【雑記】医術にあって医学にないもの
いわゆる古代~近代の『代替医療』と現代の『正統医学』の話。
元々治療成績が悪く『対症療法』と蔑まれていた『西洋医学』が、他分野に遅れて19世紀後半頃より自然科学を取り入れたことで圧倒的な大衆支持の獲得と目覚しい発展を遂げるに至り、当時最大の対抗馬だったホメオパシーを代表とする代替医療を尽く駆逐してしまった。
その過程で、西洋医学はかつて『医術』に属していた頃の根本的な視点を切り捨てざるを得なかった。言うならば、その頃から医療者にとってホントは大事だけど声を大きくしては言い