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ネパールで親子丼

ネパールに来てやりたかったことの一つに、ネパールで日本食をつくってそれをネパールの人に食べてもらうというのがあった。最近日本食が食べたくなったのもあって、大好きな親子丼をつくることにした。

日本食をつくるといっても材料がなければ作れない。ここにきて気づいたのだが、日本食のほとんどは味噌と醤油の調味料から成り立っている。ネパールに来る前は、調味料は現地で簡単に入手できるものだと思い込んでいた。だが実際来てみるとなかなか売っていない。すこし大きなスーパーに行って確認したが、キッコーマン醤油が一本800円越えで販売されていた。日本だと388円の物がだ。ネパールでは醤油が日本での2倍の値段になるのだ。高いのは予想していたことではあったが、まさかこんなにも高いとは思わなかった。親子丼をつくろうと決めたとき、偶然にも今住んでいる家の冷蔵庫にめんつゆがあった。最初は醬油を使って作ろうと決めていたが、さすがに高すぎるので今回はめんつゆでつくることにした。

親子丼をつくるのに必要な材料は以下の物である。

鶏肉
たまねぎ
♦めんつゆ(2倍濃縮)
♦砂糖
♦水

鶏肉が今お世話になっている家になかったので自分で買いに行くことに。そこで家の近くにある肉屋に行った。200ルピー(約200円)分買いに来たつもりだったが、それがかなり多かったので120ルピー分の鶏肉を購入。これでもかなりの量があった。ネパールはとにかく肉が安すぎる。日本だともっとするだろう。肉を買った後、調理開始。マム(ネパールでできた第2の母)と一緒に玉ねぎや肉を刻んだ。めんつゆでそれらを煮込むとそれらしい匂いに。砂糖を入れ煮込みあがった後は、卵を落とし出来上がり。ご飯は日本から来られた方から頂いた日本のチンするご飯を使った。

食べた感想は、味は親子丼なのだが鶏肉が独特な味がした。くさいのだ。つくった親子丼を食べたマムはおいしいとは言ってくれたものの、本当かどうかわからない。これは改善の余地がある。次つくることがあれば、鶏肉の違う部分を使うなどして匂いをどうにかしたい。また、親子丼だけでなく他の料理もつくってみたい。


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