀内さんのところでやっているなら、うちもお願できますか?」など、まさに、繋がりや口コミでお仕事が広がっている。

なので、必ずしも発信ができないといけないわけではなく、その場合は繋がりやコミュニティの中で、存在を知ってもらう。知ってもらうことができさえすれば、チャンスは広がって行く。

ー 「肩書き」「役職」ベースから、「人柄」ベースへ。

そうなると、「人柄」がベースになる。
今までは「役職」「仕事」がベース。自分に合う合わないじゃない。人柄ベースだと、わたしの個性にあった仕事や働き方で、仕事が来る感じ。

発信含めて、日々のコミュニケーションの中で、私は「これが得意です、苦手です」を入れて行く。そうすると、こちらが無理して合わせるというより、マイワールドに仕事の発注などを合わすことができる。

ex,私はこれくらいの期間があれば良いアウトプットができます!/私はムラがあります!/約束の時間は守れません!…etc.

プレゼンポイントが、変わる。

これまで:約束(社会の中の常識やルール)を守る。
ex,納期を守る、決まった時間に決まった場所に行く

これから:キャラを発信する。欠点も含めて表現するのが大事。
ex,バイオリズムに合うと良いアウトプットができます。気分が乗らないと投げ出します。

会社名、肩書き、役職名で推測するという予定調和が崩れて行く。時代の移行期間は、役職も複数持つようになるはず。
ex,堀内の例:社長、コンサルタント、セミナー講師、作家
現時点では、役割が便利なこともあるが、どの役職も「堀内 恭隆」そのものではない。最終的には、肩書きや役割で表現することもなくなって行くはず。

「〇〇株式会社の〇〇です」で、「すごい!」というのもなくなる。肩書きをゲットするために、その会社に入りたい、というのもなくなる。むしろ、「今どき、人の作った看板でしか自分を売れないんですか!?」「あなたは一体何者ですか?」と言われる時代が(堀内の周囲では)もう来ている。

今は、通じる世界と、通じない世界とが分かれているかも。肩書きや所属が通じる世界はだんだん弱くなっていく。5年くらいでは。10年はかからないかも。

今の10代の子達はそこを抜ける。彼らが働く時代には、肩書きでマウンティングする世界は消えている。

「確かな存在は自分だけ」という感じ。そして、一周まわって、もう少し先に会社や組織の価値が見直される未来が来る。その時には、「会社は私が利用するものだ」となる。

これまで:肩書きをもらうため
これから:〇〇さんが所属している会社(会社側がブランドをもらえる)

今の会社のメリット:資金がいっぱいあること。才能のある人達がそこに集団として所属していること。個人で数億のプロジェクトを立ち上げるのは難しいが、会社だと簡単にできる…etc.

次回はこのあたりを詳細に!


5日目 事業・タイムマネジメントからシンクロニシティ・マネジメントへ

2020/06/14公開(26:00)

■これからのビジネス
これまでスタンダードだった、長期計画や中期計画を立てて、目標達成に向かって…という、ビジネスのあり方。これからどうなる?

ー 計画に向かって行くビジネスから、柔軟に変化するビジネスへ。

計画を立てて目標達成に向かってビジネスをする、というやり方は、もう通じなくなった。何より、事業計画に「コロナ」を入れられた会社は無い、ということ。

不測の事態や時代の変化を事業計画に入れられる人はほぼ居ない。今、社会のインフラや仕組み、考え方の変化のスピードが速い。
 ex,クラウドファンディングなど新たな仕組み、SNSやYoutubeの急速な発展…etc.

