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ポンコツと呼ばれた男の勉強法 ~吐き出す~

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勉強全体の流れ

前回、参考書の読み方について書いた。
次は問題集の進め方について書いていく。

僕の進め方は基本的に図①の通りだ。

図①問題集の進め方

問題を解き(フローチャートは後で説明)、次の日は前日の間違った問題を中心にさらっと復習し、また問題を解きというのを繰り返す。
問題集に収録されている問題の9割くらいを解けるようになったら次の問題集へ行く。
というのが基本的な進め方だ。

当たり前と言えば当たり前の進め方だが工夫点は次の解き方フローチャートにある。

主な工夫点は2つ
一つは選択と集中をすることだ
どういうことかと言うと、復習するときや2週目問題を解くとき
すべて1から解かず間違ったものやわからなかったものを
中心に問題を解き進めるということだ。

極端な例を挙げる。
1+1=2という問題をひたすら解き続けて何か成長につながるだろうか?
自分が解けた問題を何回解いても成長はあまり得られないだろう。
解けなかった問題が解けるようになる。そこに全集中する。それがゴールへの近道である。

二つ目は悩まないこと
考えることは大切だが、解決の糸口がまったく見えないまま悩むことは
あまりおススメできない。

これも極端な例を挙げる。
以下の問題が出されたとする。
「単連結な三次元閉多様体は三次元球面S^3に同相であることを証明せよ」
この問題を何も見ずウンウンうなって1日費やしたとしよう。
その1日は有意義な1日だっただろうか?
これはあまりにも極端すぎたが、同じように問題集を解くときも
ペンを止めて解決の糸口も出てこないまま、ずっと悩むよりも
考えてみて分からないなら、いさぎよく解法を見てしまった方がゴールへは近づく。
考えることは大切だが、悩むのは避けよう。

さて、この二つの観点をもとに問題集の進め方フローチャートを説明する。
まず、全体は図②の通り。

図②問題フローチャート全体版

問題を解いてみる。

図③正解した場合

問題を解いて正解ができていたなら、そのページの端に解いた日付と
「〇」の印を記入し、次の問題へ進む。

問題を解いてみて

図④間違った場合

最後まで解くことができたが、間違っていた場合は
そのページの端に解いた日付と「✖」の印を記入する。

問題を解いてみて

図⑤わからなかった場合

全く解法が思いつかない。
その場合は先ほども述べた通りあまり悩まない。
悩まず考えてみてわからなかったらあきらめることも肝心である。
そのページの端に問題を解こうとした日付と「✖」の印を記入する。
間違った、もしくは解法が思いつかなった場合
次のステップに進む。

図⑥ 解き方を理解しようとするとき

解き方を読み理解しようとする。
理解できたなら次の問題へ進む。
理解できない場合は主に3つの手段でさらに理解しようとする。
①誰かに聞く(SNS上でもいい)
②web・生成AIで調べる
③参考書で調べる
その分野が得意で説明が上手な誰かに聞くのが一番手っ取り早い。
僕の場合は独学がほとんどなので②、③をよく活用する。
ただ、それでもわからない場合がある。
その時はそこでペンを止めないようにする。読み進めていくうちに実は
そこに書いていたのか!というのはよくあることなので理解できないことについて
あまり気にしすぎずどうしてもわからない場合はとばして次の問題に進む。
そして、問題を解いていき、ほとんどの問題が同じようにわからないのであれば
それはその問題集が自分のレベルに合っていない場合があるため
他の問題集を探すのが得策かもしれない。

図⑦ 【再掲】問題集の進め方

そうやって問題集を進めていき、2周目は「✖」がついたものを中心に解き進める。
そしてだいたい9割が「〇」になったら次の問題集へうつる。

これが僕のやり方である。(長州力風に←これ分かる人いたらちょっぴり嬉しい)

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