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鎌倉最古のお寺

かつて鎌倉幕府の中心地であった鎌倉には、現在150以上もの神社仏閣があります。鎌倉時代は初代将軍の源頼朝公によって幕開けされ、1185年~1333年まで続いた初めての武家社会です。

鎌倉時代の始まりは最近まで1192年と記憶する人も多いですが、鎌倉幕府成立は1185年頃が一番有力な説であると多くの学者が支持しています。1185年は、頼朝公が後白河法皇に「守護・地頭」の設置を認めてもらった年です。その為、現在では義務教育の学校でも1185年と教えています。

鎌倉には数多くの社寺がありますが、鎌倉最古のお寺はどこかご存じでしょうか?

金沢街道沿いに佇む「杉本寺」は734年に行基(ぎょうき)によって創建されたお寺であり、鎌倉で最も古いお寺です。境内にある苔の石段が綺麗なことでも有名です!

さて、杉本寺には運慶作と伝えられている「金剛力士像」が安置されています。運慶は平安時代に活躍した有名な彫刻家であり、仏像を専門とした作品を残しています。特に有名な作品は、奈良県の「東大寺」にある金剛力士像です。

杉本寺のご本堂へと続く階段を上っていくと、最初に見えてくるのが仁王門です。そして、その仁王門の左右には迫力満点な金剛力士像が迎えてくれます。

杉本寺の歴史や金剛力士像をはじめ、境内について詳しくは以下の記事にまとめていますのでご覧ください!


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