つまり、3年前の事業計画を守ってビジネスをやると、お金も人も、時代遅れのことに投じることになり、その事業自体が社会に取り残されるかも。

予測不能だからこそ、フレキシブルさが大事。どんどん変わって行ける感じ。今の流れを読んで、全てを変化させていく。(=女性性)

ー 小さな単位で、どんどん変わって行く。

経営者に大切なのは、組織をいかに小さくできるかどうか。どれだけ抱えないか。

3年の事業計画を達成することを前提にするから、抱える。それらが時代遅れになるのであれば、まずは「持たない」ことが大事になる。
ex,本部は小さくする。/雇わず、フリーランスや少人数の専門集団と組んでやる。/組む相手は、状況に合わせて柔軟に変えてく…etc.

ー 没個性から、「この人と組みたい」へ。

目標設定の考え方自体を変える。目標が先にあって人を集めるのではなく、これからは、気の合う人・惹かれる人と集まって、”この人達と何をやるか?”

これまでのように、上の人が責任を持ってビジョンを示して、
計画を策定しておろす…と頑張ると、下の人は、指示待ちになってしまう。今まではむしろ、指示待ちで没個性的な人の方が、ある意味で喜ばれた。
ex,我々の業界の文化に、あなたは合わせられるでしょうか?etc.

これからは、「この人と組みたい」と思ってもらえるかどうかがポイント。”個性が全く見えない人”は喜ばれない。1人1人が、自分はどんな人間で、何がやりたくて、何が苦手か…といったパーソナリティを発信できないと、仕事をしてくれる人がいなくなってしまう。

ー 事業・タイムマネジメントから、シンクロニシティ・マネジメントへ。

これまでの、事業計画やタイムマネジメント=「想定内・予測可能・計画通り」。過去の延長戦。面白いものは作れない。

これからは、偶然をうまく使って、予測を超えたものを作る=「シンクロニシティ・マネジメント」。集まった人どうしで発想し、偶然を積み重ねる。
想定外が入るほど、自分達も思ってもいなかった面白いものができる。これをやれる人達が、今後どんどん伸びて行く。

計画通りに行かない方が良い。予測を超えて面白いものを作る。その先、さらに「そもそも計画はそこまでいらないじゃん」となっていきそう。

管理計画自体が、事業を回す時に、逆に足を引っ張るケースが増える。
ex,在宅ワークになったので、行動履歴を報告する…。←これにコストがかかる!etc.

慣れる必要はある。これまでのやり方で、なんとか管理しなければ…と、しんどそうな人と、計画を持たず、自由に楽しそうにやって、しかも結果まで出している人。皆がどちらを選ぶか?というと、結果は見えている。世の流れはどんどんそうなって行く。


6日目 人間=労働力の終焉。IT化が経営にもたらすものって?

2020/06/22公開(22:21)

■これからの経営

ー 大きな会社が苦労する!? 「維持するために頑張る」が終わる。

これまで、社員の生活を守って保証すること(ex,毎月決まった金額を保証する。福利厚生を手厚くする…etc.)は、当然のことで、そのために会社が頑張ってお金を作っている側面があった。

コロナでは、そこが足枷に。維持するために、潰れちゃう。

人数が多い、大きな、しっかりした会社の方が今後苦労する。”しっかりと、維持”するための費用がまず大変。維持するために、社員さんがもっと働け、ということが実は起きる。自分達の生活を安定させる仕組みのために、頑張る…みたいな。

養うのをやめろ、と言うのは、経営者さんによっては怒る・ひっくり返るお話かも。でも今、いらなくなってしまっている。それに気づいていない人は多い。

ー IT化でコスト激減。個人であらゆることができるようになってきた!

昔は、会社でないとできなかったことが、今は誰でもできるようになってしまった。

Youtubeでの動画配信一つとっても、Youtubeやインターネットが無かった時代は、動画を撮影して人に見せるとなると、テレビ局を自分で作るとか(笑)それ以前に、動画を撮影したり映る機械を自分で作るとか。莫大なお金がかかる!

ブログを書いて無料で配信することも、活版印刷ができる前、プリンタができる前、インターネットができる前…。莫大なお金や時間がかかる!

