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本はともだち⑩~母に始まり仲間につながる~

こんばんは。栗山ゆかりです。

気づいたら2日連続でカレーを食べていたけど、帰るまで気づきませんでした。

カレーっていいよね。
なんであんなに美味しいんだろう?

そういえば昔、「死ぬ前に最後に何が食べたいか」って質問をされたときに、迷うことなく「実家のカレー」と答えたっけ。

懐かしい。


最近、お世話になっている人と私の、それぞれの実家の話をしていた時のことです。
そのあと徐々に、本の話になりました。

その人が「尊敬している人に紹介されて読んだら、面白かった」という本は、死生観をテーマにした本でした。

それまでは『死生観なんてまったく興味なかった』そうですが、読んだ後、その人は
「今を一生懸命生きよう」
って思うようになったそうです。

毎日エネルギッシュで、仕事も人間関係も楽しんで、人生を充実させているその人が言うもんだから、めっちゃリアリティがあるなと。

で、私も読みたくなって。

ちょうどネットで使えるポイントもあって、即検索して、ポチりました。

まだ読み始めてないので、タイトルはまた次回。


で、そんな本エピソードを聞いて、昔のことを思い出した。

私は、人から勧めてもらった本や映画は割と見るタイプです。
そして、そのきっかけは母親だったな、と。

我が家でもっとも流行に敏感だったのは母かもしれない。

私が子供のころから、
「あんたこれ、すっごい面白いから!読んでみなさいよ~」
と母が勧めてきた本。

それが
・うる星やつら
・花より男子
・動物のお医者さん
・銀魂
・ハリー・ポッター
・しゃばけ

どれもこれも、今となっては有名どころのタイトルばかり。

でもこれら、アニメや映画になるまで知らなかったって人も多いのではないでしょうか。

子供の頃の記憶とはいえ。
おそらく、花より男子、動物のお医者さん、銀魂に至っては、母から紹介された時点ではまだテレビには出てなかったはず。

それが後になって、アニメとかドラマとか映画とか舞台とか、みーんな何かしら出世して、今もロングセラーになっている。

しかも母は、ジャンプ以外に雑誌は買ってなかった。
なんで知ってたんだ、そのタイトル。
って思うものも多かった。

いったい、どういうアンテナ張ってたんだろ。

将来ヒットするものをいち早く察知する能力に長けている人だった。
のかもしれない。


そうやって勧められては
・直後は「あっそ~」と答えるだけ
・ちょっとしてから読む
・軒並みハマる
・もっと早く読んどけばよかったって後悔する

というのが私のお約束でした。

で、新刊が出たら母に伝え、買ってもらって、母の後にすぐ読ん・・・
いや待てよ、私が先に読んでたかも。

そういう子供時代を過ごしたため
「私のことをよく知っている人が勧めてくるものは、私に合ういいもの」

っていう概念が生まれたんだと思います。

そんな実家時代の思い出を、ずいぶん時間がたって、全然違う場所で違う人との会話をしながら思い出した。

本はともだち。

ともだちと思い始めた最初のきっかけはそこだったかあ、と。

そして今は、仲間と一緒に同じ本を読んでは感想を話し合ったり、書いてあって心に響いたことを実践したりしてます。

そのおかげで、昔よりちょっとずつ、マシな大人になってきたんじゃないかと。

人と話せるネタが増えて、共感できる人が増えて、よかったと思います。

とはいえ、相変わらず難しい文章は苦手で、買ったはいいものの読み切れない本たくさんあるけどね。
大人になったら何でも読めるっしょって思ってたら、そうでもないっていう事実にも直面したけどね。

人生まだまだこれから。
この先も、いろんな本とともだちになって、仲間も増やしていきたいと思います。

では、また~♪




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