剣道、知っていますか？⑦

　【月島光つきしまひかりのLet's簡単剣道】

こんにちは🌞総武学園そうぶがくえん高校剣道部1年の月島光つきしまひかりです🥰

いつも本編を読んでいただき、ありがとうございます✨
前回のお話で、あの桜宮さくらみや姉妹から私はどうにか引き分けることができました。ですが、左京さきょうも右京うきょうも恐ろしく強かった😱
でも、総武学園そうがくの、『伝統ある剣道部』の威厳を少しでも保てて良かったです😊

さて、今日は剣道の中でも一番キツイ練習方法をご紹介します。本当はもう少し段階を踏んでから、この稽古方法をご紹介しても良いのですが、先に厳しい稽古があることをお伝えしたくなりました😅

剣道で一番キツイ稽古、それは

『掛かり稽古』

です😵❗

掛かり稽古の目的は『いくつも』あります。

・連続技を身につける
・基礎体力の向上
・打突フォームを身体に染み付ける
・キツイ稽古をやりきったと自信につなげる
・精神力の向上
・無駄な動きをしなくなる

まだまだありますが、ひとまずこんなところでしょうか💦

そして、やはり『気合』と『根性』はどうしても大事になってきます。
（私も子供の頃、何度も掛かり稽古で泣きました🥲）

これがキツくて剣道辞めてしまう人もたくさんいます(´；ω；`)
（そして、静香しずかと一緒に何度も逃げました😂笑）

子供の頃、特に小学生の時は体も小さくて、先生方に掛かっていくと必ず転ばされるんですよね💦

種類もいくつかあって

・元立ちの先生方にひたすら掛かる

これは先生方相手にひたすら掛かり、打ち込みます。時間も場所によって様々ですが、8～10秒ぐらい、15秒～30秒とかも？ひたすら体力の限界まで掛かります。笛や太鼓の音が聞こえたら、すぐに次の先生方に掛かります。それを5～7人ぐらいの先生相手に続けて、ようやく1周が終わります💦
そして、1人間を空けて、2週目スタート。これがエンドレスと思われるぐらい続きます( ﾉД`)キビシイ

・互いに合掛かり稽古

これはお互いに、『始め』の合図で打ち合います。相手も打ってくるので気持ちよく打てるわけではありません。ただひたすら必死に打ち込むのですが、大事なのは構えや打突、呼吸法を正しく行うこと。何回も何回も行うと、意識も朦朧としてきます。そんな中で基本をいかに崩さず技を放てるか。本当にキツイです💦

・円陣掛かり稽古

これはやっている所とそうでない所に分かれます。これに関しては良い動画があったので観ていただけるととてもよく分かります😊☟（10分ぐらいです。長いかな？）

※剣道まっしぐらさんより引用

円陣から出ないように、周りが竹刀でバランスを取りながら、とにかく1人を相手にひたすら掛かります。掛かって、掛かって、掛かりまくります😂

ここに、男も女も関係ないのです（笑）

お笑い芸人『まんざらでもねぇ』の弟、将平さんは相手の力を上手く利用して最初は掛かっていきますが、途中から力がなくなり動けなくなりますよね😓「わかるなぁ～」と思いながらも当然、掛かる側は止めるわけないです。

ひたすら終わるまで耐えて、耐えて、耐えます。終わった後はガクッと倒れたり、休憩中に面を外した時の表情を見ればキツさが物語っていますよね。

お兄さんの涼平さんは、剣道で有名な国士館高校剣道部レギュラーだったプライドからか、真っ向から向かっていきます。でも、守谷の女子も日本一高校のプライドで激しいぶつかり合いになりますよね❗

そうそう、周りの励ましや激励も大事です。あくまでこれは剣道の稽古です。相手をやっつけたり、潰したりするのが目的ではありません。初めて見た方はビックリするかもしれないですが、終わればみんな笑顔なものですよ😊

ちなみに総武学園そうぶがくえんもたまに円陣掛かり稽古やりますが、最初は1年生の滝本たきもと君や前田まえだ君は泣いちゃってましたね😓総武学園うちは女子が強い高校ですから、男の子のプライドとかもあるのでしょうか。終わった後は先輩方がフォローして、「流石だなぁ」なんて見てて思いました。宗そう君は意地でも泣かずにやり遂げます。

藤咲ふじさきさんや雪代ゆきしろさんや八神やがみさんに、どれだけ打たれて突き上げられても、涼平さんや将平さんみたく、倒れず向かっていきます。私も掛かる時は容赦しませんが、宗君の向かってくる眼は力強さがあって凄いです✨終わった後に、藤咲さんと八神さんと険悪になるのは、ちょっとまだ精神的に未熟かなって思っちゃいますけど😅

さて、本日は『掛かり稽古』について私なりの見解を述べました❗

剣道の練習って『こんな感じ』と少しでも伝われば嬉しいです🥰

以上、月島光のLet's簡単剣道でした☆彡