【vol.7:ピアニスト 反田恭平】オン/オフでも仕事に最適な空間づくりを
こんにちは。各分野のプロフェッショナルの方々に取材を行い、おすすめのWFHの環境や、リモートワークにおけるオンとオフの切り替え方などを紹介していくLighten up your WFHです。
(※WFHとはワークフロムホームの略で、家から仕事を行うこと。 最近だと、リモートワークやテレワークが類語として浸透している)
ビジネス、建築、クリエイティブ、音楽など様々な分野のプロフェッショナルの方々に、それぞれのリモートワークの中での過ごし方や、照明環境の整え方、オン・オフの切り替えのコツなどを取材しました。
下記、10名の取材記事を順次ご紹介いたします。
小山和之/designing
木本梨絵/HARKEN inc.
もろんのん/フォトグラファー
別所隆弘/フォトグラファー・文学研究者
浅子佳英/建築家
安藤剛/THE GUILD
反田恭平/ピアニスト
池澤あやか/タレント・エンジニア
平井幸奈/ForuStyle Inc.
杉田陽平/画家 (敬称略)
▼Lighten up your WFH
https://note.com/lightcycle_morph/m/m239d4b66a3b6
第7回目となる今回は、ピアニストの反田恭平さんのケースをご紹介。理想のワークスペースと照明の関係についてインタビューしました。
ピアニストを目指したのは「痛い職業は向いていないから」
ーまずはピアニストを目指したきっかけを聞かせてください
反田さん(以下、敬称略):ピアノは小さなころから趣味として習っていましたが、子供のころの私は熱烈なサッカー少年でした。プロを輩出するような強豪チームで練習しており、ピアノのレッスンそっちのけでサッカーの練習をしていましたね。
転機となったのは、12歳の時にサッカーの試合で手首を骨折したこと。あまりの激痛に「自分には痛い職業は向いてないな」と思い、サッカーの道は断念することに。それまで趣味だったピアノにはまり始めます。
ー本格的にプロを目指したきっかけはあったのですか。
反田さん:プロに憧れたきっかけは中学1年生の時に、プロのオーケストラの前でタクトを振ったこと。音楽番組でアマチュアがプロのオーケストラの指揮をする企画があり、運良く私が選ばれました。
初めてクラシック音楽のかっこよさに魅せられた私は、プロの指揮者にアドバイスを求めたのです。「何か楽器を極めなさい」という彼の一言により、プロのピアニストになる決意をしました。
ープロとして活動し始めたきっかけを教えて下さい。
反田さん:日本音楽コンクールで優勝後、公開レッスンを受ける機会があり、その先生からロシアで勉強しないかと声をかけていただき留学することに。また学生時代に調布音楽祭のプログラムの中で演奏していたら、プロのオーケストラの方から声をかけていただきオーケストラデビューにつながりました。縁に恵まれています。
半年後にはサントリーホールでコンサートがあり、2,000席が埋まったのを見てプロのピアニストになったのだと実感しましたね。
「いずれは学校を作る」夢の第一歩のためにオーケストラを設立
ー現在の活動について聞かせてください。
反田さん:ピアニストとして活動する他に、オーケストラを運営する会社を今年の5月に立ち上げました。一般的にオーケストラは財団法人が運営するもので、私が知る限り唯一のオーケストラを運営する株式会社です。
その背景には2017年にドイツで行われたDMG森精機さんの記念コンサートがあります。私は代打として急遽日本から呼ばれたのですが、その演奏を聞いた森社長が私の活動をサポートをしたいと言ってくれたのです。
将来オーケストラを作りたいと考え、その一歩となるダブル・カルテットを設立したタイミングでした。それを母体に2018年に17人のオーケストラを設立し、このオーケストラをサポートいただきました。最初は私を含めて8名だったメンバーも翌年には16名に。今年は特別編成で70名ものメンバーで演奏しました。3年かけて育て上げてきたオーケストラを、今年からは株式会社として運営していきます。
ーなぜオーケストラを作ったのですか。
反田さん:それは2016年の、TVドキュメンタリーの取材を受ける前日にまでさかのぼります。当時20歳だった私は学校を作る夢を見たのをきっかけに、30年計画で学校を作ろうと思ったのです。学校を作り、卒業生たちが世界中で活躍するのが私の夢です。
そのために私一人で活躍するのではなく、周りにいる人を輝かせなければなりません。オーケストラを作ったのは、学校を作るという夢の第一歩ですね。