今は、3Dプリンタで100万円程度で家がつくれるなど…!

IT化=無料化が進むということ。かかるコストが、1年~1.5年のうちに1/2になる。つまり、どんどんお金がかからなくなっていっている。

会社という仕組みを使って、資金を調達し、能力のある人を雇って教育し、生活の面倒も見て生み出していたものが、個人や個人の集団で、お金をかけずに色んなことができてしまう時代に。

好きな人と集まって、気の合うことをやっていく。アイデアは何でも形になる。そういう時代へ。大きな会社組織を維持するための事業などが必要なくなっていく。

ー 「労働力の提供」から、「個性を差し出す」へ。

全部ではないが、ルーティンワークだけでなく、クリエイティブ部分や職人技すら、AIに置き換わると言われている。

人間をロボットのように扱う時代は終わり。労働力として人間を扱って、労働に対してお金を払う時代が終わる。

我々が提供するのは労働力ではなくなる。

提供するのは、「この人ならでは」の個性・ユニークさ。この人と一緒にいたら楽しい、幸せ。この人と過ごすと時間が豊かになる、など、そういう部分。

ー 倒産は怖いニュースではない。

こんな会社が倒産した…というニュースが増えている。
ニュースになるということは、それくらいインパクトのある大きな会社ということ。これは、時代の転換点。新しい時代に合わなかった会社が潰れて行っている感じ。これから、たくさんの会社が潰れる。

怖い気がするかもしれないが、明治維新をきっかけになくなったものや
バブル経済崩壊の時に無くなったもので、今困っている人はいない(笑)

潰れている、ということは、生まれているものも沢山ある。今日、友達と集まって「これ面白くない?いいね!」と言っているものが、10年後に今のGoogleやSoftbankになっているかも。

そのスピードが速くなっている。すごい勢いで潰れていくし、すごい勢いで生まれている。入れ替わっていく時代。

結局、今日この瞬間、不安はあっても、自分自身の今日の生活は大丈夫な人がほとんどのはず。心配することは無い!

7日目 好きだから、繋がる。 - 地域からコミュニティへ

2020/07/06公開(22:21)

■これからの地域社会
コロナ後、オンライン化が急速に進む中、この先、地域社会って成り立つ?

ー 我慢しなくなる。好きな人達との繋がりの時代へ。

いきなり地域社会そのものは消えないが、今まで地域単位で動いていたものが、間違いなく変わってくる。

オンラインベースでコミュニケーションが「できちゃう」ということ。
 ex,堀内に関わってくれているスタッフさんは全国にいる。他にも、東京にいる出版社の方と今一緒にやっていたり。etc.

できちゃう、ということは「我慢する必要がなくなる」ということ。そこを辞めても何とかなるため、転職、離婚をサクサクする人が増えた。

我慢する必要がなくなる要因2点

①お金を稼ぐことが楽ちんになってきた。(環境面)
ほぼお金をかけずに、自分でお金を稼げる時代に。起業のハードルも下がり、場合によってはランニングコストを10万円/年などで起業できてしまうのが当たり前に。

②SNSによって価値観の多様性が見える化。(精神面)
以前は、閉ざされた世界。めちゃくちゃローカルなルールを、社会だと思い込まされていた。その会社や家庭に入ると、それを常識とするしかない感じ。(ex,働き方の常識はこう、母とは・父とはこういうもの…etc.)今は色んな生き方や考え方が情報として入って来ちゃう。ブラック企業!パワハラ!とすぐ炎上するのも、「我慢しなくなってきた」という時代の変化。

