時の流れに思いをはせて
*アイヌの美しき手仕事*
アイヌ民族の衣装、道具や宝飾品の展覧会へ。
自然界にあるカタチに祈りを込め美しい模様に。丁寧な手仕事で作られたものに最後に施された
模様の美しさは、とても豊かなもの。
ひとつひとつ仕上がるまでの長くて静かな時間、実際の暮らしで人びとが使っていた時間、その後こうやって目の前で展示されている時間。
アイヌ民族の苦難の時間も含めて
長い時の繋がりを手仕事の作品から感じとれる
展覧会でした。
衣装は表も裏も両方見ることができたら、さらに良かったかもしれません。
柳宗悦が「用の美」のコレクションを集めた
日本民藝館で11/23迄開催してました。
お散歩した時に見かけて以来ずっと訪れたかった場所です。
大きな吹き抜けがある趣きのある館内に
温もりを感じられる古の手仕事の展示物、
素敵だなー。
西館(旧柳宗悦邸)は閉館されているせいか、
バーナード・リーチの作品が見当たらず、これはとても残念でした。
本館のミュージアムショップは、チケットなくても入れるそうです。個人的にはもうちょっと器が置いてあるとうれしいですね。
平日開館直後でも結構混んでいて、びっくり。
おばさまのグループ。。。鑑賞するのも良し、
お友達と会うのも良し、でも、大声で話すのは。館内の空気感が、、、
まあ、そこはバーナード・リーチが登場する
原田マハさん著「リーチ先生」を思い出して
心を清々しく。感動作です。
すぐ近くに駒場公園や旧前田公爵邸(現在洋館は閉鎖中/和館は公開中)があって、お散歩するのに良いところです!
✳︎NOTE✳︎
▶︎日本民藝館 公式サイト