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zephyrの詩

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2022年6月の記事一覧

美の象徴を見てしまったの
何ものにも代え難い
星々とラピスラズリの夜
且つそれは一筋の天使の光であり
おとぎ話のヴィーナスであり
ロマンチスムに溺れるポエムの様
終わりの果てには背を向けて
私は神秘に誘われたまま
消える月を惜しむように
それを見つめた
#私の作品紹介

レモンイエローに染まればいい
指をパチンと鳴らせば
取り囲む私の世界すべてが
レモンイエローに変わればいい
懐かしく香る彼等は
軽快で柔和で
爽やかな風と共に存在を知らせる
あのいろ一色に 浸っていたい
#詩のようなもの #詩 #私の作品紹介 #スキしてみて #自由詩

物語を慈しむこと
忘れたくはないの
瞼に浮かんで憧憬
星々を数えて夜
朝露の瑞々しくて香る
日が傾いて優しさを知る

多くを知ってしまった
もう後戻りはできないの
紡いでまた、愛して

















#詩のようなもの #私の作品紹介 #ポエム #詩 #慈しむ

あめのゆめ

あめのゆめ

新しいトゥーシューズは
弾けんばかりの瑞々しい赤

透けさせた雲色の傘を片手に
くるくると回って魅せて下さいね

雨粒の音
小さくて丸々として可愛らしい音

楽器がなくたって
私には音色が聴こえるんです

裾が濡れたって気にしません
今はただ踊っていたいんです

雨に包まれて歌うんです
こころのままに

記憶の中の私が今の私を救うこと、
その度にいつか見た風景に心を寄せること、咲いた薔薇も幻想ではなかった

雨上がり

雨上がり

雨上がり、白い雲の下

草木の微かな香りが鼻を掠める

確信の、緑の上

幸福の香りが蕾をひらく

水が滴る、昼か夜かわからない時間
あなたの鼓動が響いた
それが何かを知っていたけれど
分からないふりをして目を瞑る

雨夜に聴いたコンチェルト、
仄かに香ったペトリコール

ヴィオレッタよ、華々しい世界に私は無縁であるはず、恋も愛もなにか知らないまま、無様にも容易に求めてしまう私は未熟で幼稚なのです。








#詩のようなもの #詩


つまりは夢
夢のなか、私は私をみる
北も南も存在しない
ただ分かること
それは愛であって
孤独と自由であること
生死の狭間で私を見据える


#詩 #今日の詩 #詩のようなもの