SNSなどで簡単に人と繋がれるようになった結果、今いる場所や地域にこだわる必要が薄れ、好きな人達とお付き合いすれば良いという感じ。

コロナでさらに、出勤する必要が無くなったと気づき出した。リモートワークという選択肢が増え、「決まった所に居なくて良い」と皆が知っちゃった。

さらに、自動翻訳の発達によって、これからは世界中の人と繋がることができるようになっていく流れ。

ー 我慢した人の方が苦労するし、迷惑をかける。

今後は「嫌なことを辞める」を真面目にやっていかないと、むしろ苦労する。そうしないと、「あなたはどんな人間?」が見えなくなる。

今までは、「気持ちよくやるために、折り合いつけて我慢しましょう。」
これからは「何で我慢してまでやってるの?」が普通になる。

バーチャルで結婚もありえる。オンラインで知り合って、日本とパリにそれぞれ住んでいる、みたいな。結婚という概念そのものも変化しそう。
予想では、相手の存在感やぬくもりがオンラインで感じられるよう、人間の感覚器官やテクノロジーが進化・発達しそう。絶対に会わなくてもよくなる。

我慢した人の方が苦労するし、我慢した人が周りに迷惑もかける時代になる。嫌なことをはっきり嫌だと言ってくれない方が、例えば仕事のパートナーとしても付き合いづらい。

本当は嫌なのに我慢してやっている人は、苦労した分を返せと回収しにまわってくる印象。とても迷惑(笑)こちらのパフォーマンスも下がるし、ストレスも溜まる。得意・好きを中心にすること!

ー 「合う・合わない」がコミュニティの基準に。

地域という固まりよりも、人やコミュニティとして「合う・合わない」が
大事な単位になってくる。昔の地域のコミュニティセンターが、オンラインサロンやSNSのコミュニティにシフトしてきたイメージ。

会社も、地域があまり関係無くなるので、全国・全世界で自社コミュニティの文化に合った人を採用できる。

完全に地域は消えないが、1人の頭の中で、1日の中で過ごす「繋がり」が、地域と関係ないオンライン上の繋がりの方の占める割合がどんどん増える。

各コミュニティで独自の法律や経済圏ができていく。

*ミコさんの実感*
Facebookの友達の半数は直接会ったことが無いが、友達という感覚がある。

堀内とミコさんが直接会ったのは1年くらい前のイベントだが、既にそれまでも何回か会っているような感覚がどこかであった。

何度も顔を合わせたけど、自分とは合わない、という人よりSNSでしか接点が無いけど、親しみを感じている人もいる。そのうち、人種も超えてそういう繋がりが増えそう。

8日目 授業のフリー化・オーダーメイド化!? - これからの教育

2020/08/10公開(24:51)

■これからの教育
これからリモート化がますます進むことで、教える・教えられることは、どう変わって行くのか。

ー リモート需要の高まりから、授業の「フリー化」・教育を「選べる」時代へ。

リモートでの授業を入り口に、教育のフリー化やオーダーメイド化はどんどん進みそう。

まずコロナ以降、リモートでの授業の需要が増えた。今後はそれらの対応へのニーズは強まる。

オンラインだと、まず地域が関係無くなる。いずれ、オンラインで無料公開が始まるのでは。実際にハーバードなどで授業を無料公開していたり。

うちもやらなきゃ、と、あちこちで授業の無料公開が進む。最初は一部公開などでも、徐々に全部見せる、となりそう。ありとあらゆる授業が全世界で見られる時代へ。

ここは自動翻訳の進化がかなり関係してくる。世界中の有名な大学、先端的な研究をしている大学はもちろん、小学校、中学校、高校とも、授業が自由に見られるイメージ。

そうすると、人気の授業を選べるようになる。受ける側の年齢も関係無くなって来る。

自由化は、教える側でも進む。学校の先生でなくても授業をするなど。
今もYoutubeで既に出てきているが、ますます、色んな先生が溢れる。

どの人から学べばいい?というニーズが出て、食べログの先生版のようなものができるのでは。ランキング化やポイント化。

自動翻訳が進むと、これの世界版のイメージ。
 ex,世界の中で、物理といえばこの先生、微分積分ならこの先生…etc.

