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[Linp] 最奥の自己から愛を込めて

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2023年1月の記事一覧

特別性と罪悪感の関係(5/5) 〜「自我の救済計画」と「神の救済計画」〜

特別性と罪悪感の関係(5/5) 〜「自我の救済計画」と「神の救済計画」〜

特別性と罪悪感の関係(1/5)〜特別であることの魅力とその危険性〜
特別性と罪悪感の関係(2/5)〜攻撃と防衛のサイクル〜
特別性と罪悪感の関係(3/5) 〜「特別な憎悪」と「特別な愛」〜
特別性と罪悪感の関係(4/5) 〜「特別な関係」から「神聖な関係」へ〜

「自我の救済計画」と「神の救済計画」神からの特別な愛を望むという密かな願望から生まれた特別な関係の中で、自我(エゴ)の憎悪が勝利をおさめ

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特別性と罪悪感の関係(4/5) 〜「特別な関係」から「神聖な関係」へ〜

特別性と罪悪感の関係(4/5) 〜「特別な関係」から「神聖な関係」へ〜

特別性と罪悪感の関係(1/5)〜特別であることの魅力とその危険性〜
特別性と罪悪感の関係(2/5)〜攻撃と防衛のサイクル〜
特別性と罪悪感の関係(3/5) 〜「特別な憎悪」と「特別な愛」〜

「特別な関係」から「神聖な関係」へさてここまで、あなたの心を罪悪感を閉じ込めておくための一つの巨大な箱として語ってきたわけですが、ギリシャ神話にはこのことを示す物語があります。

それが「パンドラの箱」と言わ

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特別性と罪悪感の関係(3/5) 〜「特別な憎悪」と「特別な愛」〜

特別性と罪悪感の関係(3/5) 〜「特別な憎悪」と「特別な愛」〜

特別性と罪悪感の関係(1/5)〜特別であることの魅力とその危険性〜
特別性と罪悪感の関係(2/5)〜攻撃と防衛のサイクル〜

「特別な憎悪」と「特別な愛」さて、これまで「怒り」として説明してきたものは、実際には投影が呈する形態のうちの一つに過ぎませんでした。

コースは攻撃の二つの形態に相当する二つの「特別な関係」というものについて述べていますが、怒りというのは、その二つのうちの最もあからさまな形

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特別性と罪悪感の関係(2/5)〜攻撃と防衛のサイクル〜

特別性と罪悪感の関係(2/5)〜攻撃と防衛のサイクル〜

特別性と罪悪感の関係(1/5)〜特別であることの魅力とその危険性〜

攻撃と防衛のサイクル次に構築されるのが、攻撃と防衛を繰り返す二次的なサイクルです。

あなたが自分に罪があると信じて、自分の罪悪感を他者に投影して他者を攻撃したなら、あなたは自分の有罪性は罰せられて当然と信じることになります。

つまり、あなたは相手を攻撃したのだから、相手から反撃されるに値すると信じるようになります。

ここで

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特別性と罪悪感の関係(1/5) 〜特別であることの魅力とその危険性〜

特別性と罪悪感の関係(1/5) 〜特別であることの魅力とその危険性〜

特別であることの魅力とその危険性

今回は目醒めへのプロセスにおいて、あなたが最も抵抗感を覚え、また認識しづらく、それ故に最も恐れている「特別性」とそれに密接に関連した罪悪感について解説していきたいと思います。

この特別性の魅力は、分離の階梯を神との一体性へと戻っていく過程において最大の躓きの石となり得ます。

なぜなら、自我(エゴ)にとってみればこの特別性というものの正体こそがあなたに最も気付

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