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物知りな奥さんから栄養学を学べる!【智頭町民泊インタビュー Vol. 4】

お待たせしました!
今回も、横浜の大学生が鳥取県智頭ちづ町で民泊を受け入れているご家庭にインタビューした様子をお届けしていきます。

第四回は、「ちづの宿 油屋あぶらや」の中島さんです!

ちづの宿 油屋
智頭エリア
家族構成:奥さん、ご主人
体験:麹づくり、甘酒づくり、(占い、食育、ドローン)



智頭駅から歩いてすぐの一本道沿いにある「ちづの宿 油屋」。
木製の大きな表札が目を引きます。

引き戸をノックすると、すぐに奥さんが出てきてくれました。

お家のなかにいれていただくと、様々なことを学ぶのが好きな方で、壁一面に栄養学の資料や資格の証明書が貼られていました。

テーブルの周りに腰をかけて、さっそく食育を教えていただきました。


食育

体調を崩したことがきっかけで健康に関心を持つようになった中島さん。
栄養素の働きや食事選びのポイントについて教えていただきました。


まずは、テーブルの上にあったペットボトルについて説明から。


何気なく口にしているジュースですが、なんとこれだけのスティックシュガーが含まれているそうです。
これからは飲みすぎに注意していきたいです…

また、吸収した栄養素は分解されたあと、小腸で吸収されます。
納豆や味噌など発酵食品を食べて、腸内環境を整えることが大切とのこと。

食育に関する資料

また、オリーブオイルアマニオイルなど良い油を取ることで、脳の働きが活性化するそうですよ。

日常の食事で意識できることばかりだったので、私も実践していこうと思います!


たくさん学んでお腹がすいてきたところで、奥さんと一緒にお昼ご飯を作りました!

まずはお味噌汁。
お椀に納豆パックを出し、自家製の味噌、鰹節、シイタケなどが混ざった自家製の粉を入れます。

わかめやとろろなど好きな具材を加えて、お湯をそそげば出来上がり!
5分足らずで作り終えることができました。時間がない日の朝食にもぴったりです。

続いて、豆腐、鰹節、ひじきを混ぜた白和えと、


卵、オリーブオイル、お酢、塩を撹拌してマヨネーズも手作りできました。


それぞれ盛り付けて、あっという間にお昼ごはんの完成です!

メイン料理は奥さんが作ってくださった鶏肉のソテー。
自家製マヨネーズをつけていただきます。

麹に漬けた鶏肉と漬けていない鶏肉があるから食べ比べてみてほしいとのこと。すると、麹に漬けたほうが柔らかくてジューシーな味がしました!


食事の後は、奥さんが仕込んでおいた自家製の甘酒をいただきました。
濃厚で優しい甘さがして、とても美味しかったです!

栄養満点で美味しいお料理で、身も心も満腹になりました。


インタビュー

今回はりょうが、中島さんにインタビュー。
民泊にまつわるエピソードや趣味のお話まで盛り上がりました!


Q. どういった経緯で民泊を始めたのですか?

奥さん:4年前くらいにやってみようかなと思って始めたんですけど、直後にコロナが流行して中断していました。開店休業ガラガラピッシャンで(笑) それで、今年の秋に再開してからは、アメリカやフィリピンなど海外の人も含めて積極的に受け入れています。

りょう:海外の方は何か体験されたのですか?

奥さん:占いに興味がある人がいて。日本に移住するべきかとか、娘さんの学校はどこが良いかとか、占いました。


Q. 智頭町の魅力とはどのような点だと思いますか?

奥さん:智頭町には、とても賢くて個性的な人が多いんですよ。だから、それを皆さんに知ってほしいなと思うんです。

りょう:どういった点で、賢くて個性的だと感じるのですか?

奥さん:誰でも得意技があるんです。黙っているけどね、絶対なにか秘めてる。

りょう:確かに。林業に精通している人から郷土料理が得意な人まで様々で、話してみると楽しいです。


Q. 「ちづの宿 油屋」ではどのような体験ができますか?

奥さん:占い麹・甘酒づくり食育です。

玄関横にはこんな表札も下がっていました!

奥さん:あと、今年4月にドローンの資格を取りました。民泊しに来た人と一緒にやったことはないけど、やろうと思えばできます。

りょう:どういったきっかけでドローンを始めたのですか?

奥さん:今年の正月、業者から家の瓦が歪んでいるから100万円で修理しないかと持ちかけられました。けど、そんな大金ないから、ドローンで写真を撮って本当に修理が必要か確かめようと思って。

りょう:行動力がすごいですね!

奥さん:思い立ったらすぐに行動してみるタイプなんです。


Q. これまで民泊を受け入れてきたなかで、印象的だったエピソードはありますか?

奥さん:どなたも賢い方ばかりで、交流するなかで新しいことに興味が湧いたりします。

りょう:そうなんですね。学生も民泊に来られますか?

奥さん:はい。
この間は、公立鳥取環境大学と国際基督教大学が提携しているから、その2人がペアで来ました。若い方と話すと若いエキスが吸収できるから大好きです。

奥さん:ご高齢の3人で泊まりに来て、寝る前に鞄を広げて、オイルを出して、アロママッサージを始めたこともありました。すごい良い匂いが漂ってきたけど、私は片付けが残っていて見られませんでした。


Q. 民泊や智頭町に関心がある人にメッセージをください!

奥さん:ぜひ宝を探しにいらっしゃってください

りょう:素敵です。私たちもwebサイトを通じて多くの方に智頭町の宝を知ってもらえるよう頑張ります。


インタビュー後記

楽しく栄養学について勉強することができ、食生活を見直すきっかけとなりました。コロナに負けない免疫をつけていきたいです!奥さんはとても気さくで話し上手な方で、食育からインタビューまでの時間があっという間に感じました。
この度はありがとうございました!


最後までお読みいただきありがとうございました!
次回のインタビューもお楽しみに!


※記事の掲載にあたってはご家庭から許可をいただいております。

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