夫に聞いてみた。うつ病の時にされて嬉しかったこと。
夫がうつ病の時にされて嬉しかったこと。
それは、”そばにいてくれたこと” でした。
夫がうつ病になり、私の家族は私の心配をしました。そして夫の家族は夫の心配をしました。お互い自分の娘・息子のことなので気持ちは分かるのですがなんだか板挟みになってしまってとても辛かったのです。
私の両親(主に母親)は、せっかくお嫁にいって子供も生まれてこれからというときに夫が支えてくれないなんてといった具合に。
夫の両親(主に母親)からは、私たちは遠くに住んでるからとにかく息子のことをよろしくね!うつ病は自殺願望もあるというし、ちゃんと診ててあげてねと言われました。息子と孫のことをよろしくお願いしますといった具合に。
どちらの言い分もわかるんですが、もう正解ってないんです。だって誰も好きでうつ病になったわけじゃないから。
まわりの言葉をきいてたら自分たちを守れない。だって自分たちで傷つけあっていたらそのうちみんな壊れちゃう。まわりからなんと言われようと、私たち家族を守れるのはもう私たちだけなんだって気づけました。そして私たちは世界でたったひとつの家族なんだって...。
被害者意識を捨てたときにやっと地に足をつけることができた感じがしました。
私たち家族の心地よいありかたを考えることが大切だったのです。
それが夫のいう ”そばにいてくれたこと” なのかもしれません。
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