Something Sunny by MH

イラストレーターを目指していました | アートや本、旅行、美味しいもの、忘れ難い光景や美しい言葉やらを切り取った、好きなものコレクションです。言霊を大切に。

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小さな太陽が世界の隅々まで照らしますように Little Sun - Give a little light to everyone on our planet

東京都近代美術館のミュージアムショップにてソーラーLEDランプ「Little Sun」を購入。 オラファー・エリアソンらによる世界的プロジェクトから生まれたアートでありながら高性能かつ実用的なプロダクトで、コンセプトも画期的。スペックやコンセプトはオフィシャルサイトに詳しいのだけど、同封マニュアルによると、 5時間の太陽光充電→多段階調光の一番弱で50時間、最大発光で4時間使用可能! かつ、耐水性あり。ストラップ付き。 ▶︎サイズ:12×12×3(cm) 重さ:121g

    • ヘラルボニーのアートがある街角

      ギフトとしてこのハンカチーフを選んでから、実際に会って渡せるのを楽しみにしてる日々。 東急本店でやっていた「HERALBONY FAIR」で一目惚れ。 福祉から新たな文化をつくり出すヘラルボニーによる、アーティストが描いた作品を使ったお洒落なプロダクト達。 上からの「かわいそう」という視点ではなく、あくまでアートの才能にフォーカスして最先端のセンスとして昇華させたプロダクトで、福祉を商業的に成り立たせようとするコンセプトも素晴らしい。 『異彩を、放て。』 ショップの販

      • 初めての風景

        今年はお花見禁止。公園中、防護フェンスや ロープで囲われてます。 残念ー、と思う以上に、満開の桜の下にひとが誰もいないだなんて! ステキー 静かな風景の中、桜が際立って、 ひたすら美しく見えます。 最初はフェンスに違和感覚えつつも、 その先にある光景は、まさに眼福。 間近でなくても、いつもより目に映る桜色。 他の木々、芝生や動植物も、何やら静かな春に のんびりしているかも知れませんね。 きっと、池のカモたちにとっても一番静かな春。

        • 四つ葉たちに願いを乗せて

          四つ葉のクローバーを見つけては部屋に持ち帰り、水を張った小皿の中に。夜になると葉をぱたんと半分に閉じる寝姿も愛でていた去年。 その愛らしさは、摘んでしまって可哀想なことをしたような気持ちにもさせられたもの。 やがて寝たままか起きたままの姿になると、そっとティッシュペーパーで挟んでから雑誌(そこは四つ葉のベッドに良さげなのを選ぶ)のページの間に入れて押し花に。 一生懸命に探したのは、去年5月にロックダウンが解除された直後の近くの公園で見つけた最初の四つ葉。 その後は、公園

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        • Fav Art - 好き好きアート
          21本
        • Amazing Scenes - 眼福の光景
          5本
        • As it is - 徒然なるままに
          3本
        • Book Review - 時々、本の虫
          4本
        • Trips - 旅に出て
          5本
        • Foodie - 口福な食いしん坊日記
          2本

        記事

          願いの翼、どうか私を再びパリへ

          フランスはアートの国*その11- Amazing art scene in France*vol. 11 フランスのアート巡りは私にとって、生きる喜びのひとつ。この強烈な第3波の中、不安に押し潰れないよう、また再訪するその日を夢見て。モン・サン・ミシェルで出会ったじっと遠くを見つめていたカモメの気持ちで。 願いを込めて強く喜びの日を妄想するのだ! そして 忍耐して、勇気を持って、いたわり合って、 この時期を乗り切りましょう。 *** ときめいたフランスのアート情報

          願いの翼、どうか私を再びパリへ

          アートを見て無常を感じる年末

          用事の途中、松濤美術館で開催中の舟越桂「私の中にある泉」展へ。 この作家さんが木から彫り出す女性達の顔のカタチ、昔から理想の、まさに私がなりたい顔のなのです。 透明感のあるモデル、甲田益也子さんの面差しだと思うのですが、どうでしょう?(オフィシャルサイトから写真拝借。ボーカルでもお洒落才能を発揮されててステキな声です。dip in the pool良く聞いてたなー) さて、展覧会ですが、第1展示室の入り口から中が見えた瞬間、その世界に飲み込まれます。 木彫の人物像たち

          アートを見て無常を感じる年末

          憧れのフレンチテイスト

          *花のある風景/FLOWERS* Bunkamuraギャラリーと渋谷パルコ、2つの会場で開催の笹尾光彦さんの個展。 Bunkamuraの「花のある風景」は会期が終了し、パルコでは「FLOWERS」が12/6迄開催中ですが、両方の会場を訪れることができました。 マティスの絵や画集、花やリンゴ、カラフル雑貨が並べられたセンス良い部屋の一角を額縁の中で切り取ってみせる、とにかくお洒落で、素敵な絵を描かれる画家さんです。 今回初めて見た和風モチーフもモダンでステキ。パリの街角の花

          憧れのフレンチテイスト

          満天の星に

          *満天の星に、創造の原石たちも輝く* 素敵なタイトルがつけられたアール・ブリュット2020特別展が東京都渋谷公園通りギャラリーにて開催中です。これが素晴らしかったのです。 サブタイトルは、 カワル ガワル ヒロガル セカイ 予備知識を入れて作品見たくないので音声ガイドは普段使わないのですが、今回は使用。 音声ガイドというより、のんさんが作品について語るトークが、なかなか良いのです。 芸能界で本名を使えない女優さんのイメージしかなかったのですが、曇りのない眼差しと、

