心の余裕のなさが間違った判断をさせる
今回は、自分自身にとってより良い判断を下す為に、本当の欲求を知ることの大切さについて触れていこうと思います。
人間の本質とは安心を求めること
例えば結婚を焦っている女性がいたとします。
その人は結婚を焦っていることで心の余裕がない為に、適当な人を選んでそのまま結婚してしまいました。
最初はいいかもしれませんが、自分にとって妥協した相手ならばぞんざいに扱うようになるのも時間の問題でしょう。そうしたら我慢の日々か、もしくは離婚が待っているのは目に見えています。
もし結婚が目的なら適当な人を選べばいいのですが、大抵は「本当の」目的は幸せになりたい、楽がしたいといったものなんです。
何故なら人間の本質はそこにあるから。なんでもそうです。安心したい、幸せになりたい、楽したい。そういった気持ちが人を行動へと駆り立てます。
裏を返せば、安心できなかったらどうしようといった恐怖心や不安もまた、人を行動へと駆り立てるということだと思います。
焦りという感情
ここでいう心の余裕のなさとは、焦りのことです。
焦りの裏にあるのは不安です。
不安から行動したところで、その行動はその人にとって最適だとは言えない場合が多いのではないでしょうか。
つまり、不安は間違った判断をさせてしまうと言えると思います。
まずは「本当の」欲求を知ることから
ではその人にとって正しい判断とはどういう時に下されるのでしょうか?
その人が本来持っている欲求に素直に応えた時だと思います。
上に出した例の場合は、「幸せになりたい」というのか本当の欲求だったとします。
それなら、結婚ではなくても幸せになる方法は沢山あるはずですよね。
何かを判断する時は、焦り・不安・恐怖などからそれをしようとしていないか、自分の本当の欲求は何かということを念頭に置いていると、自分にとって間違った判断をすることも少なくなるのではと思います。