タイプの合う・合わないでも選べるようになりそう。
 ex,エンタメに優れている、情報量が多い、グラフィックを駆使している…etc.

スマホやタブレット、PCのようなものを触れさえすれば、2,3歳であっても授業を見られる。興味のある分野はどんどん見られるようになる。
そういう子は、今の学校の仕組み(学年制、興味の有無では選べないetc.)が面倒になったり、合わなくなるかも。子どもが子どもに教えるバージョンも出てきそう。

そうなると、今、職業だから・食べるために「先生」をやっている人は
少し厳しくなっちゃうかも。すぐにはそういう時代は来ないとは思うが、教えることが好きで、創意工夫してやっている人に、人気は集中して行きそう。

オンラインならではの授業を工夫できる人は人気が出そう。オンラインなので、人数の上限も地域の限定も、年齢の制限も無く、学校に所属する必要もない。

受ける側も、色んな学校の授業を選択して受けられるようになれば「入学」の必要もなくなるかも。また、オーダーメイド化が進むと、同時にそのコーディネートをする学習コンシェルジュ的な人も出てきそう。

そうなると、最低限の読み書きそろばんが必須で残るのか、もしくはそこもコンピュータがやってくれる、という考えになるのか…このあたりまで来ると、もちろん詳細は分かりませんが。少なくとも、「しんどい学び」はやらなくて良くなりそう。

良いか悪いかは別にして、全教科バランス良く…ではなく、1人1人の興味や得意によって偏りそう。特化型の人になっていく感じ。

めちゃくちゃ勉強した子どもが、ノーベル賞やフィールズ賞クラスの論文を書くこともあるかも。そこから起業をして、今でいうGAFAみたいな会社を作っちゃう、など。

ー 親子の概念、学びの価値観…全てが変わっていく。

子どもが伸びるままに伸ばしてあげられるかが親の側に大事になるが、親が焦って、もっとこうすれば、ああすればとなり、子どもが消化不良を起こすことも、いっとき、起きるかも。

ゆくゆくは、子どもが大人に教えるケースも出てきそう。「大人が成熟・子どもは未熟」という価値観が変わる。

これまでは、「小学校〇年生とはこういうもの」という世代ごとの概念がある。新しい世界観に入ると、世代と成長とが関係なくなりそう。「学年」の概念も無くなりそう。

親だから子どもに何かせねば、が無くなって、子どもの声に耳を傾けて、子どもの邪魔をしないことが親の役割になっていく。(邪魔はしないけど、こうすると火傷するよ!ということは伝える、みたいな。)

親子の関係性も変わりそう。子どもから大人が教わる、といった逆転現象が起きる。親より稼ぐ子どもも今少しずつ事例が出てきているが、増えそう。
ex,勉強して、社会に出て稼ぎなさい
 ↓
子どもの邪魔をするより、今から養ってもらおうかな。etc

時間経過とともに、価値観、考え方、概念が変わる。

不登校の概念も変わりそう。今は、不登校だと
・最低限の教養を得られない
・友達付き合いやコミュニケーションを学べない
ことが問題とされているが、SNSで交流できてしまう。子どもだけでなく、大人とも、できる。

オンライン上のコミュニティごとに、ルールや文化が異なる時代になった際、学校で学んでいるような「共通のルール」はある意味で消失する。学校自体が無くなるかは分からないが、無理に学校を使わなくても良い、という人は出て来そう。

同時に、こういった流れが加速する中で、今は気付いていない学校の素晴らしさが発見されるかも。

テクノロジーの発展で、バーチャルでリアルに体験できる技術も進みそう。
立体映像でピラミッドに入れたり、江戸時代に行けてしまったり。

今は、義務教育という形で、親が子どもに教育環境を整えなさい!という義務の側面が強い。子どもも、「行かなきゃいけない」半強制感。これからは、一周回って「学びが純粋に楽しい!」となりそう。

