りりりん

HSP。 アダルトチルドレン。 アセクシャル。 生きづらい人々の『逃げ場』を作りたい。

りりりん

HSP。 アダルトチルドレン。 アセクシャル。 生きづらい人々の『逃げ場』を作りたい。

最近の記事

トモダチプロジェクト①

死にたい、とは思わない。 もう、生きるのがしんどいだけだ。 生きることを放棄したい。 それは、俺の考えつく限り、どうやら「死」と呼ぶらしい。 なんで生きるのが嫌かって、苦しいから。 そう、苦しいのはもう嫌なのだ。 だから。死を選ぶにしても、苦しいやり方は御免こうむる。 死ぬ前に、どうにか。 大切な人々には、俺の死で苦しまないでほしい。 無論、俺の死が認知されたら多少なりともショックを受けるだろう。それは仕方ない。 だが少なくとも、「あなたのせいで死んだわけじゃないよ」とい

    • さよならネットフレンド

      別に、友達になろうとして 友達になるわけじゃないので。 それは、インターネットを通したって、 全く同じことだった。 急に、無作為に。 …と言いながら、実は作為的に。 私と同じような人と、仲良くなっていた。 だって、ネットはリアルよりも、 相手を取捨選択しやすいから。 そして、また、きっと。 私も、取捨選択されていた。 私が選んだ数名は、 (しかし『私を選んでくれた数名』だった。 今ではそう思う) 私のおままごとに、付き合ってくれた。 そこで調子に乗ってしまい、数年。

      • 生きるんだよォ!

        死をリアルに感じる。 ヘタレ死にたがりエンジョイ勢だった私は、新型コロナウイルスに恐れおののいている。 自殺というのは、若くして病んだ私にとって、精一杯の抵抗だった。成功したことは当然、一度もないけれども。 思ったように生きられないなら。 せめて!思ったように死なせてよ! って思ってた。 つまり、自分の若さを自覚した上で、 「まぁ下手うたなきゃ死なんでしょ」と、 無根拠に、生き延びる前提で考えていた。 けれど。病死は話が違う。 私はビルから飛び降りることも、 薬を過剰

        • さよなら、ママ。

          私は、あなたのことが好きだった。 これからも、ずっと好き。 私は、あなたのことが怖かった。 理由はあったはずだけど、 幼い私は、叱られた原因に辿り着けなかった。 おねしょをしたっけか。 嘘をついたっけか。 友達を殴ったっけか。 わからない。 唯一理由をはっきり覚えているのは、 あん団子しか知らなかった私が、 みたらし団子の甘じょっぱさにびっくりして、 それらをゴミ箱に捨てたとき。 食べ物を粗末にしないこと。 あれからずっと、守っている。 ブランコの立ち漕ぎ。 アナログ時

        トモダチプロジェクト①

          あの日と、何も変わっちゃいない。

          矛盾したことを書く。 色々なことが変わってしまった。 大切なひとがいなくなってしまった。 守りたかったものがなくなってしまった。 夢に描いた生活が、 夢見た通りの形で叶うだなんて。 流石にそこまでは、鵜呑みにしていなかった。 何かしら、理想と現実は乖離するはずさ。 それくらいには現実を受け止めていたつもり。 だけど、夢の輪郭さえも崩れてしまうとまでは。 それほどのレベルで、 私は私を諦める覚悟をしていなかった。 確かなのは、 おそらく、確かなのは。 まだ私が生きていて、

          あの日と、何も変わっちゃいない。

          生きるために、死を思う。

          死んでもいいや、とか。 このまま生きててもしょーがねーよ、とか。 そんなことを常々考えているけども、死ぬのはとてもイヤである。 死にたくない。まだ生きていたい。 じゃあこの、死に対する忌避感みたいなモノはどっからやってくるんだろうね。 一般論ではなく。私が私を掘り下げてみる。 ・死ぬのは痛くて寒くて苦しい 最大の理由はコレ。 『押した瞬間苦痛なく消滅できるよボタン』とかあったら、ワンチャン興味本位で押しちゃってたと思う。 長時間の苦痛を伴いまくる死に方(生きたまま隙間の

          生きるために、死を思う。

          最近なにかと忙しい

          最近なにかと忙しい

          好きな文体の御三方。

          小説が好きだ。 詩が好きだ。 推敲の痕を匂わせる、言葉の連続が好きだ。 ひとつ前のエントリで、好きな小説を並べた。 だのに、『好きな作家』はあまりいない。 作品が好きなのであって、作者の人格・歴史・背景に興味を抱くことが少ない。 強いて挙げるなら、 ■宮沢賢治 ■森見登美彦 ■有川浩 ■森博嗣 くらい。文体で判別しやすいから。 それさえも、ファンだと胸を張れるほどには詳しくない。 文体と作品を区別している。 ストーリーが面白ければそれでいい。「じゃあ面白いってなーに?

