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フランスはアートの国*その6- Amazing art scene in France*vol. 6

*ヘンテコなアートミュージアム*

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エリック・サティと言えば、お洒落なピアノの旋律を思い浮かべる人も多いのでは?
彼はアート作品も残していたとは知りませんでした。
ノルマンディ地方の港町オンフルールにある彼の生家のミュージアム。散策中にフランス人の友人が見つけて入ってみたのでありました。

そこは、印象派の画家にも愛されたオンフルールの風景とは全く違う異空間。
海風とか魅力的な街並みとか、急に五感から消えてなくなる不思議さ。
「???」入館後しばらく、感想も言えなくて、友人とふたりして黙ってしまった程。

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で、彷徨いこんだのは、ミニ回転木馬風なものが鎮座する薄暗い部屋。
これ、自分達でペダルを漕ぐと音楽と共にクルクル回転し出すという、、、ここで、「あ、普通の美術館じゃないんだな、やっぱりここは」とお互い認識したところで、安心して大笑いしながら、座り心地の悪いサティの自力回転木馬を全力で体験したのでありました。
サティの至極真面目な視線を感じるようであり、これを彼の曲を聴きながら、っていうのが、もう笑えちゃう。

その他のアートも(もはや殆ど覚えてないけど)、実験的で不思議なもので構成されていて、外の街並みとは思いっきり不協和音の場所だけど、今でも何故か忘れられない思い出に。
帰国後調べて知ったのだけど、音楽界の異端児と呼ばれていただけありますな。なんとも不思議でシュールな場所でした。(確かキャプションはフランス語のみだったような)

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オンフルールは音楽家や芸術家に愛された場所。珍しい木造のサント・カトリーヌ教会が残ってたり、中世の趣きを残しながら、小さなアートギャラリーやお洒落なショップも沢山あります。中心街の人混みを離れて小道沿いに行くと、カモの親子がいたり、街並みも可愛らしくて、のんびり散策におすすめです。

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丘に登る途中見かけたドアやポストに、住まう人たちのエスプリみたいのを感じる素敵な街でした。

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テーブルからはみ出す程のたっぷりランチプレート!スクランブルエッグは卵2個以上のだったと思われます。この他にデザートプレート、カフェオレボールも。パンと発酵バターは食べ放題天国。

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NOTE✳︎▶︎サティハウスアンドミュージアム
67 boulevard Charles V, Honfleur
公式サイト  
http://www.musees-honfleur.fr/maison-satie.html
▶︎オンフルール観光情報
https://www.france-voyage.com/フランス観光/オンフルール-141.htm




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