全体TOP2は4割超で「桃」「いちご」！「メロン」「スイカ」は、年代が上がるほど割合も高くなる

食べておいしいのはもちろん、目にも鮮やかで魅力的なフルーツ。今回は10～60代の男女を対象に、好きなフルーツについて聞きました。

1.TOP2の「桃」「いちご」に続く、人気のフルーツは？

好きなフルーツについて最大5つまで聞きました。ふだんフルーツを食べない人も、好きなものがあれば回答してもらいました。

全体では、4割超の僅差で「桃」「いちご」がTOP2という結果に。
1位の「桃」は7～8月の夏が旬で、甘くてジューシーな味わいが魅力。かき氷やアイスクリーム、ケーキなどのデザートだけでなく、前菜やサラダ、スムージーなど広く使用されています。栄養面でも、ビタミンCや食物繊維、カリウムを豊富に含むといわれています。

2位の「いちご」は、冬から春が旬ではありますが、ハウス栽培などにより通年楽しめるフルーツ。甘酸っぱい味わいと鮮やかな色で、さまざまなデザートやケーキのトッピング、ジャムなど幅広く親しまれています。

全体の3位以降は、「梨」「ぶどう／マスカット」が3割超で続きます。
調査の実施時期（2024年7月時点）も影響しているためか、「桃」をはじめ、「スイカ」「マンゴー」「パイナップル」など、夏時期が旬となるフルーツが多くランクインしています。

2.好きなフルーツは男女年代別で差がみられる！

次に男女年代別では、好きなフルーツにどのような違いがみられるでしょうか？

全体TOP2となった「桃」「いちご」は、男性と比べて女性の割合が高くなっていました。
「桃」は、特に30代以上の女性で5割前後と高く、いずれも2位以内にランクインしています。「いちご」は、10～20代の女性で1位となり、5割台後半と高めです。桃やいちごは、旬の時期に店頭で目にすることが多く、桃を丸ごと使ったパフェや断面映えのいちごのデザートなど様々。見た目の可愛さや甘くてジューシーなところが人気のようです。

一方、男性のほうがやや高い割合となったのは「バナナ」。特に60代男性では3割超の高い割合で4位に入っています。ワンハンドで手軽に食べれるバナナは男性に好まれるようです。

10代男性では、「ぶどう／マスカット」「みかん」が4割超の高い割合でTOP2にランクイン。「ぶどう／マスカット」は、10～20代の男性で1位。さらに、10代の男女、30代・60代の女性でも4割超と高く、人気です。
「みかん」は10代の男女で高めとなっており、4割前後で2～3位にランクインしています。そのほか「りんご」は、10代の女性で3割弱で5位に入っていました。みかんやりんごは、お弁当のデザートとしても携帯しやすく、カットしなくても食べれることも人気の理由なのかもしれません。

「梨」は、30代女性、40代の男女、50代男性で4割超と高く、上位にランクインしています。
「メロン」や「スイカ」は、年代が上がるほど割合が高くなる傾向にあり、60代の男女ではいずれも3割超の高い割合となっていました。

グラフには掲載がありませんが、60代女性で「柿」が2割と高めでした。また、「パイナップル」は、年代が若くなるにつれて割合が高くなる傾向がみられました。


全国でさまざまなフルーツが生産されていますが、それぞれに旬があり、売り場に並んだフルーツをみることで、季節を感じる人も多いのではないでしょうか。食後のデザートや食事代わり、またはギフトとして贈るなど、多くの人が日常的にフルーツを楽しんでいます。これからも旬の果物のおいしさを存分に味わいたいですね。

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【調査について】
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調査対象：日本全国の15歳～69歳の男女
実施時期：2024年7月8日～2024年7月10日
有効回収数：5241サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100％にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

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