そうなって、積極的に学ぶ人が増える。教えるのが楽しいという人にも人気が集まりそう。

教える側も教えられる側も、「意図をもって選択すること」がスタンダードに。
決まった時間に決まった場所に行く感じが薄まるということは、自分で考える必要があるということ。どう生きたいか?どんな人間なのか?に焦点が当たる。教育コンシェルジュだけでなく、自分はどんな人間なんだろうということを探求のサポートをするお仕事や役割も求められるかも。

堀内個人的には、めっちゃ楽しそうなイメージです。


9日目 人類総”内面”時代!? これからの心の世界


■これからの心の世界
コロナ以降、心や意識に関心のある人が増えた印象も。これから人々の関心は内面により向いていく?

ー 外の安定から、内側の安心へ。

これまでは当たり前だったこと、前提を疑いさえしなかったことが、当たり前でなくなった。コロナで、それが大量に一気に来た印象。(ex,新しいルール(リモートワーク、ソーシャルディスタンス、マスク…)、4年に一度あって当然だったオリンピックが延期…etc.)

確かなものが確かでなくなり、予測が立たなかったり、頼れるものが無くなった状態。不安定な世界では、心理学やカウンセリングなど、内側を落ち着かせたり穏やかにさせていくものが今以上に求められていくのでは。

これまで:外側を安定させよう!
これから:いくら安定した仕組みを作っても、崩れちゃう…!コントロールできない。不安!→ 内側を安定させたい。

トラウマ・抑圧した感情など自分の内側にもともとある不安は、外側の状況変化でブワッと出てくるもの。溜めていると、状況に振り回される。
実際問題、外側の状況や環境が不安定でも、内側が平穏だったら何の問題も無い。安心していれば、あまり関係ない。こういった内面の扱い方を知りたい人が増えている感じ。

ー オンライン時代は、心の扱い方が必須スキル!

人とのコミュニケーションにおいて、今までは会えば通じた部分が大きかったが、オンライン化が進んだ今、画面越しの情報がある意味全て。オンラインこそ、自分がオープンでいて、心を扱えないと人と繋がれない。このことに気が付いて、自然と心のことに関心が向く人も多そう。

これまでは、一般的には心のことと言えば鬱などマイナスをゼロにするためのものという印象が大きかったはず。これからは、生産性・クリエイティブ・チームビルディングのためのトレーニングとして必要になってくる。

自分の心の扱い方を知りたい人、学びたい人、そして心の分野に関わりたいという人が増える。これまでは心理学・自己啓発・スピリチュアル・精神世界というと、「興味を持った人だけのもの」という印象だったが、製造業やファッション・教育など携わっている業界に関係なく、あらゆる人達の求めるものに変わっていくかも。

ex,日常会話で、「このプロジェクトを進めるにあたって、どんなことが心のグロックになっていそう?」など、そんな会話ができるイメージ。

ただ、我々世代までは特に、まずは、学校や社会で無意識に習得してきた、パターン化された正解やルール「普通・常識・当たり前」を外していく作業が必要かも。これからの時代は、枠の外で「いかに自由な発想ができるか?」「柔軟になれるか?」が大事。

ー 既に心の業界にいる人へ。準備をしよう。

提供者側の視点で見ても、これまでは趣味の延長(心のことが好きな人だけ、どうぞ)というスタンスだったのが、心の領域がより社会に直結して、役に立つものなんだ、という実感が出てきているはず。これまでは、目に見えないものというと、人によっては虚業と受け取られやすかった。それが実業になってきた。コロナ以降、今社会のあちこちで起きていることに対して、自分自身の持っている知識や理論、技術が、「役に立つ」という感覚が出てきた。

現時点で既に心や意識のことに携わっている人は、これからどういった場所に行って、どんな風にやっていくか、という発想を今からしておくと良い。時代に求められていますから。


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※サムネイル制作:ますこ、編集:長岡美幸

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