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かわいい土木とはなんぞや...『かわいい土木見つけ旅』【本紹介】

こんばんは 心陽菜紫です
早くも飽き性が顔を出してきたので、そっぽを向きながら記事を書いています へへっ
今回は、『かわいい土木見つけ旅』という本を紹介していきます!


かわいい土木見つけ旅/三上美絵

内容紹介


デカい、ゴツい、強そう、、、かっこいい、

皆さんが土木と聞いて思い浮かべる構造物の印象はどうでしょうか?
そんなにパッと土木構造物なんてもの思いつかないよっ!という方、住んでいる地域の橋や道路、線路、水路を思い浮かべてみてください。

お気に入りの橋 上手に撮れた?

一方、「かわいい」という言葉は愛らしいモノを見たときに発せられる言葉ですよね
猫、赤ちゃん、アイドル、はたまた雑貨など、
kawaiiと海を越えてまで日本人の「かわいい~!!!」という叫び声は響き渡っています

かわいいが具現化された生き物 それは猫

それでは、かわいい土木とはどういうモノなのでしょう
著者は本の中で次のように述べています

古くて、小さくて、人びとに愛され、大切にされている土木構造物
(中略)
それぞれの地域で暮らしを支えてきたインフラと、その誕生を喜び、大切に守ってきた地元の人たちとの関係の中にこそある

かわいい土木見つけ旅 はじめに より

面白い着眼点ですよね
本自体は図鑑のように大きい写真がたくさん載っているので、ぱらぱらと気軽に見ることができます!
ぜひ読んでみてください
あらすじです

”ドボかわ”物件の見どころ満載!
初心者の方も共感できる鑑賞ポイントの解説コラムも充実、あなたも土木ラブ♡の世界へようこそ。

かわいい土木見つけ旅 表紙 より

感想

私はこの本を読んでみて、先人たちの努力に気づくことができました
上記のように、図鑑のようにパラパラと読めるこの本ですが、
文章を読んでみると、その構造物の誕生秘話や工事の工夫など、普通に検索しても出てこないようなお話がごろごろと書いてあります

耐久年数が長い土木構造物は、歴史が長いため、明治時代やもっと言うと江戸時代まで話がさかのぼることもあります
生活様式がどのように変わろうとも、安全で便利な世の中をつくろうとする技術者たちの思いは不変なのだなぁとしみじみと感じました
そのため、土木に興味があまりなくても、歴史好きの方が読んでも楽しめると思います

実際に旅してみた!

この本を読んでまんまと影響された私は、本の中で紹介されているモノを実際に見てみたくなりました
そこで、山梨県にある猿橋を見るために出かけてみました

スクラムを組んで谷を渡る猿たちがヒント?!
創設がミステリアスな桔橋

かわいい土木見つけ旅 p.52 より

と紹介されていた橋
この本を読んだうえで行ったので細部までじっくり見ることができました うっしっし

日本三大奇橋のひとつ 猿橋

数か月前の話になりますが、旅行のあんなこんなも記事にしたいなあと思っています
近いうちにまとめるので良かったら読んでみてください

最後まで読んでくださりありがとうございました
コメント待っています!

また気が向いたら読みに来てください(^_^)/~



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