#22：「だからなに？」の精神

決して人にいじわるしましょう、という話ではありません。
自分に対して「だからなに？」というツッコミができると、より意図した方向にコミュニケーションが進むのでは、と思った話です。

会議中に、自分が発言した後に「・・・」と静まり返ったことはありませんか？
リモートでの会議だと特に、顔も見えないので、いっそネットワークが切れてしまったのかと思いたいほどです。

自分の発言の後に静まり返ってしまった時のことを思い出すと、たいてい曖昧なことを言ってしまったことが多かったのです。
ここでいう曖昧なこと、というのは不確定なこと、自信がないことではありません。
自分が何の意図を持って発言しているかを表現できていない発言のことです。

例えば、
質問なのに誰に質問したかわからない
何を聞きたいかはっきりしていない
意見と推測がごちゃまぜになっている

そんなとき、きっと周りの人は「だからなに？」と言いたくなることでしょう。
幸いなことに面と向かってそう発言されたことはないですが、きっとみんな心の中で思っていることでしょう。

であれば、発言する前に5秒でいいから自分で「だからなに？」のセルフツッコミをいれたらよいのです。
最近はこれを意識しているおかげで、だいぶ沈黙を避け、ちゃんと意図する方向に会話が進むようになりました。

それでも時には無意識に曖昧な発言をしてしまうこともあります。そんな時は話しながら、あ、この発言ちょっと曖昧かも、と思ったら
最後にこれは〇〇という意図です、とか、〇〇さん宛に聞いています、など付け加えるようにしています。

結果を意識することで、その過程も改善できるという良い例なのではないでしょうか。
アウトプットを意識してインプットしましょうというのもこれに近いのかな。

自分の思うように人に伝えることって案外難しいなと思う日々です。
発言や文章など、より磨いていきたいです。

では、また。

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