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男性が1年間育休取って人生観変わった話⑧―1



こんにちは!エルザスです。


私は主に育休取得について悩んでいるプレパパ向けに、その背中を押せるような記事を書いています。

今回からは複数回にわたり、

実録!男性が育休取って全力で子育てしてみた!


をお送りします。
夫婦で育休を取った場合、役割分担をどんなふうにしていたかの参考にしていただければと思います。



わが家の子育ての前提

  • 当初は母乳とミルクの併用

  • のちに完全ミルクに移行

  • 当初は赤ちゃんと同じ部屋で親も就寝

  • のちにベビーモニターをつけて別の部屋で寝るように

  • 夜勤は午前4時頃の授乳までエルザスが担当、それ以降妻にバトンタッチしてエルザスは9時頃まで寝る、というのが基本的な分担

  • 目標はフランス式育児。早期にセルフねんねを身につけてもらい、はやく夜通し寝てもらうようになること


フランス式育児については過去の記事でも軽く紹介しましたが、そのうちしっかりと説明したいと思います。

以前フランス式育児について触れた記事はこちら↓


それでは本題いってみましょう!





実録1:生後1週間時点


妻と子供が産院から退院してきて3日目です。
赤ちゃんは首が座っていないし体全体がぐにゃぐにゃしています。私はまだだっこもおっかなびっくりしている状態でした。


まずは子育てのタイムスケジュールをご覧ください。

この日は合計母乳5回、ミルク7回、オムツ替え8回


こちらは「ぴよログ」というアプリの画面になります。
夫婦で育児を役割分担するためにめちゃくちゃ使えるアプリです。なぜなら子育て当番を交代するとき、前回の授乳やオムツ交換が何時だったかや、赤ちゃんがそれまでどんな様子だったかなどをいちいち言葉で引き継がなくて良いからです。特に1秒でも早く寝たい夜勤の交代時、これは非常に大きかった……


ぴよログはこちら↓(普通に日本語のアプリですよ!)



夜勤の前半は私が担当していました。
この日は午前1時頃に子どもが泣き出したのでミルクをあげ、オムツも替えて、哺乳瓶を洗って消毒したら就寝します。それがだいたい2:00くらいです。

ちなみにわが家では、哺乳瓶の消毒は主にミルトンの薬液に浸す方式でした。
ミルトンの薬液の場合、洗い終わった哺乳瓶をドボンと沈めて浸けたままにしておいて、使う時にトングで取り出すというかたちになります。煮沸消毒や電子レンジ消毒と違い、乾かすことに手間を掛けなくて良いのが魅力です。まあたまに煮沸消毒もしていましたが。

使っていたミルトンはこれです↓



その後、4時頃にまた泣き出したのでミルクをあげ、哺乳瓶を洗って消毒するまでが私の担当でした。
この時期の赤ちゃんはだいたい2.5〜3時間ごとに授乳が必要で、うちの子はけっこう時間に正確なタイプでした。つまり、泣く時間はだいたい一定で、前回の授乳から3時間後くらいでした。

4時頃の授乳が終わったところで別室(親が寝る部屋)で寝ていた妻と交代します。今度は私が別室へ移って9時頃まで眠ります。
言うまでもなく、そんな時間まで寝ていられるのは育休をとっているおかげですね。

その後、昼間は妻と2人で一緒に面倒をみることが多かったです。また、片方が子供を見ていてもう片方は買い出しに行ったり、仮眠をとったりもできました。そういうことができるのも夫婦で育休を取ったからこそですね。


夜のビッグイベントは沐浴です。
我が家ではダイニングテーブルの上に大きいタオルを敷き、その上にラッコハグという空気でふくらませる小さい湯船を置いて沐浴していました。

これです↓


ラッコハグの良いところは、赤ちゃんがずるずると水中に滑り落ちるのを防止するためのストッパーがついているところです(画像の中ほどの棒のような部分です)。これがあるおかげで赤ちゃんの体を手で支えていなくても大丈夫なのです。
風邪を引かないように手早く洗ってあげたい中で、手が塞がらないのは本当に大きかったです。

沐浴のあとは水分補給もかねて寝る前のミルク。この日はそのタイミングではやくもうんちをしていた(沐浴後につけたオムツがもう汚れていたということです)のでオムツを替えて、消灯になります。
夜勤早番の私は子供がいる部屋で寝床に入ります。そのため、子供の沐浴より先に、夕方くらいには自分の入浴を済ませていました。それができるのも夫婦で育休を取っていたからこそですね。
寝床に入ったのはまだ9時過ぎですが、いかんせんもう寝不足なのですぐ眠りに落ちてしまいます。そして翌日の午前1時頃、また子どもが泣いて1日が繰り返されます。



育休を取った男の実録子育てスケジュール、いかがだったでしょうか?

この日は午前4時頃のミルクを終えたところで妻と交代できましたが、退院して間もない妻はまだまだ産褥期。妻の体調が辛そうなときは、その次の午前6時頃の授乳も私が担当することも少なくありませんでした。
出産によって女性の体が受けるダメージは全治3か月とも言います。出産時には何もできない男性はこういう時こそ積極的に役割を果たすべきでしょう。

(里帰り出産などもせず、旦那さんが育休を取れなかったお母さんはいったいどうやってこれをワンオペでこなしているのでしょう?純粋に信じられません。2人で分担してもキツかったのに……)



次回も引き続き「実録!男性が育休1年取って全力で子育てしてみた!」をお送りします。次回は生後1か月頃の様子をご紹介したいと思います。


ではまた!

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