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大事なことを見つける30の質問に挑戦してみる①私が刺激を受ける人

「やりたいことのみつけかた」という本に載っているワークを実際にやってみる。一人でやっていると挫折しそうなので、noteに書き出してみようと思う。記事として面白くないかも…というのが少し心配。。。

問1:会ったときに刺激を受ける人は誰ですか?その人のどんなところに刺激を受けますか。

問1目からさっそく躓きそうになる。結構難しい質問。。。
友達から先輩から同僚、上司までみんなの顔を順番に思い出す。

怖い上司も刺激的だが、刺激を通り過ぎて過激までいってしまっている印象、違うな。

素敵な同僚もいるけれど、それは刺激ではなく良い意味での同感、共感みないな感じ、違うな。

最終的にたどり着いたのは店に来られるお客様。
40代くらいの美しい奥様と寡黙で渋い旦那様のご夫婦。

1カ月に1回くらいは来店いただけるのだが、奥様も旦那様もスタッフとはあまりお喋りしない。でも独特というか、お二人がとても美しい雰囲気を持っていて広い店内でも来られたらすぐにわかる。

言葉は多くないが、お二人が仲良しなのが伝わってくる。
とてもやさしいお二人なのに私は何だか毎回緊張してしまう。

大好きな女優さんに近づくような感覚なのか、自分の理想をすべて持っている方のように感じてドキドキする。沢山お話をするわけではないので、実際はどんな方なのか知らない部分の方が多い。でも私はそのミステリアスにも近い佇まいにとても刺激を受ける。そして憧れる。

あまりお話をしないご夫婦と思っていたが、先日思いがけず長くお話をする機会があった。いつもなら会計を済ませ、洋服のお包みの間はカウンターから離れ店内をウロウロされるのだが、その日はなぜかお包みをカウンター前を離れなかった。

意外な出来事に私の方が焦り、何か必死に喋っていた。もう緊張しすぎて何を話したか覚えていない、冷や汗に似た変な汗をかきながら、服を包んだ。

それでも一応自然な流れでお店を送り出せたと思う。
背中を見送ったら、どっと疲れが出た。他のスタッフからも「あんなにお喋りされるところは初めて見ました」と感心された。少し心を許していただけたのかと嬉しくなる出来事だった。

でもやはり次に来られた時も、いい距離感を保っていきたい。
お話することだけが販売員の能力ではない、居心地よくいていただくということが何よりも大切だと思う。

言葉少なくても通じ合っているように見えるお二人、そして旦那様が奥様を大切にされている雰囲気。素敵な女性なのだろうと佇まいからわかる雰囲気。私に大いに刺激を与えてくれる、いい影響を受けている。