          好きな文体の御三方。

          好きな小説 箇条書きしただけ

          ✅好きな小説。思い出した順。一人一作。 ■銀河鉄道の夜 宮沢賢治 ■悪童日記 アゴタ・クリストフ ■西の魔女が死んだ 梨木夏帆 ■タイム・リープ きのうはあした 高畑京一郎 ■すべてがFになる 森博嗣 ■モモ ミヒャエル・エンデ ■フルメタル・パニック! 賀東招二 ■恩讐の彼方に 菊池寛 ■死神の精度 伊坂幸太郎 ■全死大戦 元長柾木 ■虐殺器官 伊藤計劃 ■博士の愛した数式 小川洋子 ■恋文の作法 森見登美彦 ■君の膵臓をたべたい 住野よる ■バトル・ロワイアル 高見広春

          好きな小説 箇条書きしただけ

          わかりみが深みでヤベェほどエモい

          私、気づいちゃったかも。 自分が誰より秀でている、とは思わないけれど。 たぶん世間一般の平均よりは「言葉」というものに馴染んできたからか、使うときも受けるときも、言葉の意味を深く考えてしまう。 ここにおいて割と平易な文体で書こうとしている理由のひとつは、「難しい言葉を使ったからって中身が詰まってるとは限らねーな」と思ったから。 きっかけは何だったっけ。って思い返すと。 たぶん、森見登美彦の作品を読んだこと。 ・夜は短し歩けよ乙女 ・四畳半神話大系 ・恋文の作法 ・新釈走

          わかりみが深みでヤベェほどエモい

          コミュ症おじさんが異世界と転生について考えてたらあかほりさとるが好きだったことを自覚したんですが何か?

          気づけば跳梁跋扈していた、『異世界転生』とかいうジャンルの作品群。いつの間にやら右も左も異世界転生異世界転生。 お前ら正気か?頭脳は機能してるん?IQ2なの?ばーかばーか!うんこ!←IQ1の文 こーゆーのって、2010年代あたりから広まってきた、ように感じる。 同時に。作品タイトルが長文化、かつ物語のスタートラインを明示するようになってきた。中には、オタク知識が当然のように含まれることさえ。 このへんの歴史なんかはテキトーにググっておくれ。きっと、ここより分かりやすく解説し

          コミュ症おじさんが異世界と転生について考えてたらあかほりさとるが好きだったことを自覚したんですが何か?

          ポエムかよ

          ねえ、君はどんな時に詩を書きたくなる? …え? 書かないの? いやいやいや、そーゆーのいいから。ダルい。 マジでマジで。真面目に。 書かない? 読みもしない? は? なんで? それは、何かきっかけがあったの? 別に、言いたくなかったらいいんだけど。 嘘でしょ? 信じらんない! みんな書いてるし。 そんな人聞いたことない。未来ないじゃん。 え? 逆に、逆にさ、いったん落ち着いて? あの、じゃあさ。何が楽しくて、生きてんの? ああ。わかったわかった。 つまり、モテようとしてるんだ

          ポエムかよ

          そういや私、昔最強だったわ。忘れてた。

          情報伝達を第一義とすれば、最小限の表現は追究できる。が、それならTwitterなどで良い。 あえてnoteを使う以上、効率性よりも、その人ならではの表現を目指した方が良いのでは。 そこで、文体の話。 ぼくは、困ったことに。 ぼくの書く文体が好きなんだ。 まだ。まだ、我慢しているなぁ。 ここで自分を出すことを。 元々、小説を書くのが趣味だったもので。 基本、作品内のキャラクターに乗っかって書いていた。演じるのに近い感覚。しかも憑依型。 エッセイ的なスタイルで書くことは少

          そういや私、昔最強だったわ。忘れてた。

          粗製濫造でも作ってるだけマシだよなぁ…

          書きたいことが、ありすぎる。 ありすぎて、「あれも書きたい、これも書きたい」と迷ってしまう。 しかし残念ながら、私の体は一つしかない。ガジェットもアカウントも能力も時間も、有限だ。 左手のスマホでテーマAを、右手のキーボードでテーマBを、音声入力でテーマCを、なんて書けやしない。 それでも全部、書きたいのよ。 ひとつ、特技があるとするなら。 昔から私は、文章を書くことに全く抵抗のない人間だった。上手かったわけではないと思う。 スラスラと言葉が生まれてくる。 例えば、読書

          粗製濫造でも作ってるだけマシだよなぁ…

          トイレの話

          結論を先に書くわ。 「ネット犯罪が増えたからって、ネットが悪いことにはならなくない?」。 以上。 以下、駄文。 セクシャリティにおける個性の多さは、セクシャルマイノリティである私でも把握しきれないほどに沢山あるわ。 ソースは用意してないけれど、これ関係の話題でネット上でよく見る印象があるのが、トイレ問題。 私はアセクシャルで、別に女装願望もなければ「切り落としたい」とも思わないタイプ。だから男子トイレを使うことに抵抗はないし、なんなら女子トイレに入りたいとも思わない。

          トイレの話

          Sunday

          あるサンデー編集者は、煉獄さん推しで、 あるジャンプ編集者は、安室さん推しだった。 あるレズビアンは、星野源が好きだった。 あるゲイは、新垣結衣が好きだった。 好きなドラマをきっかけに。 二人は友達になった。 ある軍人は、愛犬の散歩に出かけた。 あるトリマーは、APEXをプレイした。 あるアセクシャルは、恋愛相談に乗っていた。 ある演歌歌手は、ヘビメタを聴いていた。 ある体操のおにいさんは、グデーってしていて。 あるトランスジェンダーも、グダーっとしていた。 ある文学者