2022.06.25 東京都最高峰 雲取山の登山記録
まえがき
東京都最高峰にして百名山の一つである雲取山に登ってきたレポートです.
小学生の頃に家族と登った富士山に次ぐ長時間の登山でした(体力なくて山頂まで行けなかったんですけどね).鴨沢コースから出発して往復7時間21分かかりました.
注意
スニーカーや運動靴での登山は避けるべきです
山中で水や食料を補給できる箇所はありません
中級〜上級の山です
一般的には鴨川コースで往復9時間〜9時間半かかります
今回は日帰りで登山しましたが,一般的には1泊2日で行きます
夕方4時以降は熊が出没する可能性があるらしいです
紙の地図か地図アプリをダウンロードしておくと安心です
もちろん,電波は届きません
無理はせず,途中で撤退する可能性も頭にいれておきましょう
地図
現地に現在の地名の看板はありましたが,地図はほとんどありませんでした.片道約11kmほどあるので,紙の地図かオフラインで使える地図アプリは入れておいたほうが良いです.
スケジュール
鴨沢コースから登山しました.東京方面からバス電車移動で登山する人は鴨沢コースが一般的かなと思います.
登りは4時間8分(山頂での休憩20分も含む),下りは3時間13分で合計7時間21分かかりました.
都内から雲取山へのアクセス
鴨沢コースの始点である鴨沢へは電車とバスでアクセスできます.
JR奥多摩駅まで電車で移動し,JR奥多摩駅からはバスで移動します.PASMO/Suicaは利用でき,片道639円で35分ほど乗車します.
行きは07:00発のバスに乗車しましたが,出発当初はギュウギュウで座れず辛かったです.奥多摩湖で降りる人が結構いたので,途中から座ることができました.
バスの時刻は以下を参考にしました.
帰りも本数はそこまで多くないです.僕は1時間待ちましたが,帰りは疲労で何もする元気がないのでバス停でぐったりしていたら時間が過ぎていました.
感想
夜中3時半に起きて準備をし,始発電車で鴨沢に向かいました.
07:42
鴨沢から出発します.階段を登って右に行くと登山口です..お手洗いはあります.自動販売機はありますが,コンビニなどはないので事前に食料とドリンクを持っていきましょう.
08:04
小袖登山口に到着です.つい先日の夕方ごろに丹波山村村営駐車場で熊が出没したとか鴨沢の登山口で話しているのを耳にしましたので本当に熊は出るみたいです.
ここにもお手洗いがあります.帰りにお世話になりましたが,普通にきれいです.ここから山頂までお手洗いはありません(山頂にもありますが,やはり汚いです)
08:49
茶煮場(ちゃにっぱ)に到着です.地名の看板だけで特に何もないです.
09:11
堂所に到着です.
09:21
富士見ターンに到着です.
09:29
マムシ岩に到着です.小袖登山口から半分の地点です.
09:44
七ツ石小屋下の分岐に到着です.どちらに行けばよいのかよくわからないですが,前の人について行く形で左の「ブナ坂・雲取山」方面へ行きました.
10:06
猫の又に到着です.
10:16
ブナ坂に到着です.ここまで山中を歩きましたが,ここからは景色が開けて見えるようになります.道も広くなり,やや平坦な道が続きます.
自分が汗を掻いて臭いってのもありますがこのあたりからハエなどの虫が多くつきまとってきた気がします.
遠くですが,天気がよいと富士山が見えます.
10:40
雲取山ヘリポートに到着です.このあたりから勾配が急な登山道もあります.
10:55
雲取山と富田新道の分岐に到着です.富田新道が一体なんなのかわかりませんが,左の「雲取山」方面へ行きます.
11:30
ついに雲取山山頂へ到着です.
山頂にお手洗いはありますが,やはり汚いです.大の方はもしかしたらトイレットペーパーがないかもです.
山頂でもハエなどの虫が多く,写真に黒く写り込んできます.山頂は風があったので若干冷えます.
11:50
下山開始しました.やはり下りのほうが楽なのですが,途中からお手洗いに行きたくなりました.
山頂にもありましたが,とても使えそうにないくらい汚いです.そのためやや急ぎ気味で下山しました.あまり休憩せず歩いていたら足が悲鳴を上げてきました.下りも下りでなんだかんだしんどいですね.
14:29
丹波山村村営駐車場に到着しました.お手洗いに行けました.本当に危なかったです.
途中で休憩をあまりせずにバテバテだったのでここで,20分ほど休みました.休んでいたら,走ってお手洗いにかけこんでいる人を見かけたので同じ心境の人は多そうですw
15:03
鴨沢まで撤退して無事に下山完了しました.クタクタになっていました.
無謀かなと思いつつ,日帰りでなんとか往復することができました.疲労は半端ないです.
日が暮れてしまう事も考えて,事前に撤退のラインは決めているほうが良いと覆います.僕の場合は
山頂到着までに手持ちのドリンクの4分の3を使い切る
13:30になっても山頂に到着できない
場合は途中で引き返すことを決めていました.
細い崖の道はありますが,非常に危険な道はないです.ただ,帰りなどは疲れが半端なく,感覚が鈍くなるので足元には気をつけたほうがいいでしょう.
その他
持っていって良かったもの
水2リットル(もう0.5リットルくらいあったほうがいいかも)
替えの服(汗でベトベトになります)
アクエリアス 塩分補給タブレット(前日になんとなく買いましたが,暑い季節に行くときは塩分補充ができる食べ物を持っていっているほうがいいです)
準備しておけばよかったもの
登山計画書届出
熊よけの鈴
栄養ゼリー(飲み物だと重いので,これで水分補充)
虫除けスプレー(山頂近くは虫が多いです)
携帯トイレ(とても大事!)
写真
参考になった記事
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