月日と心の変わり模様

小さな事業主ですが
気づけば18年目。

スタートは、まさに勢いでした。
20代の夢を追いかける行動力は
今より勢いがあったのかもしれません。

起動に乗るかもわからない2年そこそこで
会社の拠点になる家を建ててました。
計画があったのかある種の無知ゆえの
『ダメだったら売ればいい』
くらいの勢いです。

でも、やっぱり自分で建てた城は
愛おしくて守りたくて
その負荷をバネにしていたところもあります。

その頃の目標は
『この街でこの業界で1番になってやる』
って、本気で息巻いてました。
その心意気のおかげか
自分に課した負荷は10年そこそこでなくなり
その頃には私も少し丸くなってました。

『1番より私らしく』

星の数ほどある同業者に対抗するのではなく
その星々が繋がっていったら
もっと世界は広がるんじゃないかと。

そして同地区の同業者さん達との
交流会や勉強会をアテンドするように。
比べるのではなく、手を取り合う会です。

その活動のおかげで
自分を気づかせてくれたり
きっかけをあげれたり。　
そして、その感覚は
自身の顧客にも還元していく循環へと。

今思えば、
がむしゃらに仕事として続ける事より
誰に向けて何をしていくかの
目的意識がクリアーになった頃から
誇りと面白みが増しました。

その心の余裕が出来てから
様々な仕事へ広げる枝が伸びた気がします。

自分の仕事に使命なんてなくて
奇跡的に繋がった縁を
私らしくたおやかに紡いでいく。

『今日も楽しみっ』
と思える日々のありがたみを
これからも大切にしていきたいのが
私の思い描く未来です。

#エッセイ #コラム #未来 #仕事 #起業 #たおやか #スタンス #在り方 #月日 #マインド #わたしの舞台裏