元気なワンちゃんと町をおさんぽ【智頭町民泊インタビュー Vol. 3】
お待たせしました!
鳥取県智頭町で民泊を受け入れているご家庭にお話しを伺う「智頭町民泊インタビュー」シリーズ。
第三回目は、「ちづの宿 ももちゃん」の中澤さんご夫婦です!
今回、メンバーのりょうは、インタビューや体験だけでなく実際に民泊もしてきました!
少し緊張しながらお家の前まで着くと、ワンワンと元気な鳴き声が聞こえてきました。
ペットのももちゃんです!奥さんとご主人と一緒にお出迎えしてくれました。
お家の中に入れていただくと、
広々とした玄関と奥まで続く長い廊下があってびっくり。
温められたリビングに案内してもらい、こたつでお茶をいただいて一息つきます。だんだんと緊張もほどけてきました。
自己紹介をした後、
さっそく智頭町や民泊の魅力について様々なお話を伺いました!
インタビューの前に、まずは蒟蒻づくり体験と薪割り体験の様子からお届けします!
蒟蒻づくり
もう16時過ぎだったので、奥さんと夕食に使う蒟蒻を作り始めることに。
ご家庭の畑で採れた拳大くらいの蒟蒻芋。初めて見たので想像以上に大きくて驚きました!
まず、皮をむいてサイコロ上に切っていきます。
20分ほど茹でて柔らかくした後・・・
ミキサーに蒟蒻芋と茹で汁を入れて粉砕していきます。
粘り気が出るまで、とにかく手で混ぜ続けるのがポイント。
まだ熱いので火傷しないように注意しながら・・・
炭酸ナトリウムを少しずつ加えます。すると、成分が反応して固まってきました!温かいスライムのような不思議な感触でした。
だんだん蒟蒻の特有の匂いもしてきました!
これを浅いバットに流し込んで30分ほど寝かせておきます。
最後に、ナイフで切って・・・
さっと茹でたら完成です!
できあがった蒟蒻はさっそく夕食でふるまっていただきました!
自家製のゆず味噌でいただく田楽と、醤油とワサビでいただく刺身蒟蒻。
どちらも市販の蒟蒻とは全く異なり、プルプルと新鮮。とても美味しかったです!
スーパーで手軽に買える蒟蒻を、芋から手作りしたことがある方は少ないと思います。
ぜひ民泊をした機会に挑戦してみてはいかがでしょうか。
薪割り体験
蒟蒻を30分ほど寝かせている間に、ご主人に木割り場に連れて行ってもらい、薪割り体験をしてみることに!
まずはご主人のお手本から。
高い位置から勢いよく斧を振り下ろして、綺麗に割っていきます。
私も見様見真似でやってみます。
しかし、想像以上に斧が重くてびっくり。ヒビが入るだけで半分に割ることはできませんでした…
最後はご主人に丸太を小さく割ってもらい、なんとか割ることができました!パカっと綺麗に割れたときは爽快感があります。
初めての薪割り体験。
苦戦しましたがご主人のおかげで楽しむことができました!
インタビュー
今回はりょうが、奥さんとご主人にインタビューしました!
智頭町観光協会の矢部さんも同席していただきました。
Q. どういった経緯で民泊を始めたのですか?
奥さん:10年くらい前に民泊を受け入れている人から誘われました。けど、家族の人数が多いから断ってて。8年くらい前やってみようかなということで始めました。
りょう:長くやってられるんですね。
ご主人:けどコロナが流行ってる間はやっていなくて、今年から再開しました。
Q. 智頭町の魅力とはどのような点だと思いますか?
ご主人:やっぱり自然ですね。
りょう:そうですよね。私は生まれも育ちも神奈川県なので、比べると自然豊かで空気が美味しいと感じます。
奥さん:北海道や東京の学生も、横瀬の中原夢来キャンプ場(※)に連れて行ったらすごい喜んでいたね。
りょう:そこでは現在もキャンプができるのですか?
ご主人:できますよ。テントを張ったり、ログハウスに泊まったりね。そこで薪割りも体験できます。
りょう:いいですね!県外からもキャンプをしに来られますか?
ご主人:大阪や神戸など、ほとんどが県外の方ですよ。
ご主人:あと、修学旅行で来た大阪の中学生と川遊びしたこともありました。水が綺麗だから喜んでくれましたね。
りょう:川遊びなんて滅多にできないですもんね。
Q. 「ちづの宿 ももちゃん」ではどのような体験ができますか?
奥さん:蒟蒻づくり、柿の葉寿司づくり、農業体験が体験できます。
りょう:畑では何を作られているんですか?
奥さん:今はもう霜が降りる時期だから(※12月初旬)、大根や白菜は取り込んでしまいました。
旦那さん:夏はナスやキュウリ、秋から冬にかけて里芋やサツマイモを作ってて、民泊しに来た人に収穫してもらったこともあったね。
奥さん:あと、智頭中学校の男の子に、機械で畑を耕してもらったことも。初めてやったと喜んでいました。
Q. これまで民泊を受け入れてきたなかで、印象的だったエピソードはありますか?
奥さん:今はもう出ていった娘が、英語が得意だから通訳してくれたことがありました。
りょう:どこの国の方が泊まられたのですか?
奥さん:ドイツ人夫婦です。「ドイツは寒いでしょう」って言ったら、「ドイツでは室内にストーブを置かなくても暖房設備が備わっている」と教えてくれました。
りょう:そういう話が聞けるのは面白いですね!
りょう:国内だとどこから来られますか?
旦那さん:もう全国各地から来ます。
りょう:それは智頭町に移住したい方々なのでしょうか?
奥さん:そういう方もいますね。あと、前に智頭町の別の家庭で民泊をしたからと言ってうちに来る方もいます。
矢部さん:智頭町の中で民泊をリピートする人は多いんですよ。
りょう:確かに、いろんなご家庭でいろんな体験をしてみたいですよね。
Q. 最後にメッセージをください!
奥さん:今日は孫が来てくれたようで嬉しかったです。
矢部さん:智頭町のおもてなしですね。
りょう:ありがとうございます!是非また伺わせてください!
インタビュー後記
優しい奥さんと気さくなご主人のおかげで、まるで実家のように心地よく民泊することができました。
朝にはももちゃんの散歩もさせていただき、癒され、リフレッシュできました!
また、余った蒟蒻やゆず味噌、吊るし柿までたくさん持ち帰らせていただき、自宅で美味しくいただきました。
この度は本当にありがとうございました!
最後までお読みいただきありがとうございました!
次回のインタビューもお楽しみに!
※記事の掲載にあたってはご家庭から許可をいただいております。
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