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冬になると食べたくなる食材、TOP2は男女とも「みかん」「餅」

冬が旬の食材はたくさんありますが、その中でも冬の味覚として人気の食材は何でしょうか。そこで今回は10~60代の男女を対象に、冬になると食べたくなる食材について調査をしました。


1.冬になると食べたくなる食材の全体TOPは「みかん」

冬の味覚・旬といわれる代表的な食材の中で、冬になると食べたくなる食材について聞きました。
全体TOPは「みかん」半数超の54.3%と人気です。2位は「餅(もち)」、3位は「白菜」と続き、それぞれ4割台の高い割合です。4位以降は、「大根」「カニ」「牡蠣(かき)」が3割台で続いています。

「みかん」は冬が旬の果物ですが、温州みかんや伊予柑など種類が豊富で選ぶ楽しさもあり、手に入りやすく気軽に食べられるところも人気の理由かもしれません。「白菜」も、鍋料理など冬に食べる料理によく使われている食材です。

2.「みかん」「餅(もち)」が男女ともにTOP2!

次に、冬の味覚・旬といわれる代表的な食材の中で、冬になると食べたくなる食材について、男女別にみてみましょう。

男女ともに1位、2位は「みかん」「餅(もち)」となりました。どちらも女性のほうが男性よりも割合が高く、特に10代女性では7割超の高い割合でした。
「みかん」は、ビタミンCをはじめ栄養素が多く含まれていて美肌効果もあるとされており、女性に人気のようです。
「餅(もち)」は、特に10代の男女で高い割合でした。過去の好きな和菓子調査で、10代では「わらび餅」「フルーツ大福」など、モチモチした食感の和菓子も人気がありました。

3位以降をみると、男性では「カニ」「白菜」「牡蠣(かき)」「大根」が続きます。女性では、「白菜」「大根」「カニ」「牡蠣(かき)」の順にランクインし、順位は異なるものの上位の食材は男女共通となりました。
「白菜」「大根」は男性よりも女性の割合が高くなっていますが、男女ともに年代が上がるほど割合が高くなる傾向もみられました。

女性では7位に「かぼちゃ」、8位に「いちご」がランクインし、男性よりも高い割合となりました。「いちご」は、特に10代女性で3割超と高くなっていました。「かぼちゃ」は10~30代女性で約3割の高い割合でした。

男性では、7位に「ブリ」、10位に「ふぐ」がランクイン。「ブリ」「ふぐ」は50代男性で最も割合が高く、「タラ」も60代男性で高くなっていました。冬が旬の魚は、特に50~60代男性に人気のようです。年末年始のごちそうや鍋の具材としても人気がありますね。
そのほかにも、「カニ」「牡蠣(かき)」は、60代で最も高く4割台後半となりました。また、「かぶ」「れんこん」も、60代女性で2割超と高めでした。

ランキング外ですが、「春菊」も年代が上がるほど高い割合となっており、特に40~60代の女性では2割前後と高めでした。爽やかな風味が特徴の「ゆず」は、50~60代女性で割合が高くなっていました。「ブロッコリー/カリフラワー」は40~60代の女性で高めの割合でした。
冬が旬の野菜・フルーツ類は男性よりも女性に人気があるといえそうです。


白菜や大根など、温かい鍋料理や煮物などに最適な食材を多く見かけるようになり、冬の訪れを感じるのではないでしょうか。みかんは風邪予防にも効果的といわれ、甘酸っぱい味わいが世代を問わず親しまれています。栄養価の高い食材を食べて冬の寒さを乗り越えたいですね。

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【調査について】
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調査対象:日本全国の15歳~64歳の男女
実施時期:2023年12月1日~2023年12月4日
有効回収数:5259サンプル
※性別年代構成比を市場にあわせてウェイトバック
※表/グラフ中の数字は小数第一位または第二位を四捨五入しているため、合計しても100%にならなかったり、同じパーセンテージでも見え方が異なったりする場合があります

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