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【数学】私が数学にハマった理由

みなさんこんにちは!
Light up your TORCHのTaroと申します!

さて、突然ではありますがみなさんは、数学を学ぶときに、こんなこと思ったことないですか?

『公式は暗記したけど、使い方がわからない』
『こんな解法、思いつくわけがない』
『何をやっているのかよくわからない』

 おそらくこんなことを、数学を学ぶ中で感じたことがあると思います。というか私は、しょっちゅうこれがあります!
『なんでそんなん思い付くんだよ頭バケモンかよ!』数学者にとっては、褒め言葉らしいですが…。

と、いうわけで今回は『私が、数学にハマった理由』と銘打ちまして、私がどういう風に数学を大好きと思えるようになったのかをお話し
していきます。

それでは早速始めましょう~



1.数学を『学ぶ』こと。

   さて、私にとって『数学を学ぶ』とは何かを説明していきます。私にとって数学を学ぶとは、「新しい定義や原理を身に着けること」です。

 例えば、方程式であれば、方程式とは何か、どういったものなのかという理解をすることです。
 私の中で、数学を理解することは、『それがどういうものか、なぜそうなるのかを説明できるようになる』だと思います。

1-1.どうやって数学を学ぶんだ?

 『合同』って何ですか?と聞かれたとき、あなたはどう答えますか?

 2つの図形を重ね合わせた時にぴったり合うものを合同と呼ぶのですが、これを他の人に自分の言葉で説明できますか?
 重要なのは、「なぜ」なんです。例えば、

  • なぜ、合同が必要だったのだろう?

  • なぜ、三角形の合同条件は成り立つのだろう?

などなど、これらの疑問が自分の言葉に繋がっていきます。
 つまり、数学を学ぶということは、「得た知識を、他人に、自分の言葉で、論理的に説明できて、初めて理解できた」なんです。
 数学とは、分からないことを認め(認めないと疑問は生まれてきません)、それに対して、「なぜ」を考える学問だと私は考えます。私は、分からないを認めてくれる数学が大好きです。

 私の好きな数学を体現した例だと、三平方の定理は、なんと200種類以上もの証明(なぜそのように言えるのかを示す)方法があるんです。
 多いなぁ!!多いよ!!そんな量とてもじゃないけど書けねぇよ!!!!
 
「三平方の定理の数多くの驚くべき証明を学んだが、それを書くにはあまりにも余白が少なすぎる」とどこかのフェルマーさんみたいな事でも言ってお茶を濁すとします。

1-2.「なぜ」を考えること。

 数学を学び始めたころ、私にとって数学は、ただ公式に当てはめて、解き方を覚えて、ただ文字と数の羅列を計算し、答えを書くだけのものでした。それは、私にとってすごく退屈で、つまらないものだったんです。
 ですが、公式がなぜ成り立つのか、それがどういう仕組みで動いているのかを調べ、考え抜く経験を経て、すっかり数学という魅力のとりこになりました。
 しかし、その「なぜ」を深めることは時たま、中学数学、高校数学と呼ばれる学習範囲から外に飛び出してしまうことがあります。

 例えば、中学生で公式を習う○○錐(例えば三角すい)の体積になぜ1/3がつくのかは、高校の「積分」という概念を用いるとでてきます。 (中学生で気になる人は、平面図形・空間図形とかを調べてみてください!)

 この範囲は、大人の人が、学生が学びやすいように(先生が教えてやすいように)、エゴとして決められたものなので、数学を学ぶ上で、邪魔をする時もあります。
 
 私は数学が趣味と化している人なんですが、書いている内容をすべて完璧に把握しているわけではないのです。よくわかんないものにぶち当たると、考え続けた果てに頭がショートするのもよくある話ですw
 でも、その疲れが、「あ~wなんかいっぱい考えたな~w」みたいな感じでちょっと笑えたりもします。
 LITの「学ぶことを楽しむ」ことっていうのは、私にとってのコレに近いものがありますね~。
 まぁ「なぜ」を考える上で、難しいものはやっぱ難しいんだなぁ、くらいの理解で大丈夫です。

 でも、普段の公式や、定理がどういうものかを知らないで使うことは、得体のしれないものを使ってものをつくるようなものです。
 「なぜ」を知っていると面白いだけでなく、自分が書いているものに自信が持てるようになります。

 みなさんも、たまにはこういった「学び」をしてみるのも、いいんじゃないかなぁと思います。


2.数学を『解く』こと。

 さて、使う道具のことがよくわかったら、次は「どう使うか」ですよね!
 公式などを「どう使うか」=「どう問題を解く」ってイメージです!

2-1.数学を『解くおもしろさ』って?

 さて、数学を『解くおもしろさ』ってなんだ?って話ですよね。
   私は、これは大きく分けて3つあると思います。
それは・・・
  1.解き上げた後の答案の美しさ。
  2.解いている最中の試行錯誤。
  3.自分の考えた解法できちっと正解にハマった時の達成感。
この3つだと思います。

 実際の例題で見てみましょうか。

例題
私が解いた過程

 黒字で書いているところが実際に問題を解いているときの記述で、赤字は解いているときの私の思考です。
 文字汚かったらごめんなさい!
 私は数学を解いているときは、こんな感じにいつも解いています。

 さて、上記の3つと何が関係あるのかというと・・・

 1つ目の「解き上げた後の答案の美しさ」ですが、私にとって、数学を解くことは、1枚の絵を描くための旅のようなものです。
 つまり、自分が書き上げた答案を確認するときに、自分の考えた過程を追う上で、丁寧に書いていると確認しやすいし訂正しやすく、結果的にミスを防げる、なんて利点もあったりします。
 数学が苦手な人も、ぜひ、これは意識してみてください!

 2つ目の「解いている最中の試行錯誤」ですが、先ほどの絵の例を使うと、こういう絵を描きたい(問題を解きたい)から、どういう風に描いていこうかな?(考えようかな?)ということです。
 どういう風に描いて、そしたらこんな絵になった、じゃあちょっと違うから次はどうしようか?
 こういった考えて試してを繰りかえす旅の途中も、なかなか楽しいものです。
 最初は私はあまりこれは好きではなかったのですが、なぜかやっているうちにはまっていました。

 3つ目の「自分の考えた解法できちっと正解にハマった時の達成感」ですが、これは言うまでもないんじゃないかなぁと思います。
 誰だって何かを達成したときは嬉しいし、それを自分の手でちゃんとできたとなればそれは嬉しいことでしょう。
 そして私は正直言って、この喜びを味わうために数学をやっているといっても過言ではありませんw
 そういう意味では私にとって、数学は生活必需品でしょうねw


まとめ

さて、ここまで長々と真面目に(?)お話してきました。図の中の文章も含めたらとんでもないことになりそう・・・。まずは、ここまで長々とお読みくださり、ありがとうございます!
 私がいかに数学が大好きな人か、というのがおわかりいただけたかな?と思います。
 最後に1つ伝えたいことがあります。
 ここまで書いて、今更「伝えたいことってなんだよ?長いなぁ。」とお思いの方もいるでしょう。(私もそうです)

 なので、簡潔に一言で済ませたいと思います。

「数学だけでなく、今行っていることに楽しみを見つけながら進むことが、学びである」

 ここまでお読みくださり、ありがとうございました!!!

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