          おしゃれだけど、ざわざわ

          *ベルナール・ビュフェ回顧展@Bunkamuraザ・ミュージアム* 第3波の拡大がささやかれる中、 最近本国フランスでも人気が再燃している ビュフェのお洒落な絵でも見に行きますか、と、いざ、初日に! 太い黒い、印象的な輪郭の彼の絵、 子供の頃に見た時は何だか『ざわざわ』した 気持ちになった記憶が。 初めてこんなに多くの作品を鑑賞しましたが、 あの『ざわざわ』は正しかったのでした。 画家の作品には、その人生が投影されるものですが、まさにビュフェの場合もそうなのですね。

          おしゃれだけど、ざわざわ

          時の流れに思いをはせて

          *アイヌの美しき手仕事* アイヌ民族の衣装、道具や宝飾品の展覧会へ。 自然界にあるカタチに祈りを込め美しい模様に。丁寧な手仕事で作られたものに最後に施された 模様の美しさは、とても豊かなもの。 ひとつひとつ仕上がるまでの長くて静かな時間、実際の暮らしで人びとが使っていた時間、その後こうやって目の前で展示されている時間。 アイヌ民族の苦難の時間も含めて 長い時の繋がりを手仕事の作品から感じとれる 展覧会でした。 衣装は表も裏も両方見ることができたら、さらに良かったかもしれ

          時の流れに思いをはせて

          Stay safe & positive でいること

          高校生の頃、あらゆる生物は、DNAというやつが生き残るための単なる入れ物であり、都合の良い運び屋に過ぎないという説を知ってショックを受けたことがある。 実際は、生命の神秘はもっと複雑なはずとは思うけれど。 生物とも無生物ともつかないウィルスにとって、我々は何なんだろう? こんな気持ちの良い秋の日にも、たくさん空中を舞っているのだろうか、COVID-19め。 一体、どうしてそんなに増えたいのだ? 最近慣れっこになった自分の世界に引きこもり、さっき鑑賞したアートを思い返す。 青

          Stay safe & positive でいること

          フランスはアートの国*その10- Amazing art scene in France*vol. 10

          *ダリさま* アート界でひときわ異彩を放ったシュールレアリスムの奇才、天才。 パリのダリ美術館は、アートの雰囲気漂うモンマルトルにあります。 ↓写真右側が入り口。わかりにくい。。。 「ここ???」細いエレベーターで深く下っていく感覚の不思議な作りの美術館には、こじんまりとしたギャラリーのような空間が。立体アートが多い印象でした。 最初にダリの絵画に出会った時には、その異彩ぶりに目が釘付けになりますが、彼の卓越した技巧の素晴らしさがあるから、あの世界観が迫ってくるのだと思

          フランスはアートの国*その10- Amazing art scene in France*vol. 10

          フランスはアートの国*その9- Amazing art scene in France*vol. 9

          *ピカソさま* パリのピカソ美術館は意外にもひっそりした場所にありました(ポンピドゥー・センターから歩けます)。 元貴族のお屋敷だけに外観は重厚ですが、内装はシンプルに改築された空間で、巨匠の美術館で鑑賞というより、ピカソさんの趣味が良いお宅にお邪魔して自慢のコレクションを見せてもらっているような気持ちになりました。屋根裏部屋みたいな展示室があったような。 食したゴハンの魚の骨の形がよっぽど良かったのか、「どれどれ」と魚拓(?)にいそしむピカソさん。 その破天荒な生き様

          フランスはアートの国*その9- Amazing art scene in France*vol. 9

          フランスはアートの国*その8- Amazing art scene in France*vol. 8

          *いつも新しいポンピドゥ・センター* こちらもパリ滞在中には必ず訪れたいパリの国立近現代美術館。 大好きなマチスやミロ、カンディンスキー、ピカソなどの近代の巨匠の作品はじめ、現代アートを堪能できる特別な場所。ヨーロッパ最大の近現代美術コレクションを有しているだけあり。 展示の仕方も好き!パリの街を眺めるのにも素敵な場所です。 防火設備や非常口サインもアートに見えちゃう。 ***** 数年前に訪れた時、先生に引率された小学生、きっと低学年のグループがマチスの絵の前の床

          フランスはアートの国*その8- Amazing art scene in France*vol. 8

          フランスはアートの国*その7- Amazing art scene in France*vol. 7

          *お洒落サヴィニャックの街なのに* 雑貨屋さんで一度は見たことがあるであろうラブリーでカラフルなイラスト。商業ポスター画家のレイモン・サヴィニャックの手によるものです。 あちこちの建物に彼の絵が描かれているという街、晩年彼が過ごしたトルーヴィル・シュル・メールへも行ってみたかった。 細い道をくねくね、駐車場を探す途中、車の窓からサヴィニャックの絵の壁画を見つけて大興奮! それも束の間、「うっ」- 急にお腹が悲鳴を。。。 オンフルールで食べた素晴らしいランチ、でも、あのた

          フランスはアートの国*その7- Amazing art scene in France*vol. 7

          フランスはアートの国*その6- Amazing art scene in France*vol. 6

          *ヘンテコなアートミュージアム*エリック・サティと言えば、お洒落なピアノの旋律を思い浮かべる人も多いのでは? 彼はアート作品も残していたとは知りませんでした。 ノルマンディ地方の港町オンフルールにある彼の生家のミュージアム。散策中にフランス人の友人が見つけて入ってみたのでありました。 そこは、印象派の画家にも愛されたオンフルールの風景とは全く違う異空間。 海風とか魅力的な街並みとか、急に五感から消えてなくなる不思議さ。 「???」入館後しばらく、感想も言えなくて、友人とふた

          フランスはアートの国*その6- Amazing art scene in France*vol. 6