メジャーリーグ観戦での子ども連れ
先日、シアトルでメジャーリーグの試合を観戦して来ました。
シアトル・マリナーズ対ニューヨーク・メッツ。
場所は、シアトル・マリナーズのホームグラウンド、T-モバイル・パークのスタジアム。
スタジアムには開始2時間前から入れます。
球場内に入ると、あちこちからジャンクフードの美味しそうな香り。
陽気な音楽がガンガンに流れ、自然とテンションも高まります。
開始前から、すでに熱気に溢れてワクワクしてきちゃいます。
週末ということもあり、家族連れがたくさん。
スポーツ観戦は世代を問わずに楽しめるのが魅力ですね。
小さな子ども連れも多かったので、その様子を参考までにご紹介します。
赤ちゃん設備もあり
2才以下の子どもは無料ということもあって、赤ちゃん連れをたくさん見かけました。
その代わり、親の膝で座らせる必要があります。
赤ちゃんがぐずったら立たせたり、親が抱き上げてあやしたりしていました。
小さいうちから連れて行くうちに、子どもも親と同じチームのファンになっていくんでしょうね。
小さな子ども向けの設備も整っています。
球場内のトイレには、おむつ交換台がしっかり設置されていました。
授乳室(nursing lounge)もありますが、最大収容人数は、ママと赤ちゃんの計2人。
ただ、アメリカでは公共の場での授乳が女性の権利として法で保護されているので、授乳室が自席より遠い場合は、授乳ケープなどで対応しているママもいるかもしれません。
小さな子どもは、しょっちゅう親に連れられて上の階に上がっていました。
トイレ、授乳、飽きてぐずるなど様々…。
席を離れていても、いたるところにモニターが設置されているので、観戦はできます。
ナイスプレイを見逃す心配はないようですね。
遊べる施設が充実
観戦中に飽きてしまった子どものために、キッズコーナーも完備されています。
場所は3階。
バーチャルでバッティング体験、ピッチング体験が出来るコーナーもあるようです。
子どものエネルギーを発散できる場所が用意されているのは安心ですね。
ベビーカーで来た場合
ベビーカー(英語ではストゥロウラァ)を引いている親も見かけました。
すべての入り口はバリアフリーで、エレベーターが各所にあるので、移動はラクです。
ただ、折り畳めるベビーカーは観戦中、座席の下に入れる必要があります。
折り畳んで入れられない場合は、ゲストサービス・センターに預けることができるようです。
預ける場所が遠い場合の裏技として。
客席の上の階が、車いす用の席なのでベビーカーも余裕で置けます。
開始しても、そこが空席だった場合、係の人にお願いすればそこにベビーカーを置かせてもらえる可能性があります。
念のため、チェーンロックなどを持って行った方が安心です。
持ち物の注意点
気を付けなければならないのは、持ち物です。
小さなお子ども連れだと、外出先では荷物が多くなりますよね。
でも、球場では安全のため、原則としてカバンやリュックサックは持ち込むことが出来ません。
万が一持ってきてしまった場合は、近くのロッカーに預けることになります。
透明なプラスチックバッグなら持ち込めますが、サイズが決められています。
飲み物(未開封)は透明のペットボトルでこれもサイズ指定あり。
ただし、赤ちゃん連れの場合、紙おむつの入ったポーチや哺乳瓶の持ち込みはOK。
行かれるかたは、下記の公式サイトで最新情報を確認しておきましょう。
ゲート&バッグポリシーに関するFAQ |シアトルマリナーズ (mlb.com)
私は日本から持参の100円ショップで買った透明の化粧ポーチに、ペットボトルやティッシュ、ハンカチ類を入れて行きました。
なお、球場内は現金が使えません。
クレジットカードまたはデビットカードのみです。
現金しか持って来なかった人には、球場内で買えるデビットカードがあるそうです。
専用機械に現金を投入するとデビッドカードが出てきて、それなら売店で使えるとか。
服装について
シアトルは湿気が少なく、夏場でも過ごしやすい気候です。
また、日照時間が長いので、ナイターが始まる時間帯であってもまだ明るいです。
ただ、そうはいっても春から夏の初めはかなり寒そうです。
子どもが途中で寝てしまうことも考えて、ひざ掛け程度のブランケットを持って行った方が良いでしょう。
夏場も夕方になると冷え込むので、半そでに羽織るカーディガンなどを親子とも必要です。
イチロー人気は今も高い
シアトル・マリナーズという球団を知ったのはイチロー選手のおかげ。
日本にとっては超有名選手でしたが、アメリカでも、引退した今も人気があるようです。
売店には現役選手と並んでイチロー選手のグッズもあり、あらためて偉大な選手だったんだなあと、日本人として誇らしく感じました。
スタジアムは親子で楽しめる場所
子どもが小さいから、スポーツ観戦に行くのは諦めよう。
そう考えて行動しないのは、もったいないです。
もちろん、小さいときの子どもの記憶なんて、ほとんど残っていないでしょう。
まずは親が楽しむ。
子どもの安全は確保した上で、しっかりと楽しむ。
紹介したのは、アメリカのメジャーリーグスタジアム。
日本のスポーツスタジアムも、最近では子育て施設が充実してきています。
昔より、赤ちゃんを抱っこして応援しているママたちが多くなったとも聞きます。
小さな子ども連れでの観戦が未体験のママやパパ。
テレビで観るのとは違った迫力と臨場感を、ぜひ親子で体験してみてはいかがでしょうか。
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