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ポンコツと呼ばれた男の勉強法 ~正しい武器を持つ~


勉強法の全体的な流れ

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勉強をする理由が分かった。
じゃあ、あとは実行に移るだけだ!
と即実行に移るのもいいかもしれないが
その前にまだ考えるべきことがある。

それは、目標達成に向けて何を準備しないといけないのか?を考えることだ。
例えば、あなたはファンタジーゲームの主人公だとしよう。
これからラスボスを倒しにいくとして、丸腰で挑む人がいるだろうか。
ラスボスの属性を調べ、それにあったパーティーを組み
適した武器を持ったうえで、挑もうとするはずだ。

勉強も同じ。
ラスボスの属性を調べ(試験の特徴、選択か、論述かなど)
それにあったパーティーを組み(塾や予備校に通うのか?)
適した武器を持ったうえで(自分に合った問題集を持つ)
挑もうとするべきだ。

この章で考えることは3つ。
一つは、目標について、二つ目は周りの環境について、3つ目は自分自身についてである。

二つ目の周りの環境については4章の実行管理で話す予定のため
この記事では目標と自分自身について書く。

目標は必ず明確にしておかなければならない
僕の失敗談から話そう。
僕は日商簿記2級という資格試験に挑んだ。
とりあえず、本屋で売っている参考書で目についたものを買って勉強を開始した。
試験3週間前になってあることに気づく。
それは、工業簿記も試験範囲だということだ。
簿記2級では商業簿記と工業簿記と二つの科目が試験範囲だが
僕は商業簿記だけだとなぜか勘違いしていたいのだ。
かなり焦ってそこから猛勉強しなんとか合格したが、気づくのが少しでも遅かったら合格はできなかっただろう。
この例からもわかるように、まず目標とするものについてしっかりと調べるべきだ。
・試験時間
・問題形式(選択式か論述かなど)
・試験範囲
・難易度
・昨年度からの変化点(問題形式・試験範囲が変わっている場合があるため)
などは必ず調べておく必要がある。

目標が定まったら次にすることは、自分自身を知ることだ
東大を受けるからといって、自分に合わない難易度の高い問題集を買い
それをひたすら解いていても合格に近づくことは難しいだろう。
ここでも再度、僕の例を挙げたい。
僕は大学受験生の頃、数学の計算でケアレスミスが多発していた。
それにもかかわらず、それ用の対策を打たずに難しい問題を黙々と解いてた。
結果、過去問を解いても全然解けない。途中で計算が間違うので
最後まで問題が解き切れなかった。
そこで、恥を忍んで、中学生用の計算ドリルから始めることにした。
計算ドリルで計算問題をひたすら解く。
そうこうしているうちに徐々に計算でのケアレスミスも
少なくなり難易度の高い問題もよりスピーディーにより正確に解けるようになった。
ここで伝えたいのは中学校の問題をするべきということではない。
自分のレベルをしっかりと見極めて適した練習方法を選ぶべきということだ
あるべき姿、そして、自分自身の現状をしっかりと見極めて
そしてようやく何をするべきかが見えてくる。
あとは、参考書の評価サイトや本などを調べれば、自分に合った
問題集が見つけられるはず。

まとめ
①目標を明確化させる。そのまま突っ走ると思わぬ落とし穴が待っている
②己を知る。目標に合わせて背伸びをしていても状況はなかなか改善されない

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