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ワシントン大学留学体験記3(内定通知をもらってからの流れ、授業の履修、寮について)

ここからは、私が大学から内定をもらい、ワシントン大学から入学許可を得た後から、留学を開始するまでの出来事を書いていこうと思う。

寮から見た朝日☀️


ワシントン大学から内定通知を受け取ってからの流れ


大学3年生の5月だった。バイト先に行こうと思い、自転車に乗る前にふと携帯をみたら、Conglatulation!と書かれたメールを発見した。ワシントン大学からの内定通知メールだった。え、私ワシントン大学に行けるんだ!やった!!と思い、バイトに行かないといけないという暗い気持ちが一気に吹き飛んだのを覚えている。
しかし、修羅場はここから始まった。ワクワクしながら、本当に私はアメリカに行けるんだろうか?という不安が常に付きまとった。アメリカに渡航する書類を作成することが、それまで生きてきた中で最大の関門だったかもしれない(大学受験超えた笑)

まず、メールを受け取ってから、学生IDを作る。そのIDで大学の各種ウェブサイトや授業で使うオンラインダッシュボードなどにもアクセスできるようになる

IDをオンライン上で作り終えてから、寮の手続きや授業の履修登録が可能になる。(後述する)


すべては、ここから始まった🐈

必要書類の手続き等


まず、学生ビザを発行してもらう手続きをしなければならなかった。それにはDS2019という大学から発行される書類と、パスポート、銀行の預金残高証明書、所属大学からの内定通知書、その他の書類などを持って、アメリカ領事館に提出し面接を受けなければいけなかった。

パスポート&ワクチン

まず、大学3年生の7月にパスポートを発行した。高校生の時に持っていたパスポートだと留学中に期限が切れてしまうため、10年用のパスポートを取得した。また、銀行に行き、預金残高の証明書をもらったり、アメリカに行くために打たなければいけないワクチンを打ったりもした。ワクチンについては、大学の中にある保健センターに連絡し、学校に行くついでに髄膜炎のワクチンとはしかのワクチンを打った。さらに、そのころはコロナの影響でコロナワクチンを2回以上打たないと出国できなかったので、コロナのワクチンも打った。

いままで受けてきたワクチンを証明するために、母子手帳のコピーも取った。私の母は(私と違って)きっちりした性格で、いつどのワクチンを打ったのか全て記録していた上、母子手帳にもスタンプがあったので、ワクチン接種の証明はほぼ問題なくクリアできた。母に大感謝である。


そういえば、高校を卒業したという証明のために、高校の卒業証書もコピーした。(家のコピー機だとやりにくかったので、コンビニに行った)

学生ビザ申請

そして、アメリカのビザを申請するオンラインのフォームがあるのだが、その英語や内容が難解で、精神的にかなり参ってしまった。10日ぐらいかけてようやくオンラインフォームを作成した記憶がある。正確な情報と緻密な入力が求められるこの作業はもう二度としたくないと思った。ここからも見て取れるように、私は非常に大雑把な性格である。
また、日本に在住して人とのつながりがあることを示すため、親族以外の連絡先も借りた。こころよく住所を書くことを許可してくれた友達2人には感謝である。

そして、領事館で無事、書類の提出と面接を終えた。面接は自分の名前やアメリカのどこに行くか、なんで行くかといった簡単な質問で、5分ぐらいで全て完了した。(待ち時間が長かったなあ)

DS2019の悲劇

DS2019という書類だけ、その場で返されるのだが、書類を入れていたクリアファイルが没収され、また鞄を駅のロッカーに閉まっていたため、素のままの紙を持って領事館を出た。

雨が降っていたので濡れないように気をつけながら、駅に向かった。クリアファイルパチられたんかなあと思って悔しかったけど、後日、なんと領事館からパスポート&学生ビザとともにクリアファイルは郵送され、手元にもどってきました!歓喜!!!ありがとうアメリカ領事館!


授業の履修について

授業の履修登録は、履修登録ができるプラットフォームがあり(メールでおくられてきます)そこから、指定された期間内に行いました。
履修登録できる期間なら、取り消しも可能でした(日本の大学と一緒ですね)ただし、取りたかったコースが埋まっている可能性もあるので、ご注意を。取れる授業数はビザの関係で上限が決まっていました。

〇私の失敗談

私は学部3年次に留学していたのですが、なぜかfreshman(1年生)として、ワシントン大学では登録されていたため、当初計画していた授業を殆ど取ることが出来ませんでした。なぜなら、上の年次から履修登録期間が始まって、1年生が登録できる期間には取りたかった授業が埋まっていたから。

ワシントン大学に留学生をサポートする部署があり、そこに言って変更することができるので、もし自分の登録された年次が異なる場合は早めにオフィスに行くことをおすすめします。(私がそれに気づいたのは、留学が終わる2ヶ月前でした。。。。)



寮について

キャンパス内に住むか、キャンパス外に住むかの選択ができる。
それぞれ、私(ねこぬ)から見た、
メリットとデメリットを書いていこうと思う。

概要:ワシントン大学シアトル校には北キャンパス、西キャンパスがあり、それぞれ複数の寮が存在している。リベラルアーツ系の授業を取ることが多い場合は、北キャンパスのほうがアクセスが良いかもしれない。
自分の取りたい授業が、どの教室でやっているのかシラバスで調べてから
どこに住むか決めるのも1つの手である。

メリット:比較的安全。キャンパス内でも小さい事件はたまにおきるが、キャンパス外と比較するとよっぽど安全だと感じた。寮に住む人たちが参加できるイベントもあるので、多くの学生と接触する機会も得られる。また、授業を受ける建物と距離が近いのも利点だといえる。キャンパスの中に食堂やスーパーもあり、生活するのには困らない。また、時おりキャンパス内に生息する可愛いリスちゃんやうさぎを見ながら授業に向かうことも1つの醍醐味だろう。

デメリット:費用がかさむ。寮に住むと、必然的に学内のミールプランもセットになり、両者を切り離すことができない。大学も学生をキャンパスに住まわせることで「ビジネス」を行っているので、学内の食堂やスーパーのごはんが少し高いように感じる。


住んでいた寮
虹が見えた🌈
かわいいリスちゃん🐿️



キャンパス外のアパートなど

概要:キャンパス外で自分でアパートなどを契約することを指す。

メリット:探せば寮より安く済むことができ、食費もおさえられる。

デメリット:場所にもよるが、キャンパス内より安全性が保たれない場合がある。大学の近くにあるAve(アベ)と呼ばれる大通りでは銃撃や強盗が日常的にあるので、治安が悪い。場所にもよるが、大学と少し離れてしまうと移動時間が生じる。

あくまでも私の意見なので、他にもメリット、デメリットがあるかもしれないが、何を優先させるかによって、どっちに住むか決まってくると思う。

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