Lightcycle Morphに惹かれ、デスクライトとフロアライトの2刀流に
ーピアニストと経営者の2足の草鞋を履いて忙しいと思いますが、オン/オフの切り替えについて教えて下さい。
反田さん:家に着いて着替えたらすぐにオフモードです。仕事中はジェルで固めている髪もほどいて、すぐにソファやベッドでくつろぎます。スマホのサッカーゲームが好きで、帰ってすぐに30~40分ほどプレイするのが、オフへの切り替えになっていますね。
ただし、オフの時も基本的には仕事のことを考えています。ピアニストと経営者の2足の草鞋を履いている感覚はなく、どちらにしても「どうしたらお客さんを楽しませられるか」と考えるのは変わりません。夢の中でも音楽のことを考えていますね。
ー照明へのこだわりはありますか。
反田さん:基本的に薄暗い場所が好きで、留学先でも部屋は間接照明にしていました。自宅のライトもこだわって選ぼうと思っていたのですが、結局お気に入りが見つからず、ずっと裸電球での生活が続いていましたね。
そんな生活を変えてくれたのが、昨年購入したDyson Lightcycle Morph™ライト(ダイソン ライトサイクル モルフ ライト)です。簡単に明るさや色を変えられる上に、夜になるにつれて徐々に光量を落としてくれる機能もあるため、私が理想としていた環境を作ってくれました。
ーLightcycle Morphを購入したきっかけを聞かせてください。
反田さん:もともとダイソンの製品が好きで、最初は羽のない扇風機の虜になりました。洗練されたデザインはもちろんのこと、子供のころに扇風機の羽に指を挟んだ経験から、扇風機の羽が少し怖かったんですね。万が一にも指を傷められない私にとっては、理想の扇風機です。
ダイソンに扇風機を買いに行った際、隣に置いてあったのがLightcycle Morph。最初は照明だと気づかず、ヒーターだと思ったんです。光源を支柱にしまうと、支柱が暖色系に光ってまるでヒーターのように見えるんですね。
「ダイソンはヒーターも作ってるんだ」と思って手をかざし、それが実は照明だと気づいた時は衝撃的でした。見た目とのギャップにはまった私は、翌日再びお店に足を運んでデスクライトを購入したのです。
ー初めて家でLightcycle Morphを使った感想はいかがでしたか。
反田さん:感動的でしたね。当時、音声SNSが流行っており、そこでダイソンの社員かと思われるほど、Lightcycle Morphの魅力について語りました。
デスクライトの使い勝手の良さに惹かれた私は、翌日も店に向かい今度はフロアライトも購入。現在は2台のLightcycle Morphだけで、我が家の明かりをまかなってくれています。
仕事でもオフでもLightcycle Morphが大活躍。
ーLightcycle Morphをどのように使っているか教えて下さい。
反田さん:家にいる間は常につけっぱなしですね。2台のヘッドを上に向けて天井を照らせば、部屋の照明がいらないくらいに明るくなります。
机で楽譜を読む時も助かっています。以前は安いデスクライトを使っていたのですが、照らす範囲が狭いため、B5サイズの楽譜を光がある場所に動かしながら読んでいました。Lightcycle Morphなら机の上全体を明るく照らしてくれるので、楽譜を読むのも格段に楽になりましたね。
レコーディングの音源チェックの際には、数百枚にも及ぶ楽譜を読むので、照明が変わるだけ仕事の効率が大きく違います。
ーオフの時はどのように使っているのでしょうか。
反田さん:机で作業するのに疲れたら、ソファで横になりながら楽譜や本を読むことも多いのですが、その時はソファ横にあるフロアライトを使います。楽譜に光を当てると見やすいですし、ちょっと目が疲れたと思ったら、壁に光を当てるように使っています。
あとは色も自在に変えられるのもいいですね。食事の際は料理を美味しく見せるために暖色系にしますし、作業をする際には集中できるクリアな色に切り替えます。長時間使っても熱くならない構造も嬉しいポイントです。
ー最後にLightcycle Morphの購入を検討している方へのメッセージをお願いします。
反田さん:Lightcycle Morphを使うようになったことで、仕事がはかどるようになりました。ライトを加減することで、集中できるようになりましたね。決して安い買い物ではありませんが、家で仕事をしている方には決して無駄な買い物にはならないと思います。
購入を検討している方は、ぜひ自分への投資だと思ってください。
ーありがとうございました!
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