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☆学級経営91☆本音や弱音を言える学級


長期休業明けの子どもたちのことを心配する先生方は多くいらっしゃることと思います。


私大人であっても、休み明けの出勤は憂鬱に感じることがあり、ましてや長期休業であれば尚更です。このことについて、子ども達も同様であると考え、子どもたちの心を少しでも明るくするために様々な実践が行われています。


それらの多くが、楽しく、取り組み易いものであり、素晴らしいものがたくさんあると思います。


それらに共通していること、とも言えるかもしれませんが、子どもたちと共有したいマインドとして私が大切だと思うことは、「弱音や本音も言える」ということです。


「なんとなく憂鬱だな」
「友達と久々に会うの不安だな」
「疲れているな」
「学校に行くの心配だな」
「でも『頑張ろう』と思って、早起きしたよ」


など、子どもたちひとりひとりの心には様々な思いがあります。(マイナスなことばかり挙げましたが、もちろん、プラスの感情をもって登校する子もいるでしょう。)


それらの思いに蓋をすることなく、「友達や先生に表現することができる」ということは、子どもたちの安心感のために大切なことであると考えています。

教師としては、子どもがマイナスな感情を表現してくると、不安を感じてしまうこともありますが、長期休業明けには特に子どもの心の状態に気を配り、寄り添うことを意識したいと思います。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。